福島県道288号玉川鏡石線(ふくしまけんどう288ごう たまかわかがみいしせん)は、福島県石川郡玉川村から岩瀬郡鏡石町に至る一般県道である。
概要
石川郡玉川村大字竜崎字神ノ前から岩瀬郡鏡石町中町に至る。2024年(令和6年)4月19日、起点側を延伸して路線名が成田鏡田線(なりたかがみだせん)から玉川鏡石線に変更された[2]。
路線データ
歴史
路線状況
重用路線
道路施設
- 成竜橋
- 全長:139.96m
- 幅員:6.50m
- 形式:4径間PCプレテンT桁橋
- 竣工:1979年[4]
- 玉川村竜崎字松ケ作、字舘ケ崎から鏡石町東河原に至り、一級水系阿武隈川を渡る。橋上は上下対向2車線で供用され、歩道は設置されていない。
- 西郷内橋
- 成田から成田字原町、池の台にまたがり、一級水系阿武隈川水系鈴ノ川を渡る。橋上は上下対向2車線で供用され、下り線側に幅員2.5 mの歩道が設置されている。直上流側には水管橋が併設されている。道路橋梁整備事業により建設された。総工費は7,200万円[5]。
- 笠石高架橋
- 全長:193.7 m(盛土部含め372 m)
- 幅員:6.0(12.0) m
- 形式:3径間連続PCポステン中空床版橋+単純PCプレテンT桁橋+5径間PC連続ポステン中空床版橋(計9径間)
- 竣工:1994年(平成6年)
- 東詰は鏡石町東町、西詰は鏡石町中町に位置し、JR東日本東北本線を渡る跨線橋である。鏡石駅周辺の踏切閉鎖時間が長く渋滞が激しかったことから1985年(昭和60年)度より立体交差化と鏡石町中心部区間のバイパス建設が事業着手され、1994年(平成6年)に橋梁が竣工、1995年(平成7年)3月に当橋梁を含む2,207 mが開通した[6]。橋梁の総工費は5億600万円[7]。2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により、橋台や高欄、支承装置や橋桁落下防止装置損傷、橋桁のズレや伸縮装置の破損のために通行止めとなったが、橋桁のジャッキアップによる復旧工事が行われ同年9月末に供用が再開された[8]。
地理
通過する自治体
交差する道路
交差する鉄道
沿線
脚注
関連項目