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この項目では、1986年に発売された第1作と悪魔城ドラキュラシリーズ全般について説明しています。その他の用法については「悪魔城ドラキュラ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
『悪魔城ドラキュラ』(あくまじょうドラキュラ、英題: Castlevania)は、コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)[注 1]から1986年9月26日に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用ソフトのゴシックホラー・アクションゲーム。
ヴァンパイアハンターの主人公が吸血鬼ドラキュラを討伐するため、フランケンシュタインやミイラ男や狼男など数々の怪物が巣食う城に乗り込んで、様々な仕掛けをかいくぐりながら進んでいくホラーアクション。コナミのディスクシステム参入第1弾のソフトとして発売された。
また、その後同社より発売された一連のシリーズを指す。欧米では「Castlevania[注 2]」というタイトルで発売されており、これが悪魔城ドラキュラシリーズの英語でのシリーズ名である[注 3]。日本でも「キャッスルヴァニア」というタイトルで発売された作品もある。
ゲームの他に、小説やゲームブック、コミック、アニメーション、パチスロなども制作されているほか、宝塚歌劇団によるミュージカル作品が2025年に公開予定[1]。なおゲームシステムは、2D横視点のステージクリア型アクション、探索型アクション[注 4]、3Dアクションなどがある。ゲームシリーズの累計販売本数は2000万本を超える[4]。
概要
ドラキュラ伝説が残る中世ヨーロッパの小国トランシルヴァニア地方が舞台である。主人公は英雄クリストファーの血を引くシモン・ベルモンド[5][注 5]。当時のファミコン用ゲームとしては、ゴシックホラーを原調にしたリアルタッチなキャラクターや背景などのグラフィックアートと、ハイセンスな音楽、硬派なゲーム性が組み合わさって独特の世界観を生み出した。本作のコナミ広告チラシには「スーパーリアルタッチのアクションゲーム」と銘打たれていた[5]。
開発スタッフは数多くのホラー映画を見て作品づくりの参考にしたという。タイトル画面では映画のフィルム上に悪魔城ドラキュラと書いてあり、エンディングのスタッフロール表記では古典的怪奇ホラー映画へのオマージュのような名前になっているなど、映画的な演出も見られる。開発ヘッド(現在でいうディレクターやプロデューサー)は赤松仁司、メインプログラマーは岡出光弘、音楽作曲は山下絹代と寺島里恵で、その曲調はドラキュラサウンドとも形容され、後のシリーズ作品でもアレンジされ続けている。本作は当初ファミコン本体カセット用に開発されていたが、途中でディスクシステム用になり、楽曲にはディスクシステム専用音源は使われていない。ゲームの基本システムは、当時一般的であった2D横視点スクロールのステージクリア型ジャンプアクションのシステムをおおむね踏襲している。基本武器は鞭というのが特徴的であった。面数は全6ブロックで、6体のボスが待ち受ける。タイトルにはドラキュラと入っているが後述のキャラクターを見ても分かる通り、西洋の伝統的な怪物のほか映画や小説に登場する怪物など、実に多彩な怪物達がごった煮的に登場する。
当時ゲーム売り場などの店頭に設置されていたディスクシステム用ディスクカードのゲームソフト書き換え機であるディスクライターでは、1986年12月10日から書き換え可能になった。書き換え料金は500円。製品版にはディスクカードを書き換えたときのためのディスクカード用タイトルシールの予備が付属されていた。
1993年にはファミコンの周辺機器だったディスクシステムが完全に衰退していたため、同じディスクシステム用ソフトだった『もえろツインビー シナモン博士を救え!』『バイオミラクル ぼくってウパ』と同時期の2月5日に、ファミコン本体用のカセット版が発売された。ゲーム内容は全く同じな移植版であるが、音源の変更、イージーモードの追加、セーブが出来なくなった、というディスクカード版との違いもある[6]。当時はファミコン自体も既に衰退してスーパーファミコンがメインの時代であり、このカセット版は生産数も少なかったためか、中古市場ではプレミアが付き高値で取引されている。
2004年には、ゲームボーイアドバンスに移植され、任天堂のファミコンミニ・ディスクシステムセレクションシリーズの1つ(29番)として発売された。ディスクシステム版が忠実に再現されており、セーブも可能。パッケージなどもディスクシステム時のパッケージデザインを模したデザインとなっている。
その後はインターネットのポータルサイトのi-revoや、Wii、ニンテンドー3DS、Wii Uのバーチャルコンソールで、ダウンロード配信もされている。
なお、サブタイトル等が付いていない同名作品として他にMSX2版、アーケード版、スーパーファミコン版、X68000版の悪魔城ドラキュラがあるが、これらは移植ではなくそれぞれが独自のゲーム内容で新たに作られていて、作品としてはどれも1つ1つ異なりファミコンディスクシステム版とは別物である。また後述の携帯電話アプリ版は、ファミコンディスクシステム版のリメイク移植である。他に、北米でパソコン向けにファミコンディスクシステム版をベースにアレンジ移植されたIBM PC(MS-DOS)版、コモドール64版、Amiga版や、アーケード用にファミコンディスクシステム版を難易度を若干上げて移植された任天堂VS.システム版もそれぞれ存在する。「悪魔城ドラキュラ」が単独の作品名称として用いられる場合、シリーズ第1作であり最もポピュラーなファミコンディスクシステム版のことを指していることが多い。
