1931年の政治(1931ねんのせいじ)では、1931年(昭和6年)の政治分野に関する出来事について記述する。
できごと
- 3月6日 - 大川周明、濱口首相の有力後継候補に浮上した宇垣陸軍大臣に書簡。
- 3月7日 - 宇垣陸軍大臣豹変。小磯国昭軍務局長へクーデター中止を命令。
- 小磯軍務局長、中島信一を通して大川周明にクーデター中止を連絡。
- (日時不明)大川、河本大作元大佐に擬砲弾調達を相談。
- 3月9日 - 濱口首相、宮中に参内。昭和天皇に幣原臨時首相代理の任を解くことを奏上。
- 3月10日 - 濱口首相、衆議院に登院。
- 3月11日 - 濱口首相、貴族院に登院。
- 3月17日
- 岡村寧次大佐、鈴木貞一中佐を経て、クーデター計画が真崎甚三郎中将(第一師団長)に伝わる。真崎、永田鉄山軍務課長に抗議。永田軍務課長、小磯軍務局長に報告。
- 小磯軍務局長、河本大作元大佐に大川周明説得を依頼。河本は徳川義親侯爵に大川の説得を依頼。
- 徳川義親侯、大川周明を説得しクーデターは中止。
- 3月18日 - 濱口首相、衆議院本会議に登壇。
- 3月20日 - 日本陸軍の青年将校による政治結社「桜会」によるクーデター計画が発覚(三月事件)。
- 3月24日 - 貴族院、婦人公民権法案を否決。
脚注
- ^ 阿部(2001)、p.172
- ^ 桧山(1976)、p.159
- ^ 戸川(1982) p.188
- ^ 戸川(1982) p.190
- ^ 戸川(1982) p.194
- ^ a b 戸川(1982) p.197
- ^ 戸川(1982) p.195
- ^ 戸川(1982) p.199
- ^ a b 戸川(1982) p.207
- ^ a b 戸川(1982) p.208
- ^ 戸川(1982) p.209
- ^ 戸川(1982) p.211
- ^ 戦後清水行之助から返還された50万円は社会党創立の資金になった(岡田益吉『軍閥と重臣』)
- ^ 大塚健洋『大川周明』p153
- ^ 「洮遼鎮守使 張海鵬氏独立」『東京朝日新聞』昭和6年(1931年)10月3日夕刊。
- ^ DESTRUCTION (1931-1990)
参考文献
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