社会科学高等研究院(しゃかいかがくこうとうけんきゅういん、仏: École des hautes études en sciences sociales、英: School for Advanced Studies in the Social Sciences、略称: EHESS)は、フランス・パリの社会科学分野の大学教員の養成を目的とする大学院大学であり、特別高等教育機関である。1947年創立。パリ(6区)に大学本部があり、リヨン、マルセイユにキャンパスを持つ。
沿革
高等研究実習院創設以来あった社会科学の再編を求める声を受け、アナール学派のリュシアン・フェーヴル、フェルナン・ブローデル、シャルル・モラゼの三人によりロックフェラー財団の援助を得て1947年、高等研究実習院に第6部門(経済・社会科学)が創設された。
初代の部門長はリュシアン・フェーヴル。1956年に部門長となったフェルナン・ブローデルはフォード財団の支援を受け、カルチエ・ラタンに分散していたグループを現在の本部所在地であるラスパイユ大通りに集めた。1972年にはジャック・ル・ゴフが部門長となった。
1975年、第6部門は行政的に高等研究実習院から独立し、高等教育研究機関としての地位を持ち、独自に免状を発行することができる社会科学高等研究院となった。1977年、フランソワ・フュレが院長となる。
2014年12月、パリ日仏高等研究センターが設立された。
出身者・教員
(高等研究実習院第6部門時代を含む)
出身者
教員
脚注
- ^ a b “Archived copy”. 2008年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年6月19日閲覧。
外部リンク