三島町(みしままち)は、福島県会津地方中西部に位置し、大沼郡に属する町。
2012年に「日本で最も美しい村」連合に加盟。町名は旧宮下村にある「三島神社」に由来する。
地理
町の大部分は山林に覆われる。町の北部の只見川沿いに交通が開け、宮下地区には役場や病院など町の主要な機能が置かれている。やや川上に宮下ダムがあり、ダムを利用した水力発電所がある。
- 山 :高森山、志津倉山
- 河川:只見川、大谷川
- 湖沼:宮下ダム
人口
三島町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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4,108人
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1975年(昭和50年)
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3,766人
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1980年(昭和55年)
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3,389人
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1985年(昭和60年)
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3,180人
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1990年(平成2年)
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2,883人
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1995年(平成7年)
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2,674人
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2000年(平成12年)
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2,474人
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2005年(平成17年)
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2,250人
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2010年(平成22年)
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1,926人
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2015年(平成27年)
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1,668人
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2020年(令和2年)
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1,452人
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総務省統計局 国勢調査より
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歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 川西村、原谷村、三谷村、西川村誕生。
- 1889年(明治22年) - 西川村、原谷村、三谷村が、西川村外二ヶ村組合村となる。
- 1917年(大正6年)9月25日 - 川西村が、西方村と改称。
- 1941年 (昭和16年)10月28日 - 只見線(会津柳津~会津宮下間)開業。
- 1942年(昭和17年)4月1日 - 西川村外二ヶ村組合村が、宮下村となる。
- 1955年(昭和30年)7月20日 - 宮下村と西方村が合併し、三島村となる。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 三島村が町制施行し、三島町となる。
経済
エネルギー
- 只見川沿いには水力発電施設がある。
- 2020年(令和2年)、町唯一のガソリンスタンドが廃業。マイカーや除雪車、暖房用燃料の調達が困難になることから、三島町が100%出資する農業法人が運営を担うことで営業を再開させた[1]。その後、2024年(令和6年)4月1日に町が設立する三島町サービスステーション(指定管理者制度を導入)が国道252号沿いに開設され、旧三島給油所は解体されることになった[2][3]。
特産品
郵便
交通
鉄道
中心となる駅:会津宮下駅
バス
- 三島町営バス
- デマンドバス
- 会津バス「只見川線」 - 季節限定で道の駅(第一橋梁ビュースポット)および早戸温泉に停車する路線が運行されている[4]
道路
- 道の駅
教育
中学校
小学校
観光
会津宮下駅前には三島町観光交流館「からんころん」があり、観光案内・休憩所の機能をもつほか、冬期を除き電動アシスト自転車を用いたレンタサイクルを実施している[5]。
只見川・只見線
新緑や紅葉、雪景色など四季折々の風景や、川霧による幻想的な風景を求めて国内外から観光客・カメラマンが訪れている[6]。
自然
体験施設
街並み・社寺
温泉
祭事・催事
三島町を舞台とした作品
ドラマ
脚注
関連項目
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三島町に関連するカテゴリがあります。
外部リンク