北青山(きたあおやま)は、東京都港区の地名。現行行政町名は北青山一丁目から北青山三丁目。赤坂地区総合支所管内に属する。郵便番号は107-0061(赤坂局管区)[3]。
地理
港区の最西端に位置する。山の手地域である。北から順に北青山一丁目・北青山二丁目・北青山三丁目となっている。東西に長い区域で、青山地域のうち国道246号(青山通り)の南が南青山、北が北青山に該当する。一般的に南青山とともに「青山」と呼ばれる(青山という行政上の住所は存在しない)。
歴史
江戸の街外れとして大名の下屋敷、庶民の町屋、雑木林などが広がる地域であった。
地名の由来
徳川家康の重臣であった青山家の広大な下屋敷に因み、この付近一帯の町名に青山を冠した(赤坂青山○○町)ことが地名の起こりである。
沿革
町名の変遷
実施後
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実施年月日
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実施前(特記なければ各町名ともその全域)
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北青山一丁目
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1966年10月1日
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赤坂青山六軒町、赤坂青山三筋町一丁目、赤坂青山三筋町二丁目、赤坂青山北町一丁目、赤坂青山北町二丁目(一部)
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北青山二丁目
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赤坂青山北町二丁目(一部)、赤坂青山北町三丁目、赤坂青山北町四丁目、原宿一丁目
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北青山三丁目
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赤坂青山北町五丁目、赤坂青山北町六丁目
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世帯数と人口
2019年(令和元年)8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 |
世帯数 |
人口
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北青山一丁目
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750世帯
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1,467人
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北青山二丁目
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306世帯
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540人
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北青山三丁目
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375世帯
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626人
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計
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1,431世帯
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2,633人
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小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。
交通
鉄道
路線バス
道路
施設
企業・法人
商業施設
- 花の館・青山花茂本店 - 南青山5丁目交差点に古くからある花屋の花茂やカフェ等が入る複合商業施設。
- Ao - レストランやカフェバー、ブティック等が入る複合商業施設。
- 紀ノ国屋本店
- ドンク青山店 - 1966年に青山店が開店し、Aoに移転(2012年閉店)。
- マルシェ・ドゥ・メトロ - 表参道駅構内「エチカ」にあるカフェ等が入る複合商業施設。フランス語で「地下鉄市場」の意。
- オーク表参道 - 表参道交差点界隈、ハナエモリビル跡にある。カフェやエンポリオ・アルマーニの店舗ブティック等が入る複合商業施設。
- 青山パラシオタワー - 表参道交差点界隈、旧青山ダイヤモンドホール跡にある。結婚式場やグッチの店舗ブティック等が入る複合商業施設。
- ONE表参道ビル - 表参道交差点にあるLVMHグループ日本法人の事務&ファッションフロアビル。エミリオ・プッチジャパン本社や、フェンディ、セリーヌ、ダナ・キャラン、ロエベの各ブティックがある。また、同交差点界隈にはフルラやロクシタンなどの旗艦店がある。
- ヒューリック青山ビル - 表参道交差点にある。旧富士銀行時代からみずほ銀行が入居。また、同交差点向かい南青山側に1970年から青山アンデルセンがあったが、表参道駅再開発事業に伴い2017年10月閉店。
- ブルックス・ブラザーズ青山本店 - 北青山3丁目にある。かつては旧VAN本社だった。上層階は公団住宅になる。隣接して1982年まで青山ユアーズがあった。北青山三丁目地区再開発事業に伴う建物取り壊しで、2020年9月に南青山5丁目に(一時)移転。
- the ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ) - 外苑前駅界隈の南青山3丁目交差点にある。旧青山ベルコモンズ跡地に建設されたオフィスから店舗、ホテルまでの複合商業施設。
- ホテルアラマンダ青山 - 2016年6月開業。
教育
大使館
寺社
脚注
関連項目
- 以下、隣接地域
外部リンク