利尻空港(りしりくうこう、英: Rishiri Airport)は、北海道利尻郡利尻富士町(利尻島)にある地方管理空港 である。
概要
利尻空港は利尻島北端に位置する北海道内の最初の離島空港である。ジェット機の就航が可能であり、地域経済の活性化及び地域振興、島民の重要な生活基盤施設として期待されている。
滑走路は07/25方向に1,800mである。開港当初の滑走長は600mであったが、観光需要への対応と離島振興、離島交通の確保のため、順次延長され現在に至る。平行誘導路は無く、またターニングパッドも設置されていない。着陸帯の幅は150mと狭く、計器着陸には対応できない。ローカライザのみ滑走路25に設置されている。
年間利用客数は、国内37,366人(2013年度)[1]。
沿革
施設
空港ターミナルビルは滑走路北側に1棟で、地上2階建て。利尻礼文サロベツ国立公園地域の自然環境に調和させたデザインである。内部は国内線用の設備のみ持ち、国際線の設備は特に備えていない。また、ボーディングブリッジは設置されていない。
- 1階 - 航空会社カウンター、到着ロビー、出発ロビー、搭乗待合室
- 2階 - 送迎デッキ(無料)、展望ホール
定期路線
かつての定期就航路線
アクセス
運行本数や運賃等の詳細は、該当項目や公式サイトにて最新情報を確認されたい。
その他
- 利尻VORDME/ILSが整備されているものの、2016年3月31日までの保守官所は稚内空港出張所、2016年4月1日以降の保守官所は新千歳空港システム運用管理センターである。
ギャラリー
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利尻空港と利尻山
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利尻空港の石碑
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1F待合ロビーと観光案内所
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到着客出口
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利尻空港チェックインカウンター
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2F軽食店
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利尻空港駐車場と礼文島
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利尻空港展望台から望むペシ岬
脚注
外部リンク
空港情報 (ICAO:RJER · IATA:RIS) |
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▲印は供用廃止となった空港・ヘリポート。+印は定期便が就航していない空港等(無期限運休中・供用休止中を含む)。 C印は関税法上の税関空港、I印は入管法上の出入国港、Q印は検疫法上の検疫飛行場。 |