高見島(たかみじま)は、香川県仲多度郡多度津町にある島。
概要
瀬戸内海のほぼ中央、多度津港の北西7.4kmの海上にある[2]。龍王山を中心に南北に細長い円錐型の島である[3]。1956年(昭和31年)9月30日に多度津町へ編入されるまでは、仲多度郡高見島村に属していた。
竜王山(標高297.3m)には祠があり[4]、県指定天然記念物の高見島龍王宮社叢がある[2]。
「浦」と「浜」、「板持」の3地区があったが、「板持」は居住者がいなくなっており、「浦」と「浜」の2地区のみとなっている[2]。
産業として水産業(主にイカナゴ漁)や農業(主に畑作、花き栽培)があるが、自家消費的なものが中心となっている[2]。
医療施設は国民健康保険直営診療所(国民健康保険高見診療所)がある[2]。
多度津町立高見小・中学校があったが2010年(平成22年)10月で廃校となり、社会教育施設の多度津町高見島自然体験センターとなっている[2]。
水道は海底送水が行われており普及率は100%である[2]。一方、ごみ処理やし尿処理は定期的に本土に搬出して処理している[2]。
瀬戸内国際芸術祭が開催される島としても知られる。
歴史
- 戦国時代には、本島と同じく塩飽水軍の拠点があった。
- 江戸時代末期の1860年(万延元年)、日本初の太平洋横断の偉業を成し遂げた咸臨丸の水夫のうち4人はこの島の出身である。
交通
ギャラリー
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高見港待合所
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多度津町高見島出張所
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高見島簡易郵便局
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高見島の瀬戸内国際芸術祭モニュメント
脚注
関連項目
外部リンク