『HOBO's MUSIC』(ホーボーズ・ミュージック)は、山崎まさよし通算9枚目のスタジオ・アルバム。2010年10月27日発売。制作はNAYUTAWAVE RECORDS、発売・販売元はユニバーサルミュージック合同会社。規格品番:UPCH-20207。
解説
前作『IN MY HOUSE』(2009年5月13日発売、UPCH-20158)以来となるアルバム。オリジナル・フルアルバムのみで言うと[1]2000年代は作品発表の間隔が2年から3年程度あったが、本作は1年5ヶ月ぶりということで、1995年から2010年時点までに発売されたオリジナル・フルアルバムの中では、過去3番目に短いインターバルとなった作品である。
2010年に発売された2枚のシングル「HOBO Walking」(2010年7月28日、UPCH-80122)、「花火」(2010年9月29日、UPCH-80201)から、ライブ音源とカラオケを除いたA面/B面がすべて収録された。
収録曲「HOBO Walking」という楽曲名にも使用されている「HOBO」とは、さすらい、根無し草的な、風来坊的な、といった意味であるとされている[2]。
パッケージはCD1枚の通常盤(UPCH-20207)と、2010年8月に都立夢の島陸上競技場で行われた "Augusta Camp 2010" のパフォーマンス映像が収録されたDVD付初回限定盤(UPCH-29055)と2種類がある。ほかデジタル・ダウンロード商品として、LPレコードのパッケージや雰囲気を再現したコンテンツも含め配信される『iTunes LP HOBO's MUSIC』がiTunes Storeにて同日発売された。尚、日本人男性歌手のiTunes LP音源商品化は山崎が初である。
前作アルバムに引き続き、初回盤に限り特殊なCDプレーヤーでなくても高音質再生が可能、と喧伝されているスーパー・ハイ・マテリアルCD(SHM-CD)仕様。シングルやアルバム含め初回盤、通常盤とある場合はジャケット写真が異なるケースが多いが、本作は同様である。アルバムで山崎本人の肖像が使用されていないのは、ライブ・アルバム『WITH STRINGS』(2006年3月29日、UPCH-1483/4)以来である[3]。
発売当時のパッケージ内には、同年11月から福生市民会館公演を皮切りに始まるコンサートツアー“YAMAZAKI MASAYOSHI 15th Anniversary ONE KNIGHT STAND TOUR 2010-2011”の情報が記載されたフライヤーが封入された。
収録曲
CD
DVD
- アレルギーの特効薬
- 追憶
- シングルマン
- アドレナリン
- HOBO Walking
- 晴男
- 8月のクリスマス
演奏
CD
- 山崎まさよし:Vocal, Instruments & Programming
- 江川ゲンタ
- Drums (#8)
- Percussion (#4.8)
- 中村キタロー:Bass (#5)
- 梅津和時:Clarinet (#6)
- 渡辺隆雄:Trumpet (#6)
- 青木タイセイ:Trombone (#6)
- 相川等:Trombone & Horn Arrangement (#8)
- 前田大輔:Trombone (#8)
- 佐久間勲、五反田靖:Trumpet (#8)
- NORA:Chorus (#8)
特典DVD
- 山崎まさよし:Vocal, Guitar
- 中村キタロー:Bass, Chorus
- 江川ゲンタ:Drums, Chorus
関連作品
関連項目
脚注
外部リンク
ユニバーサルミュージック 『HOBO's MUSIC』 公式サイト
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関連項目 | |
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