ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港

ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港
Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport
連邦航空局・空港図
連邦航空局・空港図
IATA: ATL - ICAO: KATL
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 ジョージア州の旗 ジョージア州
母都市 アトランタ
種類 公共
所有者 アトランタ市
運営者 Department of Aviation
拠点航空会社
標高 313 m (1,026 ft)
座標 北緯33度38分12秒 西経084度25分41秒 / 北緯33.63667度 西経84.42806度 / 33.63667; -84.42806
公式サイト https://www.atl.com/
地図
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港の位置
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港の位置
ATL/KATL
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港の位置
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港の位置
ATL/KATL
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ (m) 表面
08L/26R 2,743 コンクリート
08R/26L 3,048 コンクリート
09L/27R 3,624 コンクリート
09R/27L 2,743 コンクリート
10/28 2,743 コンクリート
ヘリパッド
番号 長さ (m) 表面
H1 16 アスファルト
統計(2021年)
旅客数 75,537,213人
貨物取扱量 730,995
発着回数 707,661回
出典:国際空港評議会[1]公式サイト[2]
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空港の一覧
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ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタこくさいくうこう、英語: Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport)は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタダウンタウンの約15キロメートル南に位置する国際空港である。「アトランタ(国際)空港」「ハーツフィールド(国際)空港」などとも呼ばれる。

世界最大級の航空会社であるデルタ航空ハブ空港であり、2000年より発着数及び利用者数において世界中で一番忙しい空港である[3][4][5]2010年の年間航空機発着回数は約95万回[6]。2017年に世界の空港の年間乗客数のランキングで20年間連続の首位を達成した[7]

アトランタ中心部からのアクセスにはバスタクシーの他にマルタ(MARTA)の地下鉄が国内線ターミナルに乗り入れている。

名称の由来は空港の発展に尽力した元アトランタ市長であるウィリアム・B・ハーツフィールドと初の黒人市長であるメイナード・ジャクソンの2人から採られている。

歴史

  • 1925年
    現空港の前身であるキャンドラーフィールド開港。
  • 1929年
    アトランタ市営空港に名称変更(1942年の説もある)。
  • 1930年
    デルタ・エアサービス(デルタ航空の前身)が旅客便の運航を開始。
  • 1957年
    新ターミナルの使用開始で混雑を緩和し、全米一忙しい空港になる。
  • 1971年
    ウィリアム・B・ハーツフィールド・アトランタ国際空港に名称変更。
  • 1980年
    現在も使用されている新空港施設の使用開始。
  • 1988年
    アトランタ都市圏高速交通局(マルタ(MARTA))の鉄道が空港に乗り入れを開始した。
  • 1994年
    アトランタオリンピックを前に新国際線コンコースEの使用開始。
  • 2003年
    現在の空港名であるハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港に改称した。
  • 2006年
    第5滑走路の供用開始。
  • 2009年
    レンタカーセンターの新設及びATLスカイトレインの運行開始。
  • 2012年
    ジャクソン国際線ターミナ及びコンコースFの供用開始。

施設

空港全景
管制塔
コンコースB
空港内のアートワーク
ピープルムーバー
ターミナル レイアウト

アトランタ国際空港の敷地面積は1902haである。滑走路は5本で東西方向に平行に配置されている。旅客ターミナルは西側に国内線ターミナル(コンコースT)、東側に国際線ターミナル(コンコースF)、間に5棟のサテライト(コンコースA、B、C、D、E)がある。コンコースは地下式のピープルムーバーで相互に連絡している。さらに、シャトルバスが両ターミナルのランドサイドを連絡している。搭乗口は合計195でアメリカの空港では最大である。

拡大地区

空港の西側隣接地に国際会議場やホテル、レンタカーセンターが立地している。レンタカーセンターは全米最大級の規模で9,900台分の駐車場を完備している。ATLスカイトレインで、国内線ターミナルから約5分で移動できる。空港の南地区には70のゲートを有する新ターミナルを建設する計画がある。

