1979年の日本の女性史(1979ねんのにほんのじょせいし)は、1979年(昭和54年)の日本における女性に関するできごとを時系列的に挙げる。参考文献は日本の女性史年表を参照のこと。
- 本項目は歴史研究としての女性史ではなく、日本における女性に関するできごとをある体系に基づいて述べようとするものではない。
- 国家公務員採用試験、女性に閉ざされていた12職種、航空管制官、航空・海上保安大学校、気象大学校などの受験資格を開放
- 地方公共団体の婦人就業援助施設へ国庫補助
- 東南アジアからの出稼ぎ女性が全国で目立ち始め、「ジャパゆきさん」と呼ばれ始める。摘発や本国への強制送還も増加
- 日本生産性本部調査で、部課長の82%が企業内男女平等に反対
- 文部省「学校基本調査結果」、大学・短大進学率男43.1%、女33.5%
- 母子衛生研究所調査、里帰り分娩は全国平均37.8%
- 海外渡航者406万1000人、うち女性112万2906人
- 主婦のための仕事バンク「東海BOC」発足
- 1974年、名古屋在住の女性達を中心に、女性問題の学習グループ「あごら東海」として発足。1979年、「東海BOC」と改称、女性の経済的な自立をめざし、経済力をつけるためのエンパワメントと女性問題についての学習とを、活動の両輪とした。1992年には、「ウイン女性企画」と名称変更
- 婚礼家具、それまでの5点セットから洋服・整理ダンスの2点セットに変わる。
- 水を流す音だけ出す、トイレ用擬音発生装置「エチケットーン」発売、女性用トイレに設置、水道用品メーカー折原製作所
- 女性はトイレで使用前・使用中・使用後と水を3回流すので、水を節約するための擬音発生装置。都会の水不足にマッチし、たちまちヒット商品に。後続メーカーも相次ぎ、水使用量が多い駅・女子大・ホテル等に導入され、国鉄はこの装置の導入により水道料金が40%削減したという。
- 前年12月、 岐阜県で口裂け女騒動が起こり、以後、京都・長崎へ波及し、この年6月までに全国へ拡大。子供達の間にはデマを信じ、怖がって学校へ行かないというケースも。12月までには沈静化した。
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