ゲーム内容
システム
全6ブロックであり、各ブロックは3つのステージで構成され全18ステージとなっている。ステージとステージの境目には扉があることが多く、潜ることで次のステージへ進む。各ブロックの最後にはボスがおり、倒して赤い玉(「魔力の玉」)を取るとブロッククリア。最終ステージの城の最上階のドラキュラを倒し魔力の玉を全て取ればゲームクリア。画面上のステータスではシモンのライフのみならずボスのライフも並んで表示されており、ボス戦での対決で活用される。ステージ間には全体マップおよび次のステージルートとボスの影が表示される演出で、一部のボスは登場時の演出も凝っている。
シモンの攻撃は基本武器のムチとアイテムとして手に入れるサブウェポンで行う。ムチはタイミングを合わせて攻撃する必要があるものの当たり判定が長く、複数の敵を一度に倒すこともできる。アイテムの「クサリ」で最大2段階までムチを強化できる。サブウェポンは5種類あるが、1つしか持てず、アイテムの「ハート」を消費して使用する。ハートの初期値は5個(カセット版のEASYモードでは30個)。敵が発する火弾などの飛び道具もシモンの攻撃で破壊できるか、あるいはかがり火やロウソクを破壊するとハートなどの各種アイテムが出現する。特定の壁やブロック中に隠されていることもあり、敵を倒したときにアイテムが出ることもある[5]。
ジャンプは決まった幅で跳ぶ。ジャンプ中に軌道修正はできない。マップの中には階段があることも特徴で、十字ボタン上下で昇降する[5]。ダメージを受けたときシモンは跳ね飛ばされ、この際一切の操作を受け付けない(階段昇降中は跳ね飛ばされない)。跳ね飛ばされて転落死する場合もあり、ゲーム難易度を高めている要因の1つともいえる(EASYモードでは、ダメージを受けても跳ね飛ばされなくなっている)。一方で、跳ね飛ばされることによってショートカットできる場所もあり、熟練者による短時間クリアなどでは時おり活用されるなど、「難しいが上達しがいのある」ゲームデザインになっている[7]。
シモンのライフは16メモリで表示され、敵や敵の攻撃やトラップに触れるとシモンのライフが減っていき(ブロックによって減り方は異なり先へ行くほど多く減る)、0になるとミスとなり、シモンの残機を1失う(初期プレイヤー数は3)。穴などに落下したり一部のトラップに触れたりするとライフの残量に関わらずミスとなる。なお、各ブロックにはクリアまでの時間制限があり、残り時間が0になったときもミスとなる。ミスするとムチの強化状態や所持アイテムが初期化され(EASYモードでは初期化はなし)、そのステージの最初から再スタートとなる。シモンの残機数が0になるとゲームオーバー。このときにコンティニューするとそのブロックの最初から再スタートとなる。ただしブロック6の最終(ラスボスのドラキュラが登場する)ステージのみ例外でこの最終ステージから再スタートできる。ゲームオーバー時にはセーブすることも可能。セーブデータの保存領域は3つ用意されており、ロードした時は、前回保存したブロックの最初から始められる[8]。最初のゲーム開始時に名前を登録してスタートする。またスコアが設定されており、敵を倒したりアイテムを取ったりすると増加することもある。スコアが一定数値に達するとシモンの残機数が1増え、ブロッククリア時には残り時間とハート数に応じてスコアが加算され、ハートの数は0になり、次のブロックはまた5個の状態でスタートする。また、シモンのサブウェポンやムチの強化状態は次のブロックへも持ち越される。
ステージ構成
ブロック |
ステージ |
ステージ名[9] |
BGM |
ボス
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1
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1 |
城の入口(玄関)から廊下(ホール) |
Vampire Killer |
吸血コウモリ
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2 |
地下室
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3 |
廊下(ホール)
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2
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4 |
赤レンガの廊下と階段 |
Stalker |
メディウサ
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5 |
赤レンガの廊下
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6 |
礼拝堂
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3
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7 |
中庭に面した渡り廊下 |
Wicked Child |
ミイラ男
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8 |
