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この項目では、かつて「中京高等学校」だった愛知県の学校について説明しています。2020年に「中京学院大学附属中京高等学校」から改名した岐阜県の学校については「中京高等学校 (岐阜県)」をご覧ください。 |
中京大学附属中京高等学校(ちゅうきょうだいがくふぞくちゅうきょうこうとうがっこう)は、愛知県名古屋市昭和区川名山町にある私立高等学校。
学校法人梅村学園が運営する中京大学の附属学校である。通称「中京大中京(ちゅうきょうだいちゅうきょう)」。
概要
1923年(大正12年)に中京商業学校として創立[1]。「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」を建学の精神とし[2]、「真剣味」を校訓としており[3]、これは岐阜県の学校法人安達学園「中京高等学校」と全く同じである。
1995年(平成7年)に中京大学の付属高校となり、1998年(平成10年)から男女共学化した[4]。
普通科の全日制課程(修業年限3年、定員1200、学級数30)と通信制課程(修業年限3年、定員240、学級数6)からなる[2]。全日制課程は特進コース(COURSE T)、国際コース(COURSE K)、進学コース(COURSE S)の3つの特色のあるコース制をとる[3]。
進学コースは高大連携7年一貫教育をコンセプトとしており、大学との連携授業「単位認定型先行授業」を実施している[4]。また進学コース内にはスポーツクラス(2クラス)が設けられている[4]。
国際コースは2019年(平成31年)に新設されたコースで校舎5号館4階を国際フロアとしている[4]。
沿革
「中京商業」「中京高校」の名称について
岐阜県瑞浪市にある学校法人安達学園設置の学校(現在は中京高等学校)との間で、「中京商業高等学校」「中京高等学校」の名称が入れ替わったり、近似の名称になったりすることで、しばしば話題となる[5][6]。別の学校法人ではあるが、安達学園の創設者である安達壽雄は、梅村学園創設者である梅村清光の二男にあたり[7]、中京商業高等学校(梅村学園)の校長を務めたこともある。
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梅村学園(愛知県)
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安達学園(岐阜県)
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備考
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1948年
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中京商業高等学校(新制)
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-
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(梅村)旧制中京商業学校が新制高校になる
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1963年
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中京高等学校(設立)
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(安達)学校設立
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1967年
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中京高等学校(改称)
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中京商業高等学校(改称)
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(梅村)普通科設置/(安達)伝統ある名称を継承[6]
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1995年
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中京大学附属中京高等学校(改称)
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(梅村)商業科廃止
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2001年
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中京高等学校(改称)
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(安達)普通科が主体となったため[6]
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2017年
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中京学院大学附属中京高等学校(改称)
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(安達)学園一体の運営のため[6]
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2020年
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中京高等学校(改称)
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(安達)大学と法人が別になったため[6]・設立時の名称への回帰
