小高駅(おだかえき)は、福島県南相馬市小高区東町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[1]。
歴史
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震災前の駅舎(2008年3月)
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震災後、営業休止中の駅舎(2012年11月)
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営業休止中の駅構内(2012年11月)
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営業再開当初の駅構内(2016年12月)
駅構造
原ノ町統括センター(原ノ町駅)管理の無人駅で相対式ホーム2面2線の地上駅である。木造駅舎を有する。上下線の間にはホームのない中線がある。ホームと駅舎は跨線橋で連絡している。ホーム上に待合室がある。
東日本大震災により営業休止となるまではみどりの窓口にマルス端末が設置されていたが、営業再開後はみどりの窓口は設置されず、自動券売機のみとなっていたが無人化により撤去された。現在は簡易Suica改札機、乗車駅証明書発行機と多目的モニターが設置されている。
無人化後、駅事務室だった部分はJR東日本スタートアップ株式会社がWi-Fi(現在は撤去されている。2024年10月現在)やコンセントを備えたフリースペースとして開放(平日16時~19時・土日祝12時~16時30分)しており、開放される時間帯は管理者が常駐するほか、朝夕の通学ラッシュ時には不定期にJR社員による特別改札が実施されている。
なお、事務室内には異常時に用いる連動盤などの信号設備が設置されているほか、標語や予定表なども有人駅だった頃のまま残されている。
常磐線仙台エリアにおけるSuica利用区域の南端であり、当駅よりいわき方面へSuicaによる利用はできない。
南相馬市小高区(2006年1月の合併前までは小高町)の中心駅であり、東日本大震災以前には一部の特急列車も停車していたが、2020年3月の常磐線全線開通時以降、当駅への特急停車はなくなった。
相馬野馬追2日目開催時の夜に行われる小高花火大会の日には当駅が混雑するため原ノ町駅から駅員が出張し特別改札が行われる。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
2016年7月12日の営業再開当初は、下り本線の上に仮設の足場を設置して1番線ホームを拡張し、中線を相馬方面への折り返しに用いていたが、2017年4月1日の浪江方面への再開に際して仮設の足場は撤去され、上下線ともに本来のホームに停車するようになった。
日暮里方ホーム端付近に、乗り越し分岐ならびに保線用機械車両の留置線が存在する。
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改札口(2022年4月)
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待合室(2022年4月)
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ホーム(2022年4月)
利用状況
JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺
旧小高町の中心部で、駅前に商店がある。周辺は大きな住宅地である。当駅周辺は福島第一原子力発電所事故に関連する避難区域であったが、2016年7月12日に解除された。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■常磐線
- 桃内駅 - 小高駅 - 磐城太田駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ 桃内駅はSuicaエリア外、浪江駅以南はSuica首都圏エリアとなるが、エリアを跨いで使うことはできない。
出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目
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外部リンク
常磐線(いわき - 岩沼 - 仙台) |
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