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太良町(たらちょう)は、佐賀県の南端に位置する町で、藤津郡に属する。
佐賀県の南端に位置しており、西側・南側は長崎県に接し、東側は有明海に面する。西に位置する多良岳は、約130-100万年前と約80万~40万年前に火山活動した旧用語の死火山。
気候は多良岳山系の影響により降水量が多く、標高が高いが温暖な気候である。
町内は4大字が設置されている。伊福は全域が地番符号・甲となっており、大浦は甲から己の地番符号がある。
統計はすべて2010年10月1日の国勢調査のもの。
農業では、みかんの生産や畜産が盛ん。広い林地での林業も盛ん。また、有明海に面しているため水産業が特に盛んであり、海苔の養殖が主幹産業となっている。水産物も良く獲れ、特にワタリガニは竹崎ガニの名で知られている。国道207号線を中心にお店が多いことから、この沿線を通称「たらカキ焼海道」と呼び、全国各地に広がるカキ小屋の発祥地でもある。
最寄りの空港は長崎空港もしくは佐賀空港。佐賀空港と町内の間には予約制のリムジンタクシーが運行されている(町内では太良町営球場前および太良町役場大浦支所に停車する)。長崎空港と町内を結ぶ交通機関はない。
町内にはいかなる形態の高速道路も通っていないので長崎自動車道の嬉野IC(佐賀県嬉野市)もしくは諫早IC(長崎県諫早市)が最寄りインターチェンジとなる。
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