2000年シドニーオリンピックの野球競技・キューバ代表(2000ねんシドニーオリンピックのやきゅうきょうぎ・キューバだいひょう)は、2000年9月17日から27日までオーストラリアのシドニー市内にあるシドニー・ベースボールスタジアムとルーティヒル市内にあるブラックタウン・ベースボールスタジアムで開催されたシドニーオリンピックの野球競技に出場した野球キューバ代表である。
過去のオリンピック2大会(1992年バルセロナと1996年アトランタ)とも金メダルを獲得している。初めてプロ選手の参加が認められ、金属バットが廃止された今大会では、予選リーグ4戦目の対オランダ戦でオリンピックでは初の敗北を喫した。準決勝でホセ・コントレラスが完封して日本を下した。決勝戦の対アメリカ合衆国戦ではベン・シーツに完封を許して銀メダルに終わった。史上稀に見る投手に逸材が集まった時期であり、コントレラス、マエルス・ロドリゲス、ホセ・イバール、ノルヘ・ベラと4人揃って好成績を収めたが、この中でベラ以外は次の2004年アテネ大会に出場することが出来なかった。野手も大会後にオマール・リナレス、オレステス・キンデラン、アントニオ・パチェコなど過去のオリンピックで活躍した選手が代表を退き、世代交代が進んだ。
銀メダル(大会通算成績:7勝2敗)
☆はアトランタオリンピックに出場。○はアテネオリンピックに出場。
野手はスタメンまたは途中出場の試合数、投手は先発またはリリーフ登板の試合数を記載。