支配者の黄昏
『支配者の黄昏』(しはいしゃのたそがれ)は、奥瀬サキによる日本の漫画作品、およびそれを原作としたOVA。 概要奥瀬サキの「火閻魔人」の続編に該る作品(共に奥瀬早紀名義)。前作の年代は描かれた当時である1980年代を舞台としていたが、こちらは2019年の近未来(発行時1991年)を舞台とし、新大久保に治外法権の中華街がある、西新宿に超々高層ビル群がある、外国人が多く移住しているなど、前作にはない多少未来的な設定になっている。 あらすじ桃源津那美は苗字を紫擾と改め以前と変わらない容姿のまま、新たに探偵事務所を立ち上げていた。 折しも巷に「ヒトが変性しヒトを喰う」事件(警察では「連続殺人97号事件」とされる)が多発し、紫擾探偵事務所にも1人の依頼人が訪れる。橘静香と名乗った依頼人は「鬼を探して欲しい」と頼む。最近の連続殺人は静香の恋人であった蔵座英次が起こしている、英次はある夜、静香の目の前で鬼になり、静香をズタズタに犯して去った、という。 「ヒトが鬼になる」と言う現象の背後に、若者達の間に流通しているある薬品と「本物の鬼」の存在があると踏んだ津那美は調査に乗り出した。 津那美と鬼、宿敵同士の邂逅がまた一つ描かれる。 OVA『支配者の黄昏 TWILIGHT OF THE DARK MASTER』のタイトルで、1998年1月21日に発売。 キャスト
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