パナソニックフォト・ライティング株式会社 (Panasonic Photo & Lighting Co., Ltd.) は、かつて存在した大阪府高槻市に本社を置く、パナソニックグループの電気機器・精密機械メーカー。2021年4月にパナソニック株式会社 ライティング事業部内に新設された光源・デバイスビジネスユニットを構成する一つの事業会社。2022年4月1日にパナソニック ライティングデバイス株式会社に吸収合併された。
概要
閃光電球(フラッシュバルブ)、ストロボ(エレクトロニックフラッシュ)のメーカーとして著名だったウエスト電気が改称したもの。閃光電球時代は積極的な営業活動を展開していたが、ほどなく松下電器産業(現・パナソニック)の傘下に入り、そのナショナルブランドでの販売と、キヤノンを始めとした大手カメラメーカーへのOEM供給が事業となった。
その後ストロボ内蔵のポケットカメラやコンパクトカメラの設計、製造に進出。ビビター(英語版)やミノルタ、ライカなどに供給した。特にナショナルブランドで発売していたチャンスという愛称のコンパクトカメラやストロボはコンデンサを2本搭載することにより、充電時間を大幅に短縮できる機種もあった。
この時期のヒット商品にナショナルC-R1がある。これはストロボとAMラジオを内蔵したポケットカメラで、ラジオ用にスピーカーまでも備えていたため、ポケットカメラとしては筐体が大きめではあった。
近年はLUMIX DMC-LS1やDMC-LC70など、パナソニックのデジタルカメラを設計、製造する一方、液晶ディスプレイのバックパネルに使われる冷陰極蛍光灯やそれを使ったバックパネル、LEDを使用したバックパネルも製造していた。
パナソニックブランドによる単体ストロボの販売も行なっていたが、2010年9月に生産から撤退した。
2000年代前半から数回のリストラを実施したが、業績は改善していない。
- 平均年齢 - 全体 42.3歳[要出典]
- 平均勤続年数 - 全体 18.3年[要出典]
歴代社長
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氏名 |
在任期間
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初代 |
西原宗一郎 |
1947年 月 - 年 月
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2代 |
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年 月 - 年 月
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3代 |
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年 月 - 年 月
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4代 |
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年 月 - 年 月
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5代 |
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年 月 - 年 月
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6代 |
松谷伸規 |
年 月 - 2002年9月
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7代 |
大谷泰清 |
2002年10月 - 2007年3月
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8代 |
重西考仁 |
2007年4月 -2009年 3月
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9代 |
三川勝之 |
2009年4月 - 2009年10月
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10代 |
魚屋洋 |
2009年11月 -2010年 11月
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11代 |
皆川明信 |
2010年12月 - 2011年 7月
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12代 |
堀西克己 |
2011年 8月 -2013 年12月
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13代 |
岡本考康 |
2013年12月 - 2018年12月
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14代 |
松原敏夫 |
2019年1月 -2022年3月
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沿革
事業所
国内
- 本社
- 長田野工場
- パナソニック フォト・ライティング久美浜株式会社
海外
かつての拠点
- 韓国ウエスト電気株式会社 - 2009年12月閉鎖。
- パナソニック フォト・ライティングシンガポール株式会社 2016年閉鎖。
- パナソニック フォト・ライティング台湾株式会社 - 旧・台湾ウエスト電気有限公司。2010年3月閉鎖。
- パナソニック HA(杭州)有限公司 PPLバックライトBU
製品
かつての製品
参考文献
関連企業
外部リンク