別の塔に移る橋
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9 |
ミイラのいる部屋に移る橋
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4
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10 |
地下洞窟、下は水面 |
Walking on the Edge |
フランケンシュタインとせむし男
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11 |
中庭、崩れた城の残骸 |
Stalker
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12 |
狭い渡り廊下
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5
|
13 |
牢獄のある部屋 |
Heart of Fire |
死神
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14 |
実験室
|
15 |
額縁のある部屋
|
6
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16 |
時計台へ移るための橋 |
Out of Time |
ドラキュラ
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17 |
時計台の内部
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18 |
ドラキュラの住む塔の内部 |
Nothing to Lose
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アイテム
アイテムは基本的に取ったその場で効力を発揮する。背景のブロック壁の中に埋まっていたり、特定のポイントに移動することで出現する隠しアイテム的な存在もある。サブウェポンは↑ + Bボタンで使用できる。使用すると懐中時計以外はハート1つ、懐中時計はハート5つを消費する。別のサブウェポンを取ると取得中のサブウェポンは入れ替わって無くなり、連射アイテムも取り直しになる。オノ、聖水、クロスで一投で2匹以上の敵を倒すとボーナス点が入ることもある。
- クサリ
- メインウェポンである固定装備のムチは初期状態では威力も低くリーチも短い革のムチだが、このアイテムを1つ取るとクサリのムチになり威力が上昇し、リーチもわずかに伸び上下の判定も増える。2つ取ると長いクサリのムチに更になりリーチも伸びる。
- ハート(小)
- サブウェポンの使用に必要なハートが1つ増える[5]。
- ハート(大)
- サブウェポンの使用に必要なハートが5つ増える[5]。
- ロザリオ
- 画面上の敵が全て消滅する。但しスコアは入らない[5]。
- 透明薬
- 黄色の瓶。一定時間透明になり敵からダメージを受けなくなる[5]。
- ドル袋
- スコアがアップする。赤い袋は100、青は400、白は700ポイント。
- 宝箱、王冠
- スコアがアップする。特定地点に移動、または一定条件を満たすと出現する隠しアイテム。
- 肉
- ライフが6メモリ分回復する。特定の壁中に隠されている[5]。
- 魔力の玉
- ボスを倒すと現れ、ライフが全回復する。この魔力の玉を全て取り戻すことがドラキュラ討伐とともにゲームの目的であり(取扱説明書より)、これを取るとブロッククリア、5体のボスとドラキュラを倒し6つの玉を取ればゲームクリア。
- II連射
- 同じサブウェポンを連続して使い、攻撃が10回以上、敵や置物にあたると出現する[8]。壁を壊すと出現することもある。初期状態ではサブウェポンは画面内に1つしか存在できないが、このアイテムを取ると2発まで連射できるようになる[5]。
- III連射
- II連射取得後、同じサブウェポンを連続して使い、攻撃が10回以上、敵や置物にあたると出現する[8]。サブウェポンを画面内に3発まで連射できるようになる[5]。
- 短剣
- 前方に向け一直線に飛ぶサブウェポン。スピードは速いが、威力は低く敵の貫通もしない[5]。
- オノ
- 放物線を描いて飛び、敵を貫通するサブウェポン。上空の敵を倒すのに便利[5]。
- 聖水
- 聖なる水が入った瓶のサブウェポン。敵を貫通して落下し、接地すると瓶が破裂して燃え上がる。射程は短いが火で焼いて連続ダメージを与えられるため威力が高い[5]。
- クロス
- 十字架のサブウェポン。直進し、敵を貫通しながら飛び、ある程度の距離を進むと反転して手前に戻ってくる。スピードは遅いが威力は高い[5]。
- 懐中時計
- 敵の動きを少しの間止めるサブウェポン。これのみハートを5つ消費する。ブロック3以降のボスには効かない[5]。停止中はBGMも止まり、時計の秒針のような効果音のみになる。
ストーリー・設定
ストーリー
外部リンクの「公式ストーリー紹介」参照。
キャラクター
- シモン・ベルモンド[注 6]
- 主人公。父譲りの不思議な力を秘めたムチ[注 7]を武器とする。かつてドラキュラと戦って勝った英雄クリストファーの血を受け継ぐ青年で、ムチ使いの名人。基本武器は2段階までパワーアップするムチで、サブウェポンとして取得する短剣、オノ、聖水、クロス、懐中時計の5つを使用可能。
- コウモリ
