世界トレイル・オリエンテーリング選手権(せかいトレイル・オリエンテーリングせんしゅけん、英: World Trail Orienteering Championships)は、国際オリエンテーリング連盟 (IOF) が主催するトレイル・オリエンテーリングの世界選手権である。略称は世界トレイルO選手権、WTOCである。
2004年の初開催以降、毎年開催されている。フットオリエンテーリングの世界選手権と併催されることもある。
PreOとリレーは、誰でも出場できるオープンクラスと、移動障害のある競技者のみ出場できるパラリンピッククラスに分けられている。TempOは、オープンクラスのみの設定である。
各国には出場枠が定められており、PreOの各クラスはそれぞれ3人まで、TempOのオープンクラスは4人まで出場できる。これらの出場枠とは別に、過去12ヶ月間に行われた地域選手権および前回の世界選手権におけるこれら2種目の優勝者には、それぞれ個人枠が与えられる。なお、現在行われている地域選手権は、2年に一度の欧州選手権のみである。
2004年から2008年までは1日目のみの成績で競った。
2009年以降は、オープンクラスと同様に2日間の成績で競う。
2013、2014年は予選と決勝を合わせた結果で順位を決定した。
2015年以降は決勝のみの結果で順位を決定する。
2004年から2008年までは、PreO2日目のパラリンピッククラス上位2人の成績の合計を競った。
2009、2010年は、PreO2日目の、パラリンピッククラス上位2人とオープンクラス上位2人の成績の合計を競った。
2011年から2015年までは、チーム種目に出場する選手3人(パラリンピッククラスを少なくとも1人含む)を事前に申請し、その3人のPreO2日目の成績の合計を競った。