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ジャック・バーンズ・マクダウエル(Jack Burns McDowell, 1966年1月16日 - )はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市バン・ナイズ(英語版)出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。現在はロックバンド「Stickfigure」のミュージシャン。
高校時代、1984年のMLBドラフト20巡目(全体510位) でボストン・レッドソックスから指名されたが、この時は入団せず、スタンフォード大学に進学した。1985年には第14回日米大学野球選手権のアメリカ合衆国代表に選ばれている[1]。
1987年のMLBドラフト1巡目(全体5位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、プロ入り。いきなりその年の9月15日にメジャー初登板・初先発。シーズン残りの2週間で4試合に先発し、3勝0敗、防御率1.93の驚異的なデビューとなった。1988年は開幕前から新人王候補にもなり、大きく期待されたが5勝10敗、防御率3.97に終わる。1990年には14勝9敗を挙げて期待に応え、1991年には17勝10敗を挙げてオールスターに初選出された。1992年には初の20勝(10敗)を挙げ、1993年には自己最多の22勝(10敗)を挙げてア・リーグサイ・ヤング賞に選ばれた。チームの地区優勝に貢献したが、リーグチャンピオンシップシリーズでトロント・ブルージェイズに敗れ、ワールドシリーズ出場はならなかった。1994年から1995年のMLBストライキでシーズンが短縮された1994年は10勝9敗に終わり、この年限りで移籍。
1995年はニューヨーク・ヤンキースに移籍。7月18日、ヤンキー・スタジアムでの古巣ホワイトソックスとのダブルヘッダー第2試合で先発。ホワイトソックス打線に捕まり、ヤンキースファンからブーイングを浴びると、ヤンキースファンに中指を立てた。この年それでも15勝10敗の成績を残すが、1年限りでクリーブランド・インディアンスに移籍。1996年には13勝9敗だが、防御率は5.11。1988年 - 1995年の間は毎年3点台の防御率であったのが一気に悪化。1997年は8試合の登板で3勝3敗に終わり、フロリダ・マーリンズとのワールドシリーズには登板できなかった。1998年にはアナハイム・エンゼルスに移籍し、1999年限りで現役を引退した。
現役時代からギターを演奏し、シーズンオフには1992年に活動を開始したバンド「Stickfigure」で演奏。引退後はそちらの活動が主で、The Smithereens(英語版)の前座として出演したこともある。
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