- ヴァンパイアの眷属ともいえる存在。前方から上下にゆれ波型に飛んでくるタイプと、天井にぶら下がっていてシモンが接近すると飛び立つタイプがいる。シモンが触れると当然ダメージを受けてしまうが、コウモリ自身も消滅してしまう(一周目のみ二周目は消滅しない)。
- ゾンビ
- 蘇った死体。直進してくるだけの単純な動きしかしないが、次々と群れをなして襲ってくる。
- 黒ヒョウ
- 肉食獣。普段は静止しているが、シモンが接近すると素早い動きで走り出し襲ってくる。
- 半魚人
- 水辺に生息しているフィッシュマン。水中から突然飛び上がってきて、火弾を吐いて攻撃してくる。
- アーマー
- 動き出した鎧。悪魔城の番兵で普段は左右に歩いているだけだが、シモンが近付くと一直線に向かってくる。槍を持っているが使うモーションはない。
- メデューサ(スモールメデューサ)
- メデューサヘッドとも言う。首だけの小型のメデューサ。サインカーブを描いて飛んでくる[5]。
- 骨柱
- 動物の頭の骨が組み合わさった柱。動かないが、口から不定期に連続で火弾を吐いてくる。上の火弾は皮の鞭では立ったままでは迎撃できない。耐久力がかなり高い[5]。
- ゴースト
- 幽霊。突然空中に現れ、ゆっくりとシモンに向かってきて、しつこく追ってくる[5]。
- ホワイトスケルトン
- 人の骸骨。シモンと一定の距離を保ちながら、骨を放り投げて攻撃してくる[5]。
- カラス
- 羽ばたきつつ、不規則な動きで飛行して襲ってくる。コウモリ同様、触れるとカラス自身も消滅する(一周目のみ二周目は消滅しない)。
- せむし男
- 背中が極端に曲がっている小男。小刻みに震えながらじっとしているが、シモンが近づくとジャンプして跳ね回るトリッキーな動きで攻撃してくる。大ワシに運ばれてシモンの頭上からも襲ってくる。なお、FCカセット版『悪魔城ドラキュラ』以降は「のみ男」に名称変更されている。
- ホワイトドラゴン
- 骨だけのドラゴン。頭と長い体だけで手足や羽はない。常に壁面にくっついていて、体をくねらせつつ火弾を吐いて攻撃してくる。頭以外を攻撃してもダメージにならない上、耐久力がかなり高い。
- 大ワシ
- 巨大な鷲。足でせむし男をつかんだ状態で上空に現れ、落として飛び去っていく[5]。
- レッドスケルトン
- 血の色をした人骨。攻撃していったん倒しても一定時間経つとまた復活する。
- アックスアーマー
- 斧と盾を持った鎧。シモンのクロスのように反転して戻ってくる斧を上下に投げ分け、盾で正面からの攻撃を弾くため耐久力も高い。盾と本体の耐久度は別であり、斧で本体のみを攻撃することも可能。
- 吸血コウモリ
- ブロック1のボス。巨大なコウモリ。天井にぶら下がっており、シモンが近づくと頭上から襲い掛かり、空を飛び回りながら火弾を吐いて攻撃してくる。またブロック6ではザコ敵として登場する。
- メデューサ
- ブロック2のボス。巨大なメデューサの首。普段は石像に姿を変えているが、シモンが通り過ぎようとすると本性を現す。髪の毛になっている蛇を撒き散らして攻撃してくる。
- ミイラ男
- ブロック3のボス。双子のミイラ。必ず2体で登場し、挟み撃ちにして包帯を飛ばして攻撃してくる。ライフは一体ごと別で表示のライフは2体の合計値(そのため、一体のライフは半分となっている)。
- フランケンシュタイン
- ブロック4のボス。人造人間。せむし男とコンビを組んで出現するため、ボスとしては「フランケンシュタインとせむし男」となっている。このせむし男は、通常のせむし男と違って弾を投げてくるうえ攻撃しても動きが一瞬止まるだけで、フランケンシュタインはシモンの方に歩いて向かってくる。ライフは共通で、どちらかのみを攻撃しても両方倒せる。
- 死神
- ブロック5のボス。悪魔城の副官のような存在。突如上方から降下して登場する。ゆったりと飛び回りつつ、空中に無数の鎌を発生させ攻撃してくる。大抵ボスを撃破するとそれまで出ているザコ敵や敵弾は消滅するが、ここのボスのみ例外で撃破しても鎌は消えずに襲い掛かってくる。そのため折角撃破に成功したのに「魔力の玉」を回収する前に鎌にやられてしまう事例が数多くある。
- ドラキュラ
- ブロック6の最終ボス。強大な魔力を持つ魔王である吸血鬼。伝説では百年に1度キリストの力が弱まる頃に復活するとされている。イースターの夜にトランシルヴァニアの片田舎の廃墟修道院でドラキュラ伯爵の亡骸に人の生き血を注ぐ黒ミサの儀式を邪教徒が行い、不死の命が復活した。
- 登場時は頭部だけが浮かび上がり体が現れる。暗闇に紛れて姿を消し、突然現れて襲いかかりながらマントを翻して3発の火弾を放って攻撃してくる。頭部にダメージを与えライフをゼロにすると首がはじけ飛んで変身し、悪魔となって正体を現す。こちらの形態では大ジャンプしてこちらへ間合いを詰めつつ時折前形態と同じく3発の火弾を放って攻撃をしてくる。そのため、ライフは他5体のボスの2倍となる。どちらの形態も弱点である頭部以外はダメージが一切通らない。倒して6つめの魔力の玉を取ればゲームクリア。
他機種移植版
- 海外パソコンのアレンジ移植版
- それぞれのパソコン機種用にアレンジされて移植されており、とくにAmiga版は独自性が強め。BGMもアレンジされている。
- 移植・配信版
- 忠実にほぼそのまま移植。ただ、FCカセット版はイージーモードが追加されセーブは不可に。VS.版は業務用という仕様上、制限時間などが難しめに調整されている。
- 携帯電話アプリ版
- 携帯電話用にアレンジされて移植されており、完全版はグラフィックやBGMが一から作り直されリメイクされている。詳細は後述。
No.
