One more time, One more chance

One more time, One more chance
山崎まさよしシングル
初出アルバム『HOME
B面 妖精といた夏
リリース
時間
レーベル ポリドール・レコード
作詞・作曲 山崎将義
プロデュース 山崎将義
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間18位(オリコン
  • 1997年度年間97位(オリコン)
  • 山崎まさよし シングル 年表
    セロリ
    1996年
    One more time, One more chance
    1997年
    アドレナリン
    1997年
    ミュージックビデオ
    「One more time,One more chance」 - YouTube
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    One more time, One more chance」(ワン・モア・タイム ワン・モア・チャンス)は、山崎まさよし通算4枚目のシングル。1997年1月22日発売。発売元はポリドール・レコード(現:ユニバーサルミュージック)。2007年に発売されたリニューアル版「『秒速5センチメートル』 Special Edition」についても併せて説明する。

    解説

    表題曲は山崎の初主演映画である『月とキャベツ』(篠原哲雄監督、1996年)の主題歌に採用され、ロングヒットを記録した、初期の代表曲のひとつ。映画公開に併せシングルが発売され、累計売り上げ30万枚を越えるヒット作となった。同年発売のアルバム『HOME』にも収録されている。FM802では1997年1月度の邦楽ヘビーローテーションに選出[1]。同局のチャート番組『OSAKAN HOT 100』では1997年1月26日付にて最高位の2位を獲得した[2]。大阪では発売初日に1万枚のバックオーダーがあった[2]。1997年2月末時点で、売上の半分は大阪でのものだった[2]

    楽曲そのものは山崎が山口県から上京した直後の1993年頃に作られたもので、デビューするために上京したもののなかなかデビューが決まらない日々、悶悶とした自分の気持ちを綴った曲である[3]。「阪神・淡路大震災で死んだ自分の恋人を歌っている」などと吹聴される事があるが、前述のとおり1993年頃の製作であり、震災発生の1995年と時期が一致しない。歌詞の中には山崎が上京当時居を構えた「桜木町」(神奈川県横浜市中区および西区)の地名が登場する。また「急行待ちの踏切」などの言葉も登場することから、歌の舞台が東急東横線沿線であることを窺わせる[注釈 1]

    8センチシングルでリリースされたのち、2000年5月31日にマキシシングルとして再リリースされた。2005年9月21日に同時発売されたベストアルバムBLUE PERIOD』(A面集)と『OUT OF THE BLUE』(B面集)の発売をもち、シングルは生産終了となっている。2007年のリニューアル盤は発売中である。なお、8センチのシングル盤で初めて「山崎まさよし オフィシャルファンクラブBOOGIE HOUSE」の情報が掲載された。

    ベストアルバム発売年の2005年12月31日に放送された『第56回NHK紅白歌合戦』に出演し、本楽曲を歌唱した。当日は、横浜みなとみらい21の「横浜ランドマークタワー」等を臨むエリアから、実況生中継で放送された。

    2006年の『M-1グランプリ』決勝(テレビ朝日系、2006年12月24日放送)にて、優勝したチュートリアルの漫才のネタにこの曲のサビの部分が使用された。このことは山崎自身も認識しており、喜ぶコメントがファンクラブ会報に掲載されている。

    2020年11月より山崎本人が出演しているスクウェア・エニックスのアプリゲーム『ロマンシング サガ リ・ユニバース』2周年キャンペーンのCMソングにも採用されている[4]

    収録曲

    全作詞・作曲:山崎将義

    1. One more time, One more chance (5:29)
    2. 妖精といた夏 (6:11)
      • 編曲:山崎将義
    3. One more time, One more chance (KARAOKE) (5:25)

    『秒速5センチメートル』 Special Edition

    「One more time, One more chance 『秒速5センチメートル』 Special Edition」
    山崎まさよしシングル
    B面 雪の駅〜One more time, One more chance〜
    One more time, One more chance(弾き語りVer.)
    リリース
    ジャンル J-POP
    時間
    レーベル ユニバーサルミュージック
    作詞・作曲 山崎将義
    プロデュース 山崎将義
    チャート最高順位
    山崎まさよし シングル 年表
    アンジェラ
    2006年
    One more time, One more chance 『秒速5センチメートル』 Special Edition
    2007年
    真夜中のBoon Boon
    (2008年
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    One more time, One more chance 『秒速5センチメートル』 Special Edition」(ワン・モア・タイム ワン・モア・チャンス 『びょうそく5センチメートル』 スペシャル・エディション)は、山崎まさよしの通算22枚目のシングルとして、2007年3月3日に発売された。

    解説

    • オリジナル・シングルのリリースから10年後、新海誠監督によるアニメーション映画『秒速5センチメートル』の主題歌として、新海監督から「One more time, One more chance」の楽曲使用の依頼があり、山崎サイドが快諾したのを機に発売された。オリジナル版がシングルベスト『BLUE PERIOD』(2005年9月21日)リリースの際に生産中止となったため、リニューアルされて新発売されたシングルが本作品である。オリジナル盤発売元のポリドールがユニバーサルミュージックに吸収合併されたため、本作はユニバーサルからのリリースとなっている。制作はナユタウェイブレコーズ
    • タイアップとなった『秒速5センチメートル』の内容にJR小山駅が登場したことに合わせて、実際に小山駅の両毛線ホームでBGMとして2018年4月7日6月30日の期間内に「One more time, One more chance(PIANO Ver.)」が起用された[5]

    収録曲

    1. One more time, One more chance (5:34)
    2. 雪の駅〜One more time, One more chance〜 (2:20)
      • 映画のサントラ盤に収録されていた、「One more time, ~」のインストゥルメンタルバージョン。
    3. One more time, One more chance(弾き語りVer.) (5:30)

    収録アルバム等

    • One more time, One more chance
    • One more time, One more chance (Live Version #1)
    • One more time, One more chance (Live Version #2)
    • One more time, One more chance (Live Version #3)
    • One more time, One more chance (弾き語りヴァージョン)
      • The Road to YAMAZAKI ~ the BEST selections for beginners ~ [SOLO ACOUSTIC]
    • 妖精といた夏
    • 雪の駅 〜One more time, One more chance〜
      • 秒速5センチメートル DVD-BOX

    カヴァー

    脚注

    注釈

    1. ^ 桜木町駅JR東日本京浜東北線根岸線及び横浜市営地下鉄と併設だが、根岸線はほぼ全線で高架線、市営地下鉄は地下または高架線であるため踏切は存在せず、また京浜東北線に踏切はあるが急行はない。なお、東急東横線の横浜 - 桜木町間は2004年に廃止されている。

    出典