小松 美羽(こまつ みわ、1984年〈昭和59年〉11月29日 - )は、日本のアーティスト。長野県埴科郡坂城町出身。山犬・
狛犬・神獣をモチーフにした作品で知られる。彼女をプロデュースするプロジェクトチーム「風土[1]」に所属している。坂城町特命大使[2]。女子美術大学特別招聘教授。東京藝術大学非常勤講師。Maison Christian Dior オフィシャル・アンバサダー。環境省「つなげよう、支えよう、森里川海プロジェクト」アンバサダー。
来歴
学生時代(2003~2006年)
- 2004年(平成16年)に女子美術大学短期大学部を卒業する[3]。再度、同大学の版画研究室の研究生として専攻し、計4年間在籍する。学位は学士。教員免許取得。
- 銅版画作品「ちょんこづいてた頃」で、2004年度女子美術大学優秀作品賞受賞、2006年度日本版画協会 版画展 入賞する。
- 銅版画作品「生死」で、2005年度女子美術大学優秀作品賞受賞する。
- 2005年度 町田市立国際版画美術館 大学版画展 に出展。
- 2006年度 すどう美術館 銅夢展 に出展。
2007年(平成19年)
2008年(平成20年)
- 雑誌『B.L.T.』にて「小松美羽のオーラのヒミツ」の連載が開始。ゲストを招いたカウンセリング形式で、南まりか・華彩なな・秦みずほ・滝沢乃南・渡辺万美らなどを招いた。
- 1月6日、文化放送「中西哲生のなでしこ応援団!」に出演する。
- 9月、au ezチャンネル「グラビアセクシーチャンネル」に出演する。
- 10月、雑誌『ヤングジャンプ 21世紀美少女~newsなアイドル2008~』にて掲載。
- チャリティアートRoses展(青山スパイラルホール)に出展。
- 雑誌『特冊新鮮組DX』にて掲載。
- 雑誌『EX大衆』にて掲載。
2009年(平成21年)
2010年(平成22年)
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
- 地元である坂城町の鉄の展示館(人間国宝宮入行平の博物館)で「画家・小松美羽 ふるさと坂城を描く~神ねずみと唐ねこさま~」を開催、歴代動員数4位となる。
- 4月、オリンパスプラザ東京、大阪にて写真・銅版画30点を出展した個展『画家の原点回帰〜ウガンダ〜』を開催する。
- トヨタのキャンペーンで地方から日本を元気にするプロジェクト「ニッポンコレカラプロジェクト」長野県代表に選出され、アクセス数は29県中全国1位であった。
- 11月、北野美術館別館(北野カルチュラルセンター)にて「小松美羽展 信州からの覚醒と神秘~原点~」を開催。
- 12月にはフランスの文化通信省主催のチャリティーイベント日仏合同展「レ・サパン・ドゥ・ノエル・デ・クレアトゥール(Le sapins de Noël des. Créateurs)」(訳:クリエーターたちのクリスマスツリー)にてフランスのロスチャイルドホテルと阪急百貨店うめだ本店で日本代表アーティストの一人として染色作家・奥田祐斎とコラボでクリスマスツリーを制作する。
- 坂城町特命大使にも任命され、地元中学の美術の指導やバラ祭りの開会式、びんぐし湯さん館のテープカットなど地元のイベントに参加する。
2013年(平成25年)
- 日本の伝統工芸を大切にし、MADE IN JAPANを世界ブランドにするプロジェクトチーム「株式会社 風土」に所属。
- 2月に第十回長野灯明まつりにおいて長野県を代表するアーティストとして中島千波と共に巨大灯籠を制作、善光寺の仲見世通りに展示する。
- 6月にはフランスの老舗製紙メーカーのCANSON財団(英語版)が毎年開催するPRIX CANSON2013にて日本代表として選出され、60数カ国からのエントリーの中から世界ファイナル39人にノミネートされ、パリ市立プティ・パレ美術館にて特別企画展示された。
- 京都の老舗着物メーカーとオリジナルの浴衣、振り袖を制作、博多織とのコラボ作品も発表。空海劇場2013にも招待されライブペイントを行う。また有田焼とのコラボで来春には中東に進出。
2014年(平成26年)
- 遷座祭より1年の5月11日に出雲大社に絵画「新・風土記」を奉納し、神祜殿にて展示されている[13]。
- 5月、東京彩鳳堂画廊にて、個展『えほん 誰も教えてくれなかった!小松美羽展』を開催する。
- 12月21日、求龍堂より初画集『小松美羽ー20代の軌跡ー2004・2014』を出版する。初・画集出版にあたり、漫画家・水木しげるとの対談を、KADOKAWAの交渉によって何度も断られながらも果たす。その縁により、2011年の水木しげるの訃報に「昨日の【情熱大陸】は先生は見ていただいて天に召されたと私は信じております。」と深い感慨な思いを綴った[14]。
2015年(平成27年)
- 電子写真集『MIWA KOMATSU WORKS』がクリーク・アンド・リバー社より刊行され、世界配信となる[15]。
- 庭園デザイナー・石原和幸の作品「EDO NO NIWA」とコラボした有田焼の『天地の守護獣』が高い評価を受け、大英博物館に所蔵された[16][17]。