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タイトル
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発売日
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対応機種
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開発元
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発売元
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メディア
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型式
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売上本数
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備考
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1
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悪魔城ドラキュラ
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200202182002年2月18日
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携帯電話 (iアプリ) (EZアプリ) (S!アプリ)
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コナミ
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コナミ
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ダウンロード配信
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-
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-
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2
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悪魔城ドラキュラ完全版
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200402182004年2月18日
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携帯電話 (iアプリ) (EZアプリ) (S!アプリ) (ウィルコム)
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コナミオンライン
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コナミ
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ダウンロード配信
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-
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携帯電話アプリ「悪魔城ドラキュラ完全版」
コナミの運営する携帯電話向けコンテンツサイト「コナミネットDX」で2004年2月18日に配信された、ファミコンディスクシステム版のリメイク移植作品。グラフィックや楽曲が本作用に新規に作り直されている。
タイトルは、ゲーム画面ではファミコン版と同じタイトルデザインで『悪魔城ドラキュラ』となっているが、コナミサイトなどでは『悪魔城ドラキュラ完全版』である。これは以前の2002年2月18日に同サイトで配信された携帯電話アプリ版悪魔城ドラキュラも存在するため、区別するための名称と思われる。2002年版は、グラフィックなどはリメイクされておらず、ファミコン版の劣化アレンジ移植であった。完全版はそのリニューアルにあたる。ウリキリでない携帯電話アプリ版をプレイするための月額利用料は、他のコンテンツも含めたコナミネットDX自体の情報利用料。携帯電話の対応機種等はコナミネットDXに掲載されていた。
mova505iシリーズなど本作を容量に収めきれない携帯電話機種では、前編・後編の2つに分けて配信され、FOMA900iシリーズなどでは、1つのアプリで配信された。ゲームシステムやストーリー、キャラクターはファミコン版と同じ。グラフィックはドット絵を全て一から作り直して強化され、BGMも携帯電話音源用に新たに全曲アレンジされている。ステージはファミコン版と同じ全6ブロック・18ステージで構成も同じであるが、所々カットされ長さは多少短縮されている。2周目もある。チュートリアル(解説者はゾンビ)付きの無料の体験版も配信され、STAGE2の半魚人ゾーン後までプレイ可能。
- STAGE SELECT
- 既に到達済みのステージから開始ステージを選択できる。
- MODE
- ゲームモード選択。鞭とサブウェポンを武器とする通常プレイの「ORIGNAL」に加え、本作オリジナルの鞭を使わずサブウェポンだけで進む「SUB WEAPON」が搭載されており、切り替え可能。ゲームクリア後の特典としてボスとだけ戦う「BOSS BATTLE」も追加される。
- DIFFICULTY
- ゲーム難易度を「EASY」か「NORMAL」か選択可能。
音楽
- サウンドトラック
- 悪魔城ドラキュラ ファミコン・ベスト(1990年3月21日、KONAMI)
