カジ(本名:鍜治 輝光(かじ てるみつ)、1977年12月22日 - )は、日本のお笑いタレントである。
千葉県千葉市出身。サンミュージックプロダクション所属。身長180cm。
略歴・人物
千葉県立泉高等学校から、専門学校、就職を経て1999年にお笑いコンビ「さくらんぼブービー」を結成。高校生当時は真面目だったが目立たない生徒であり、後に相方となる木村圭太のパシリ的存在であったという。かつての芸名は糸瓜虫輝光(へちまむしてるみつ)であったが、後に本名に戻して活動。M-1グランプリでは、2004年(第4回)に準決勝まで進出[1]。コンビ時代は、形態模写をしているカジを木村がしばらく見続けた後、やっと鍜治だと気付いて「鍜治君じゃない?」と言われるというネタなどで知られていた。
2009年12月23日にさくらんぼブービー解散を発表[2]、以後は芸名を「カジ」と改めピン芸人として活動。現在は、ニコ生公式放送を中心に活動している。2016年7月13日よりコンビ再結成を発表。
趣味はゲームとサブカルチャー嗜好。SEGA(後のセガ・インタラクティブ)のアーケードゲーム三国志大戦は全国ランキング上位にランクインするほどの実力者で、公式大会の出場経験もある。さくらんぼブービー時代にはエンターブレインから発売されたDVD「大将星」にコンビで出演していた。その他にもコナミデジタルエンタテインメントのサッカーゲームウイニングイレブン6では、攻略本の担当者や芸能人等を集めた「50人トーナメント」で優勝した事がある。またXbox 360用のゲームソフトであるHalo 3の「芸人トーナメント」に二年連続で優勝している。
兄は東京03の飯塚悟志と高校時代のクラスメイトであった。卒業して何年も経っていたため、楽屋で見たカジをカジの兄と勘違いした飯塚はリアルにさくらんぼブービー時代の持ちネタの「あれ?鍜治君じゃない?」を実践してしまったという。
ピン芸人となってからは、主に一人コント、ショートコントを行っており、「4コマコント」と称したネタなどを披露していた。
現在スクラグ(スクールオブラグナロク)にはまっており、ニコ生のカジ自身のチャンネルであるカジチャンネルでゲーム配信をしている。
ニコ生の公式放送で度々MCを行う。自身の事をピン生主と呼ぶことがある。
2018年12月3日、一般女性との入籍を発表した。
2020年10月、舞台作品『無慈悲な光』を自身が監督し、映画化することを発表[3]。
出演
テレビ
さくらんぼブービー時代の出演については、さくらんぼブービー#出演の節を参照。
舞台
- 劇団K助『オムニー3 ~遅刻しただけで15万も取んの!?~』(2011年8月31日 - 9月4日、野方区民ホール)
- 『月の兎』(2017年10月17日-22日 劇場MOMO)
- 【ぐりむの法則paradigm shift.1】怖いぐりむ第2弾『カメレオンラプソディー』(2018年4月4日 - 4月8日、テアトルBONBON)
- えのもとぐりむ傑作選 若手発掘企画『陳弁ピクトグラム』(2018年5月22 - 5月27日、浅草九劇)
- 清水一輝×えのもとぐりむCollaboration Project 1st『ゴミノクワイ』(2018年7月4日 - 7月8日、赤坂RED/THEATER)
- 朗読劇『きくえのもとぐりむ』「そこここ」(2018年7月21日-22日 Special Colors)
- 『アイスベリーバグ』(2018年9月7日-9日 CBGKシブゲキ!!、9月21日 名古屋・東別院ホール)
- 若手×えのもとぐりむ 第二回公演『嘘つき歌姫』(2019年2月27日 - 3月10日、Geki地下Liberty)
映画
ニコニコ公式生放送
レギュラー番組
ニコニコチャンネル
出典
関連項目
外部リンク
- ^ “おじいちゃんのお話!”. 2016年4月19日閲覧。