グランテタブリスマン(フランス語: Grand établissement)は、フランス教育法典(フランス語版)第7項の規定に準拠した科学的、文化的、職業的性質を持つ特別教育機関である。特別高等教育機関ともいわれる。
概要
フランス教育法第717条に従って設置されたこれらの機関は、国民教育省の所管ではなく、フランス国務院の特別令によって定められ、運営されている。フランス国内の学術研究機関において、特定の歴史を有する公的機関をまとめる目的で1984年に発足した[1]。2013年に高等教育研究関連法(フランス語版))が制定され、「特定の歴史的特徴を持つ教育機関」に制限された。
国民教育省大臣憲章に基づくグランテタブリスマン
- コレージュ・ド・フランス(Collège de France)
- 国立工芸院 (CNAM - Conservatoire National des Arts et Metiers)
- エコール・サントラル・パリ(École Centrale Paris)
- 国立土木学校 (École des Ponts ParisTech)
- ロレーヌ大学 (Université de Lorraine)
- 国立古文書学校(École nationale des chartes)
- 国立民間航空学校 (ENAC - École nationale de l'aviation civile)
- 国立高等工芸学校 (Ecole Nationale Supérieure d'Arts et Metiers)
- 国立高等情報科学図書館学校(ENSSIB - Ecole Nationale Superieure des Sciences de l'information et des Bibliotheques)
- 高等研究実習院(EPHE - École Pratique des Hautes Études)
- 社会科学高等研究院(EHESS - École des hautes études en sciences sociales)
- パリ政治学院(IEP de Paris - Institut d'Etudes Politiques de Paris)
- パリ天体物理学研究所 (Institut de physique du globe de Paris)
- 国立東洋言語文化学院 (INALCO - Institut national des langues et civilisations orientales)
- 国立自然史博物館(le Muséum national d'histoire naturelle)
- パリ天文台(Observatoire de Paris)
- パリ・ドーフィン大学 (Université Paris-Dauphine)
- グルノーブル国立理工科学院 (Institut National Polytechnique de Grenoble)
- ディジョン農学食品工学大学院 (Agrosup Dijon)
- 公衆衛生高等研究院(École des hautes études en santé publique)
経済財務産業省大臣憲章に基づくグランテタブリスマン
文化省大臣憲章に基づくグランテタブリスマン
脚注