- 悪魔城ドラキュラ ベスト(1998年9月23日、KONAMI)
- ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.3(2004年4月21日、サイトロン・デジタルコンテンツ)
評価
評価 |
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受賞 |
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媒体 | 受賞 |
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ファミコン通信 | 1986年ベストヒットゲーム大賞 グラフィック部門賞 | ファミリーコンピュータMagazine | 1986年ファミマガゲーム大賞 3位 | ファミリーコンピュータMagazine | ゲーム通信簿ディスクシステム部門 総合5位[18] |
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本作は、ゲーム雑誌『ファミコン通信』のクロスレビューで、8・8・9・9の計34点(満40点)でゴールド殿堂入りを獲得(ただし当時は「〜殿堂」という呼称はまだなかった)[15]、レビュアーの意見としては「点数を競うゲームじゃないのに、点数だけの意味がない隠れキャラが多すぎるのは、ちょっと疑問」、「アイテムを集めてまわるってパターンが『グーニーズ』に似てないこともない」、「画面もきれいだし、あきがこなくていい」、「グラフィックが綺麗。その分、動きがやや単調のような気がするが、ひさびさに大人も楽しめるソフトになっている」などと評されている[19]。また同誌の86年ベストヒットゲーム大賞では、グラフィック部門賞を受賞した。
『ファミリーコンピュータMagazine』では、1986年のファミマガゲーム大賞において、この年に発売された全120タイトルの中で『ゼルダの伝説』『ドラゴンクエスト』に次いで第3位を受賞した。同誌の読者投稿による「ゲーム通信簿」(レビュー)での平均点は、下記の通り20.65点(満25点)であった[20][17]。ゲーム通信簿のディスクシステム全作品の部門別ベストでは、音楽1位[注 8]、操作性1位、熱中度4位、オリジナリティ2位、総合評価5位であった[18]。また、同誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」では、「マップの広さや膨大な面数を売りものにするゲームの多い中、背景のち密さ、キャラクタのリアルさに重点を置いて作られたのがこの『悪魔城ドラキュラ』だ」「シモンの操作性も非常によく、ゲームの展開もスリル満点なのだが後半のステージの難易度が少々高すぎるかもしれない」と紹介されている[17]。
項目
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キャラクタ |
音楽 |
操作性 |
熱中度 |
お買得度 |
オリジナリティ
|
総合
|
得点
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3.25 |
4.43 |
4.35 |
4.35 |
- |
4.27
|
20.65
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シリーズとその変遷
シリーズ全作及び関連作品一覧
世界設定等の異なる作品や派生作品などもあわせ、ここでは関連作品をリストアップした。以下、作品名(日本国外で発売されたタイトルは英語での題名も記する)・発売日・対応機種の順に記す。発売元や開発元が表記されていない作品は、コナミ(先述の通り持株会社化以降はコナミデジタルエンタテインメント)による開発・発売である。単独ページがない作品や、移植作などについては簡単な説明も記する。
- パソコンのIBM PC版、コモドール64版、Amiga版(これらは欧米で発売された)と携帯電話のアプリ版は、アレンジ移植。中でもAmiga版は独自のグラフィックで作られるなどオリジナル度が高い。FCカセット版にはイージーモードを追加。
- シリーズ番外的パロディ作品。ドラキュラの息子が主人公。コミカルな内容になっている。
- ファミコン版同名作品の続編。
- SS版だけは他の移植とは違い、マリア使用可能や部屋数・アイテム数・楽曲数等、追加要素が多少あるPS版のアレンジ移植となっている。PS版には初期版、通常版、改良版がある。
- 隠し要素で黙示録のラインハルト編・キャリー編がプレイできるが、これはディレクターズカット版であり、黙示録がそのまま移植されているわけではない。
- X68000版の移植であるが、多少アレンジもされている。オリジナルモードとアレンジモードがある。
- ファミコン版のリメイク。
- アメリカで開発され、北米で配信された。移植やリメイクではなく、シリーズ初のモバイル(ケータイ、のちのスマホ)での単独新作。Desmond Belmontを主人公としたステージクリア型アクション。新曲18曲。
- 『血の輪廻』のリメイク。オリジナルの血の輪廻とPS版『月下の夜想曲』も移植され同時収録されている。月下にはマリア使用追加。
- アメリカのコナミで開発、配信された(日本未配信)。『月下の夜想曲』のグラフィックをベースとした『対戦ぱずるだま』だが、育成などのRPG要素もあるパズルRPG。
- 欧州のコナミのもとでゲーム制作会社MercurySteamが開発し、小島プロダクションが監修を行った。シリーズの中では最古の時代に位置する1047年が舞台。
- 『宿命の魔鏡』をHD画質で再構成し、追加要素を加えたもの。
- 『蒼月の十字架』『ギャラリー オブ ラビリンス』『奪われた刻印』を1本にまとめたもの。アーケード版をアレンジした『悪魔城ドラキュラ Revisited』(KONAMIとの共同開発)も収録されている。
- 関連作品
