『アイデア買います!ただいま特許出願中』(アイデアかいます ただいまとっきょしゅつがんちゅう)は、1965年11月6日から1970年10月25日まで日本科学技術振興財団テレビ事業本部(現・テレビ東京 注・1968年の東京12チャンネルプロダクション設立以降は同社が制作)で放送されていた視聴者参加のバラエティ番組、発明品コンテストの番組である。モノクロ放送。なお、開始当初は単に『アイデア買います!』のみのタイトルだった。
概要
視聴者が考えた発明品を紹介・審査するという番組。各自3分以内に発明品を発表・紹介し、各審査員の点数と会場の客の拍手でその日の優勝者を決定していた[1]。日用品からスポーツ用品、事務用品、おもちゃ、夏・冬など季節の品物など様々な発明の品物が紹介され、「子供のアイデア」「女性のアイデア」など様々な企画も行われていた。当時ではシンプルでありながら画期的な番組で、開局したばかりのテレビ東京(当時は日本科学技術振興財団テレビ局・東京12チャンネルプロダクション)の黎明期を支えた番組の一つであった。
当番組終了後の1970年11月1日からは「売り込め!アイデア」という後番組が、毎週日曜日10時00分から10時30分の時間帯で開始された。更にその後には、「アイデア買いまショー」として継続された。
放送時間
- 毎週土曜日19時30分 - 20時00分(1965年11月6日 - 1966年4月2日)
- 毎週日曜日19時00分 - 19時30分(1966年4月10日 - 1967年4月9日)
- 毎週日曜日16時15分 - 16時45分(1967年4月16日 - 1967年9月24日)
- 毎週日曜日11時30分 - 12時00分(1967年10月1日 - 1970年9月27日)
- 毎週日曜日10時00分 - 10時30分(1970年10月4日 - 1970年10月25日)
出演者
司会
審査員
ゲスト審査員
- 丹下キヨ子(1967年5月14日、1967年9月10日、1969年3月23日、1969年10月26日)
- 夏川かほる(1967年5月21日、1970年6月14日)
- 桜京美(1967年6月18日・6月25日)
- 原田糸子(1967年7月30日)
- 山野愛子(1967年8月13日)
- 清川虹子(1967年9月3日)
- 渋沢秀雄(1967年12月31日)
- 若水ヤエ子(1968年2月4日、1968年4月7日、1969年2月9日)
- 上田美枝(1968年5月19日)
- 近藤玲子(1968年8月4日)
- 中村メイコ(1968年12月8日、1968年12月29日)
- 小桜京子(1969年3月2日)
- 関千恵子(1969年4月13日、1969年6月8日、1969年8月24日、1970年5月10日)
- 三條美紀(1969年7月13日)
- 犬養智子(1970年5月3日)
- 塩月弥栄子(1970年6月7日)
- 山東昭子(1970年6月21日)
- 大沢嘉子(1970年7月5日)
- 水垣洋子(1970年7月19日)
- 宮城まり子(1970年8月2日)
- 木元教子(1970年8月16日)
- 小林千登勢(1970年8月30日)
- 俵萌子(1970年9月27日)
テーマ曲
書籍
- 「アイデア買います・売ります ただいま特許出願中優秀作品集」(片山竜二著)1967年講談社
- 「アイデア買います 発明工夫優秀作品第2集」(片山竜二著)1969年講談社
脚注
- ^ 1965年11月6日朝日新聞テレビ欄での当番組の紹介記事より。
日本科学技術振興財団テレビ事業本部(東京12チャンネル) 土曜19時台後半枠 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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アイデア買います! (1965年11月 - 1966年4月)
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東京12チャンネル 日曜19時台前半枠 |
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アイデア買います! ↓ アイデア買います! ただいま特許出願中 (1966年5月 - 1967年4月)
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東京12チャンネル 日曜16:15 - 16:45枠 |
(放送休止時間)
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アイデア買います! ただいま特許出願中 (1967年4月 - 9月)
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東京12チャンネル 日曜11時台後半枠 |
(放送休止時間)
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アイデア買います! ただいま特許出願中 (1967年10月 - 1970年9月)
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東京12チャンネル 日曜10時台前半枠 |
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アイデア買います! ただいま特許出願中 (1970年10月)
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