主な就航航空会社

貨物

主な就航路線

国内線

アンカレッジアルバカーキオースティンオールバニ(NY)、アトランティックシティアスペンボストンボルチモアバーリントンバーミングハム(AL)、バトンルージュ(LO)、バッファローボイシシカゴ/ORDシカゴ/MDWシャーロットシンシナティクリーブランドコロンバス(OH)、コロンバス(GA)、チャールストン(SC)、チャールストン(WV)、コロラドスプリングスシーダーラピッズダラスダラス/ラブデンバーデトロイトデイトナビーチデモインデイトンエルパソフォートローダーデールフォートマイヤーズフェイエットビル(AR)、グリーンベイグリーンズボロホノルルヒューストンヒューストン/ホビーハリスバーグハートフォードハンツビルインディアナポリスジャクソン(MS)、ジャクソンホール(WY)、ジャクソンビル(FL)、カンザスシティキーウエストカフルイラスベガスロサンゼルス/LAXロサンゼルス/バーバンクロサンゼルス/オンタリオロサンゼルス/サンタアナルイビルレキシントンロングアイランドランシングマイアミミネアポリス=セントポールミルウォーキーメンフィスメルボルン(FL)、マートルビーチニューヨーク/JFKニューヨーク/LGAニューアークナッシュビルニューオーリンズノーフォークオークランドオマハオクラホマシティオーランドオーランド/サンフォードフェニックスフィラデルフィアプロビデンス(RI)、ピッツバーグポートランド(OR)、ポートランド(ME)、パームスプリングスローリー/ダーラムリノリッチモンド(VA)、ロチェスター(NY)、シアトルサンフランシスコサンノゼ(CA)、サクラメントサンディエゴソルトレイクシティセントルイスサンアントニオシラキュースサンファン(PR)、タンパタルサツーソンワシントン/ダレスワシントン/ナショナルウィチタウェストパームビーチホワイト・プレインズアグアディヤ(PR)、アクロン(OH)、オールバニ(GA)、アレクサンドリア(LO)、アレンタウン/ベツレヘム(PA)、アップルトンアシュビルオーガスタ(GA)、ボーズマンブルーミントン(IL)、ブランズウィックシャーロッツビルチャタヌーガコロンビア(SC)、グリーンビルコロンバス/スタークビル(MS)、グリーンビル(SC)、コーパスクリスティエリーエヴァンズビルファイェットビル(NC)、フリントフローレンス(SC)、フォートウェインゲインズビル(FL)、グランドラピッズガルフポート/ビロクシカラマズー/バトルクリークキリーンノックスビルラファイエット(LO)、ルイスバーグ/グリーンブライヤー(WV)、ノックスビルリトルロックモービルモリーンニューポートニューズペンサコーラサラソタ/ブラデントンサバンナスティームボートスプリングスタラハシートリードヴェイル

国際線

アルバアムステルダムアテネアンティグアボゴタブエノスアイレスベリーズシティバミューダブリッジタウンバルセロナブリュッセルカルガリーカンクンカラカスコペンハーゲンダブリンデュッセルドルフドーハエジンバラフランクフルトフリーポートグアダラハラグアテマラシティグランドケイマンイスタンブールヨハネスブルグキングストンロンドンリマラゴスロスカボスメキシコシティモンテレイマナグアモントリオールマドリードマンチェスターミラノミュンヘンモスクワモンテゴベイナッソーニースパリパナマシティプロビデンシアレスプエルトバヤルタプンタカナキトリオデジャネイロローマセントジョンズセントルシアセントマーチンセントトーマスサンホセサンペドロスーラサンサルバドルサンティアゴサントドミンゴサンパウロシャノンシュトゥットガルトソウル上海テルアビブチューリッヒトロント東京/羽田バンクーバーヴェネツィア

就航都市

交通アクセス

脚注

  1. ^ passenger statistics for 2010
  2. ^ Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport Statistics”. January 27, 2022閲覧。
  3. ^ 「世界で最も忙しい空港」停電 米で混乱広がる”. テレビ朝日 (2017年12月18日). 2018年4月5日閲覧。
  4. ^ ただし2020年にはコロナ禍の影響をあまり受けていない中国の広東白雲国際空港に首位をとられている。
  5. ^ 「世界で忙しい空港トップ10」コロナで激変! 常連の羽田が“ランク外”に ACI調査”. 乗り物ニュース編集部. 2021年11月6日閲覧。
  6. ^ 同年の東京国際空港(羽田空港)の発着回数が約34万回であり、アトランタはその3倍弱ということになる。
  7. ^ 空港利用客ランキング、アトランタが首位も微減”. CNN (2018年4月13日). 2018年4月14日閲覧。

関連項目

外部リンク