- 双葉文庫のファミコン冒険ゲームブックシリーズ9
- セガ シモンズクエスト (欧米:Castlevania II: Simon's Quest)
- 『ドラキュラII』を元にしたLCD(液晶)ゲーム機。開発はコナミではなくアメリカのタイガーエレクトロニクス社、日本での輸入販売はセガ。日本ではセガ・ゲームビジョンシリーズの1つとして発売された。
- 双葉文庫のファミコン冒険ゲームブック。
- 雑誌「ログアウト」で1992年の創刊号から連載されていた小説を、ログアウト冒険文庫でアスペクトが出版。作者:手塚一郎。その後1995年に未完のまま連載中断し、ログアウトは休刊となった。文庫版は「1」とあるが、2巻以降は出ておらず、連載された大部分が文庫版未収録。なお、手塚はSFC版の攻略本「悪魔城ドラキュラのすべて」(1991年12月発行)も執筆しており、その中で吸血鬼関連のコラムや小説風読み物なども書いている。
- Castlevania: Symphony of the Night
- 『セガ シモンズクエスト』と同じくタイガー社が発売した『月下の夜想曲』を元にしたLCDゲーム機。日本未発売。
- Castlevania: The Belmont Legacy
- 『ドラキュラ伝説』を元にしたパラレル作品。クリストファー・ベルモンドが主人公。全5冊。
- コナミの携帯電話コンテンツサイト「周刊コナミ」で配信され、毎周金曜に更新されていた。作者は秋月弓、小路貴之。PS2版『キャッスルヴァニア』(「ラメント オブ イノセンス」は北米版のサブタイトルだった)のコミカライズであり、オリジナルキャラクターや他の人物のエピソードも描写している。
- コナミのアーケード用のビデオスロットメダルゲーム機であるFEATUREWORLDシリーズの第3弾としてリリースされた。3ラインBET × 5ドラム式。主に『Xクロニクル』のキャラクターグラフィックを流用している。
- 電撃文庫MAGAZINE2008年11月号増刊に掲載された短編小説。作者:成田良悟。『蒼月の十字架』の1年後を描いている。
- タイトルは『パチスロ悪魔城ドラキュラ』と表記されることもある。コナミグループのパチンコ・パチスロ機器メーカーKPEが開発、販売したパチスロ機種。液晶演出で主人公として「ラルフ・C・ベルモンド」、ヒロインとしてオリジナルキャラ「アンジェラ」、敵として「ドラキュラ」「死神」「メデューサ」「サキュバス」「アイザック」が登場。キャラクタービジュアルは主にPS2版作品から流用されている。BGMは歴代作品の曲が使用されている他、「trezire de spirit」などオリジナル曲も多少ある。筐体は通常版の他にアンジェラパネルもある。携帯電話でのモバイルアプリ版も同時に配信開始された。後にはスマートフォンやiPad、iPod touchでのiOS・Android対応のアプリ版も配信された。なお「trezire de spirit」は、2010年の音楽ゲーム『pop'n music 18 せんごく列伝』(サウンドトラックには未収録)や、2011年のメダルゲーム『GRAND CROSS CHRONICLE』(ジャックポットを獲得した場合に稀にBIG BONUS時のムービーと共に流れる)でも使用された。
- 2008年後半にインターネットラジオ「コナミステーション」の「悪魔城ドラキュラ ラジオクロニクル」内で『月下の夜想曲』の後日談として配信されていたラジオドラマをドラマCD化して、コナミスタイルのみで発売された。
- KPEが開発、販売したパチスロ機種。前作パチスロ『悪魔城ドラキュラ』の続編。オリジナル女性キャラクター「D.A.」が新たに登場。携帯電話でのモバイルアプリ版も同時に配信開始された。オリジナルBGMのひとつ「緋月の狂想曲」は、2011年の音楽ゲーム『pop'n music 19 TUNE STREET』にも収録された。
- KPEが開発、販売したパチスロ機種。パチスロ悪魔城ドラキュラシリーズの3作目。今回はファミコンでも3作目だった『悪魔城伝説』をベースにしているが、グラント・ダナスティは登場しない。携帯電話でのモバイルアプリ版も配信された。オリジナルBGMのひとつ「De-a lungul vietii」は、2012年の音楽ゲーム『pop'n music Sunny Park』にも収録された。
- コナミグループとなったパチンコ・パチスロ機器メーカー高砂電器産業(後のコナミアミューズメント)が開発、販売したパチンコ機種。「EROTIC VIOLENCE」と銘打たれている。『Xクロニクル』をベースとしており、液晶演出で主人公として「リヒター・ベルモンド」、オリジナル女性キャラクター「ヴィクトリア・フロレスク」なども登場する。
- KPEが開発、販売したパチスロ機種。パチスロ悪魔城ドラキュラシリーズの4作目。「Reborn(新生)」をキーワードとして開発され、「光(オモテ)と闇(ウラ)が織り成す究極のA+ART誕生」と銘打たれている。今回は比較的最新作といえる『ロード オブ シャドウ』をベースにしており主人公はガブリエル・ベルモンドであるが、新ヒロインとして「フェリシア」が登場するなど新キャラクター達や、パチスロ・パチンコ版シリーズ恒例の新曲など、オリジナル要素も多い。
- 海外制作のオリジナルアニメ。悪魔城ドラキュラシリーズから着想を得た中世ヨーロッパが舞台のホラーアニメシリーズ[21]。
- 海外制作のオリジナルアニメ。悪魔城ドラキュラ-キャッスルヴァニア-の続編。キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲、悪魔城ドラキュラX 血の輪廻、悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲、バンパイアキラーを下地にしたフランス革命が舞台のホラーアニメ。
- 『悪魔城ドラキュラ』 ~月下の覚醒~[1]
- 2025年公開予定の宝塚歌劇団によるミュージカル作品
- 永久輝せあと星空美咲が主演し、鈴木圭が脚本・演出を担当。花組公演。宝塚版のオリジナルストーリーを予定。
