高久 進(たかく すすむ、1933年1月11日 - 2009年7月22日)は、日本の脚本家。福島県河沼郡会津坂下町出身。福島県立会津高等学校卒業、早稲田大学教育学部卒業。池田和雄や井口真吾などの別名義を用いていた場合もあった。
略歴
大映東京撮影所にシナリオ研究生として入るが、デビュー作は、新東宝の『九十九本目の生娘』(監督・曲谷守平 主演・菅原文太、1959年)である[1]。高岩肇に師事した。
1960年代後半からメインの執筆活動を劇映画からテレビ作品に移し、アクションドラマ・時代劇・特撮・アニメと幅広いジャンルの作品にシナリオを数多く残した[1]。『Gメン'75』のメインライターでもある。また、刑事ドラマや特撮では「戦争の傷痕」をテーマにしたエピソードを多く執筆している。
門下には、『秘密戦隊ゴレンジャー』などで共同執筆を手掛けた新井光がいた。
スーパー戦隊シリーズなどで共に執筆した脚本家の曽田博久は、高久について多くのライターの中で別格の風格であったと述べている[2]。
2009年7月22日、急性呼吸不全のため死去。76歳没。
参加作品
テレビ
太字はメインライターを担当した作品。
映画
テレビゲーム
その他
脚注
注釈
- ^ 「池田和雄」名義。
- ^ 初期は「井口真吾」名義。
- ^ シリーズ構成。
- ^ 「犬」シリーズなど。
- ^ 原作のみ。
- ^ 主題歌作詞も担当。
出典
外部リンク