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この項目では、1950〜60年代のレーシングカーについて説明しています。2016年のスポーツカー「718ボクスター/ケイマン」については「ポルシェ・982」をご覧ください。 |
ポルシェ・718 (Porsche 718) は、1950年代後半にポルシェが開発し、1960年代前半まで競技運用されたスポーツカーまたはシングルシーターである。
スポーツカー
718RSK
1957年、ポルシェ・550を全般的に大きく改良して製作された。エンジンが148馬力 (PS) となり、1958年には160 PSを発揮する547/4型エンジンも搭載された。
718RS60
1960年にスイングアクスルからセミトレーリングアーム式サスペンションに変更され操縦性が大幅に向上した。また新レギュレーションに対応するためウィンドシールド面積が増えている。ル・マン24時間総合10位。セブリング12時間優勝、タルガ・フローリオ優勝。
718RS61
1961年のレギュレーション変更に則ってエンジンルーム後方に一定寸度のトランクが設置可能な余剰空間が設けられた。547/3型排気量1,587立方センチメートル (cm3)、547/4.5型同1,606 cm3、同1,678 cm3、同1,708 cm3、587型同1,966 cm3のエンジンが設定された。生産台数は15台。
1961年は210 PSを出力する8気筒の771型エンジンを用いタルガ・フローリオで3位に入賞するが、771はトラブルが多くこの後満足な成績を上げていない。ル・マン24時間には3台が出場し、エンジン排気量1,966 cm3スパイダーが総合5位、同1,606 cm3クーペが総合7位、同1,587 cm3クーペが総合10位に入賞した。
1962年も引き続き8気筒エンジンを中心として行なわれ、タルガ・フローリオとADAC1000kmレースにそれぞれ3位入賞した。
1963年、1964年には連続してヨーロッパ・ヒルクライム選手権チャンピオンの搭乗車になっている。
シングルシーター
718F2
1957年F2のエンジン排気量規定が1.5リットル (L) になったのを機に 718RSKを改造して出場した。1960年からはポルシェ・787と併用された。
718F1
1961年F1のエンジン排気量規定が1.5 Lになったのを機に718F2から移行した。
参考文献
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主な関係者 | |
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主なドライバー | |
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F1車両 | |
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関連組織 |
- ポルシェ [ポルシェ・システム・エンジニアリング]
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※1 ワークスチームによる活動は1962年で終了。 ※2 ポルシェ車でF1に参戦した全戦でプライベーターとしてエントリー。 |
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