その他、開発中止作品として、2000年ごろドリームキャスト用に北米で発売予定だったアメリカのコナミで制作されていた3Dアクションゲーム『Castlevania: Resurrection』がある。シリーズ17作目として1作目のシモン・ベルモントが活躍する直前の1666年が舞台で、主人公はソニア・ベルモントとソニア・ベルモント引き取られる事となる1666年のドラキュラ城にタイムスリップした19世紀のイギリスの吸血鬼ドラキュラ殺しであるビクター・ベルモントの2人の主人公に焦点を当てたゲームとなる予定だった。日本のコナミとの日米のコナミの開発チームの不仲の問題やドリームキャストの不振などが原因で開発中止となった[22]。ほか1996年か1997年頃にメガドライブのスーパー32X用作品として発売予定だったリヒター・ベルモントやマリア・レナードとリヒター・ベルモントのライバルが登場予定の『Castlevania: The Bloodletting』も開発中止となっている[23]。タイトル未定な段階で開発中止になった作品としては2008年頃に発表されたPlayStation 3とXbox 360用作品(『ロード オブ シャドウ』ではない)がある。他に、2000年代中頃から2010年代前半にアメリカでの実写映画化・アニメ化の話なども出たことがあり、これがのちにNetflixオリジナルアニメ版の製作に繋がった[24]。
世界観の変遷
初期の「リアルさ、硬派な雰囲気」といった世界観はシリーズが進むに従って変化していった。
1993年の『血の輪廻』では、初めてアニメーションのデモシーンが挿入され、キャラクターイラストもアニメ絵となった。1997年の『月下の夜想曲』では、ゲームシステムが大きな転換点を迎える。RPGの要素を深め、従来のステージクリア形式から『メトロイド
』シリーズに類似したマップ探索・アイテム収集型のシステムに転換がなされた他、キャラクターデザインには小島文美を起用し、これまでと異なる耽美的な世界観を打ち出した。難易度的にもハードルが下がり、販売本数も好調であったが、この成功により以降はストイックなステージクリア型のアクションゲームから探索型のアクションRPGが主流になっていく。『月下の夜想曲』以後ゲームシステムが大きく変化し、装備やアイテム、マップ探索の要素が加わっているが、そのような作品でもゲーム本編クリア後にマップ探索を除くこれらの要素を排除したおまけモードが隠されている場合があり、本編とは別のキャラクターを操って(ステージは本編と同じ)、初期の作品ほどではないものの、硬派なアクションが要求される。
また、作品数が増えるにつれ作品内の年代設定・ストーリーを年表として書き出すと矛盾も生じ出し、初期の「ドラキュラは100年に1度復活する」という設定が必ずしも守られなくなったり、一部の作品のストーリーが年表上は外伝扱いに改変されたり、新しいストーリーで作品が作られたりと、設定・ストーリー等は作品ごとに後から変えられてもいる。
1999年発売の『黙示録』からは3Dフルポリゴンの作品も制作されるようになった。ただし、主に携帯ゲーム機用として2Dドット絵の作品も制作されている。
シリアスでダークなゴシックホラーの世界観の本シリーズであるが、『月下の夜想曲』以降はゲーム中に時折お遊び・パロディ的な要素が挿入されていることもある。基本的にゲームの本筋には関わらない形での登場であるが、サブイベントから敵やアイテムの説明文など様々である。また、PS2版『キャッスルヴァニア』以降の作品では、公式サイト等に開発スタッフ自身(主に「しずもん」というスタッフが描いている)が手がけたコミカルな4コマ漫画やイラストが掲載されていることもある。欧州開発の『ロード オブ シャドウ』では、再びシリアスながらも終始陰鬱な重厚な雰囲気のダークファンタジーになっている。『ロード オブ シャドウ』は、その年発売のコナミのゲームで北米で1番売れるなど世界的に好調に売れて、悪魔城ドラキュラシリーズで最も成功を収めた作品(2013年時点)となり、「悪魔城ドラキュラ」(Castlevania)は再びコナミの代表的なタイトルに返り咲いた[25][26]。
客演・コラボレーション
脚注
注釈
- ^ 同社は2006年3月31日の持株会社化に伴い、新設された子会社の「コナミデジタルエンタテインメント」(KDE - J)にゲーム開発事業・版権などは移行された。以降も販売ブランド名としては従来通りの「KONAMI」を使用している。
- ^ キャッスルヴァニア、Castle=城とTransylvania=トランシルヴァニア地方を合わせた造語。
- ^ シリーズ初期の頃は日本国内での英語題表記は「DRACULA」であったが、のちに欧米表記に合わせ統一された。
- ^ 『メトロイド』を元祖とするマップ探索型アクションRPGで、「メトロイド」と「キャッスルヴァニア」を合わせて「メトロイドヴァニア」とも呼ばれる[2][3]。
- ^ 本作のコナミの発売告知や広告チラシでは「ベルモント」となっていたが、説明書では「ベルモンド」となっている。なお、欧米版ではこの変更はされておらず、ずっと「Belmont」のまま続いている。日本版でもスーパーファミコン版悪魔城ドラキュラでは「ベルモント」とパッケージ箱に表記されている。
- ^ 本作のコナミの発売告知や広告チラシでは「ベルモント」となっていたが、説明書では「ベルモンド」となっている。なお、欧米版ではこの変更はされておらず、ずっと「Belmont」のまま続いている。また、同社のファミコンソフト『ドラゴンスクロール』のゲーム中には、シモンはドラキュラを倒した後にトランシルバニアの名誉市民になったという台詞がある。
- ^ 本作の広告チラシによると「洗礼されたムチ」。
- ^ 2位は新・鬼ヶ島、3位はゼルダの伝説、4位はファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女、5位は遊遊記
出典
外部リンク
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