株式会社エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(英: NTT LOGISCO Inc.)は、東京都中央区日本橋に本社を置く、NTTグループの物流会社である。通称はNTTロジスコ。全国19ヶ所の物流センターをベースに3PL事業を展開している。
概要
NTTの物流子会社として、NTTグループの物流業務を一手に担っている[5]。これまでは、ケーブルや電柱、スマートフォン、電話帳といった情報通信に関わる物流企業として発展してきたが、電話需要の変化により、物量が減少している[5]。現在は、3PL企業として、医療機器や化粧品、エンタメ商材などNTTグループ外の物流業務にも注力し、外販比率は約6割ほどである[5]。
沿革
- 2014年 - 千葉物流センター新B棟[6]、京急開発との共同事業により平和島物流センタ竣工[8]
- 2015年 - 本店移転(東京都大田区平和島)[8]
- 2016年 - 医療ISO13485認証取得事業所を拡大(平和島物流センタ)[9]
- 2017年 - 高槻物流センター開設
- 2017年 - NTTロジスコ本社に「薬事品質保証室」新設[10]
- 2018年 - 埼玉花崎センター 開設[11]
- 2019年 - 茨木物流センター開設[12]
- 2021年
- 6月30日 - 午前9時10分、千葉物流センターA棟およびC棟のサーバに不正アクセスが発生し、約800万件の個人情報が漏えいした可能性があると発表[13]。NTTぷららから委託していたSTB機器の配送に関する個人情報(氏名と住所、電話番号、DRMID(STB機器固有の番号)、基本契約番号(ひかりTVの数字10桁の契約番号)、顧客番号(ISPぷらら/ひかりTVの数字10桁の契約番号))を格納していたファルダへの侵入とファイルの減失が確認された[13]。クレジットカード情報と金融機関口座情報などの決済関連情報は一切含まれていないとしている[13]。
- 7月9日 - NTTロジスコと外部専門機関による上記の件に関する調査結果を発表[14]。約800万件の個人情報が漏えいした可能性があると発表していたが、調査により可能性のある件数としては約500件まで絞られ、その後の調査により個人情報流出を示す明確な痕跡が確認されず、現時点で外部への流出の可能性は極めて低いことが確認された[14]。
- 8月1日 ‐ 社長直轄の「セキュリティ推進室」を設置し、情報セキュリティの更なる強化並びに再発防止策の徹底を図ると発表。
- 9月27日 ‐ 情報セキュリティ基本方針を制定。
事業拠点
本社・支店
物流センター
- 札幌物流センター - 北海道札幌市
- 仙台物流センター - 宮城県仙台市
- 長野物流センター - 長野県長野市
- 平和島物流センター - 東京都大田区
- メディカルロジスティクスセンター - 東京都大田区
- 千葉物流センター - 千葉県市川市
- 神奈川物流センター - 神奈川県横浜市
- 埼玉物流センター - 埼玉県加須市
- 埼玉花崎センター - 埼玉県加須市
- 金沢物流センター - 石川県金沢市
- 名古屋物流センター - 愛知県丹羽郡大口町
- 掛川物流センター - 静岡県掛川市
- 堺物流センター - 大阪府堺市
- 八尾物流センター - 大阪府八尾市
- 高槻物流センター - 大阪府高槻市
- 茨木物流センター - 大阪府茨木市
- 広島物流センター - 広島県安芸郡坂町
- 松山物流センター - 愛媛県松山市
- 福岡物流センター - 福岡県福岡市
グループ企業
外部認証
脚注
出典
関連項目
外部リンク
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