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部活動
硬式野球部
硬式野球部は戦前から甲子園に数多く出場している(春32回、夏29回、春夏通算61回)。甲子園での勝利数は、春58勝 (タイ記録)、夏79勝、春夏通算137勝でいずれも全国最多勝利数である。甲子園優勝回数は、春4回、夏7回、春夏通算11回で夏と春夏通算の優勝回数が全国最多である。
エース吉田正男 [8]を擁立した1931年(昭和6年)から1933年(昭和9年)にかけて夏の甲子園大会史上唯一の夏3連覇、1937年(昭和12年)第23回から1938年(昭和13年)春(第15回)の夏春連覇や1966年(昭和41年)春(第38回)から夏(第48回)の春夏連覇も達成している。
また、2009年(平成21年)夏(第91回)では43年ぶりに全国制覇し夏7度目の優勝を果たした[9]。なお、中京大中京は夏の甲子園7回決勝に進出し7回全て優勝しており、一度も決勝戦で負けたことがない。
全国タイトルは、その他に国体4回、明治神宮野球大会1回、明治神宮競技大会(明治神宮野球大会の前身)1回があり、甲子園全国大会と合わせて17回優勝している。
同じ愛知県内の強豪校である東邦高校、愛工大名電高校、享栄高校と並び「愛知私学4強」とされている。
毎年、夏の愛知大会を前にベンチ入りから外れる3年生全員に一日限定で背番号のついたユニフォームを着用させ、愛知県立大府高等学校の同じくベンチ外の3年生全員と「親善引退試合」が名古屋市瑞穂公園野球場で行われる。その模様は、フジテレビ系列放送の『奇跡体験!アンビリバボー』で紹介されている。
また、中京商業、中京時代まで立ち襟に胸にブロック体で「CHUSHO」「CHUKYO」の書体のユニフォームを使用していたが、現校名に改称後、デザインを一新するも2019年(令和元年)、夏の愛知大会から、再び元のデザインに戻している。
軟式野球部
硬式野球部と並び、全国大会を多数優勝している。全国タイトルは計7回(全国高校選手権優勝2回・国体優勝5回)。
サッカー部
サッカー部は、全国高校総体に出場22回、全国高校サッカー選手権に出場16回を数える。2021年(令和3年)よりOBの鈴村真平が監督に就任した。
スケート部
スケート部は、ナショナルトレーニングセンターに指定されている中京大学アイスアリーナを使用している。在学中または卒業後の6名のオリンピック選手を輩出しており、そのうち浅田真央は個人戦銀メダリスト、宇野昌磨は個人戦銀・銅メダリスト、団体戦銀メダリスト、木原龍一は団体戦銀メダリストとなっている。
陸上部
近年は豊川勢(愛知県立豊川工科高等学校、豊川高等学校)の台頭により低迷しているが、かつては広島県立世羅高等学校(広島県)、宮崎県立小林高等学校(宮崎県)とともに「高校駅伝御三家」と呼ばれた[10][11]。全国高等学校駅伝競走大会出場39回(全国4位)、優勝3回(全国7位タイ)、入賞28回(全国2位タイ)の実績を誇るが、2004年(平成16年)の第55回記念大会を最後に出場からは遠ざかっている[12]。
水泳部
全国高等学校総合体育大会水泳競技大会で2度の総合優勝経験がある。
男子バレーボール部
かつては愛知を代表する名門校だったが、近年は全国大会から遠ざかっている。
インターハイ10回出場
選抜優勝大会6回出場ベスト8(1970.1973)
e-Sports部
中京大中京e-Sports部は2018年(平成30年)に創部された。
2019年(令和元年)の「いきいき茨城夢国体2019」の文化プログラムである、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権大会2019IBARAKI」ウイニングイレブンの少年の部に愛知県代表として出場している。
アクセス
著名な出身者
野球
サッカー
フィギュアスケート
陸上
プロレス
その他スポーツ
芸能
その他
関連書籍・DVD
- 『ジュニア陸上競技マニュアル』(全国高等学校体育連盟陸上競技部(編)、陸上競技社、2006/1、ハードルの項を北村肇(中京大学附属中京高等学校陸上競技部監督)が執筆)
- 『実戦!ハードル競走のための動き作り&ドリル 70パターン以上のハードルトレーニング』(指導・解説:北村肇(中京大学附属中京高等学校陸上競技部監督、さかえクリニックTC監督)、実技協力:吉岡康典(中京大学大学院)、久田尚弥(さかえクリニックTC)、山崎由加里(さかえクリニックTC)、中京大学附属中京高等学校陸上競技部、ジャパンライム、2008/4、DVD)
- 『スプリントの徹底分析 インターハイ優勝チームのアクティブトレーニング』(指導・解説:北村肇(中京大学附属中京高等学校陸上競技部監督、さかえクリニックTC監督)、実技協力:中京大学附属中京高等学校陸上競技部、ティアンドエイチ、1999、DVD)
脚注
関連項目
外部リンク
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関係校 |
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廃止校 |
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関連施設 | |
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関連項目 | |
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- 1940 海草中
- 1941 (中止)
- 1942-1945 (中断)
- 1946 浪華商
- 1947 小倉中
- 1948 小倉
- 1949 湘南
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優勝校が複数の場合は都道府県コード順に表記 |
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