- 11月29日放送、TBS系列・情熱大陸にて『決戦は31歳の誕生日!「美しすぎる画家」と注目を集める小松美羽に密着』として出演する[18]
2016年(平成28年)
2017年(平成29年)
2018年(平成30年)
- 3月7日、ダイヤモンド社より自己啓発書『世界のなかで自分の役割を見つけることー最高のアートを描くための仕事の流儀ー』を出版する。
- 12月21日、求龍堂より画集『小松美羽ー大和力を、世界へー』を出版する。
- 12月、東京日本橋三越にて個展『大和力を、世界へ』を開催。
2019年(平成31年/令和元年)
2020年(令和2年)
2021年(令和3年)
- 5月27日・6月3日放送、日本テレビ系列・「アナザースカイ」にて2話特集され出演する[26][27]。
- 6月26日放送、広島テレビ開局60周年記念特別番組「神獣アーティスト 小松美羽と地球の涙」に出演する[28]。
- 7月25日、長野市の長野県立美術館の開館を記念してライブペインティングが行われた。7月29日から8月24日まで同美術館にて展覧会も行われる。
- 8月21、22日放送、日本テレビ系列・「24時間テレビ44」のテレビ信州にて24時間でライブペイントをする[29]。
- 8月、デジタルガレージ主催の「Earthshot 〜Whole Earth Catalogから50年、これからの未来・テクノロジーを考える〜」にて高野山で制作した作品「NEXT MANDALA-魂の故郷」がメインビジュアルに採用される[30]。
- 8月、展覧会「渋谷Bunkamura Gallery 交差点-いま、ここからの」に出展する。
2022年(令和4年)
2023年(令和5年)
脚注
- ^ 株式会社風土HP
- ^ 坂城町公式ホームページ「小松美羽さんのライブペイントが行われました」
- ^ プロフィール 小松美羽 Official Site
- ^ [1]株式会社マーリン 小松美羽プロフィール
- ^ 小松美羽の恋愛鑑定
- ^ お宝鑑定大会 in 六本木ヒルズ
- ^ [青春色 https://g.co/kgs/DFz79Q]
- ^ 小松美羽 タケミネット出演
- ^ 2020Value Creatorバックナンバー
- ^ 超越し繋ぐ力―キメラ化され、爆ぜる「生と死」の画
- ^ 小松美羽 2011旅行記
- ^ https://www.n-bunka.jp/next/artist/entry/55.php
- ^ “東京ウォーカーでも連載中の“美しすぎる銅版画家”小松美羽が出雲大社に作品を奉納”. 東京ウォーカー. (2014年5月16日). https://www.walkerplus.com/article/46715/ 2015年11月29日閲覧。
- ^ https://www.facebook.com/215345165145212/posts/1084582061554847/?d=n
- ^ “美しすぎる銅版画家”とも評される小松美羽氏の電子写真集「MIWA KOMATSU WORKS」
- ^ 坂城町公式サイト - 平成27年10月のできごと > 快挙!小松美羽さんの作品が大英博物館に展示・所蔵されました
- ^ “コラム:情熱大陸:決戦は31歳の誕生日! 「美しすぎる画家」と注目を集める小松美羽に密着”. 毎日新聞. (2015年11月27日). http://mainichi.jp/feature/news/20151127org00m200019000c.html 2015年11月29日閲覧。
- ^ 小松美羽 情熱大陸
- ^ TED信州大学
- ^ 小松美羽 徹子の部屋
- ^ 小松美羽 深イイ話 出演
- ^ 今夜くらべてみました 小松美羽 本棚独特女
- ^ 『日本テレビ『24時間テレビ43』チャリTシャツのデザインに、現代アーティスト・小松美羽を起用』(プレスリリース)株式会社 風土、2020年7月6日。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000045680.html。2020年7月6日閲覧。
- ^ 小松美羽特集Discover Japan10月号web版特集記事
- ^ “戦国パズル!!あにまる大合戦(パズあに)公式サイト”. www.racjin.co.jp. 2022年2月12日閲覧。
- ^ 小松美羽 アナザースカイ 伊勢編
- ^ 小松美羽 アナザースカイ 出雲編
- ^ 小松美羽 テレビ派
- ^ 小松美羽 24時間テレビ44信州放送
- ^ Earthshot 2021
- ^ “【開幕】特別拝観「東寺のすべて」京都の教王護国寺(東寺)で10月31日まで 真言宗立教開宗1200年を記念 最高法儀「後七日御修法」が行われる灌頂院で小松美羽《ネクストマンダラ - 大調和》展示”. 美術展ナビ (読売新聞社). (2023年10月10日). https://artexhibition.jp/topics/news/20231010-AEJ1632277/ 2023年10月12日閲覧。
外部リンク
Data