WSK SO-1とWSK-SO-3はポーランドのInstytut Lotnictwa (航空機研究所)によって設計されたターボジェットエンジンでWSK PZL RzeszówによってPZL TS-11 イスクラジェット練習機の動力として製造された。30基のSO-1が製造され、これを拡大したSO-3は580基が生産された。[1]このエンジンは7段式の圧縮機、アニュラ型燃焼器、単段のタービンを備えた。
派生機種
- SO-1
- 原型機、分解整備間隔200時間[2]
- SO-3
- 強化されたSO-3, 熱帯地方での使用に合わせた。圧縮機、燃焼器、タービンが改良。[2] 分解整備間隔400時間[3]
- SO-3W22
- PZL I-22 イリダ用に改良、推力は 10.79 kN (2,425 lbf) PZL-5に名称変更[4]
搭載機
使用諸元 (SO-3)
一般的特性
構成要素
- 圧縮機:
- 潤滑システム: *出力:
- 推力:離陸時10.8 kN (2,425 lbf) ,巡航時 9.8 kN (2,205 lbf)
- 圧縮比:4.8:1
- バイパス比:
性能
- 出力:
- タービン入口温度: *燃料消費:29.6 g/(kN·s) (1.04 lb/(lbf·h))
- 推力重量比: 3.4:1
出典: Jane's All The World's Aircraft 1988-89.[2]
- 型式:ターボジェット
- 全長:2,157 mm (84.7 in)
- 直径:幅707 mm (27.8 in) width, 全高764 mm (30.1 in)
- 重量:321 kg (708 lb)
- 圧縮機:7段全鋼製軸流式圧縮機
- 燃焼器:24個のアニュラ型燃焼器
- タービン:単段軸流式
- 燃料の種類:
関連項目
- 類似のエンジン
出典
- Lambert, Mark. Jane's All The World's Aircraft 1993-94. Coulsdon, Surry, UK:Jane's Data Division, 1993. ISBN 0-7106-1066-1.
- Taylor, John W. R. Jane's All The World's Aircraft 1988-89. Coulsdon, Surry, UK:Jane's Defence Data, 1988. ISBN 0-7106-0867-5.
- Taylor, Michael J. H. Brassey's World Aircraft & Systems Directory 1996/97. London:Brassey's, 1996. ISBN 1-85753-198-1.