『青の祓魔師』(あおのエクソシスト)は、加藤和恵による漫画作品『青の祓魔師』を原作とした日本のアニメ作品。
第1期は、テレビアニメとして2011年4月17日から10月2日まで、MBS・TBS系列全国ネットにて放送された[注 1]。全25話。担当声優はVOMIC版とは異なっている。キャッチコピーは「運命を、切り裂け」。ストーリーは、第1話から第17話にかけて、原作の第1巻から第4巻までの内容をアニメ化(第6話・第11話はアニメオリジナルストーリー)。第15話から原作と異なるストーリーが展開し始め、第18話以降は完全なアニメオリジナルストーリーとなった。
BD/DVD『青の祓魔師 5』に第11.5話に当たる特別番外編「クロの家出」が収録され、2012年12月には劇場版の公開を記念し、全国26局の地上波とBS-TBSにてテレビ放送された。
テレビシリーズ第1期の最終話放送直後、本作の劇場アニメ化が発表され、2012年12月28日に公開された。テレビシリーズ第1期の最終話の後日談に当たる。
2016年7月にテレビシリーズ第2期『青の祓魔師 京都不浄王篇』(あおのエクソシスト きょうとふじょうおうへん)の製作が発表され[3]、2017年1月7日から3月25日までMBSほか『アニメイズム』B1枠にて放送された。キャッチコピーは「青の炎、再臨。」、「燃やせ、その信念を―」。原作第5巻から第9巻にあたる「京都・不浄王編」をアニメ化。テレビシリーズ第1期後半のアニメオリジナルストーリーには準じず、原作の設定に基づいた物語が展開される。同年中には新作アニメが『ジャンプスペシャルアニメフェスタ2016』にて上映され、原作コミックスのDVD同梱版に収録された。
2022年12月18日には、新作となるテレビシリーズの制作が『ジャンプフェスタ2023』にて発表された[4]。『青の祓魔師 島根啓明結社篇』(あおのエクソシスト しまねイルミナティへん)のタイトルで、2024年1月から3月までTOKYO MXほかにて放送された[5][6]。
『青の祓魔師 雪ノ果篇』(あおのエクソシスト ゆきのはてへん)は2024年10月から12月までTOKYO MXほかにて放送された[7]。『青の祓魔師 終夜篇』(あおのエクソシスト よすがへん)は2025年1月より放送中[8]。
ジャンプアニメ作品としては初めて単巻Blu-ray Discと単巻DVDが同時発売された。発売元はアニプレックス。
第1期は完全生産限定版と通常版の2種類で、BDは完全生産限定版のみ、DVDは完全生産限定版と通常版が発売(第2・5・6・9巻はBD・DVD共に初回限定仕様で発売)。各種特典はBD/DVD共通。また、各巻特典映像としておまけアニメ『裏エク』(後述)と通常とは異なるバージョンの次回予告「オリジナルWEB予告」を収録。第2期、第3期はBD/DVD共に完全生産限定版のみの発売。
第1期Blu-ray・DVD各巻には、映像特典として、おまけアニメ『裏エク』(うらエク)が収録されている。
2011年6月22日リリース。
2011年9月28日リリース。
2011年放映のTVアニメーションおよび2012年公開の劇場版で使用された楽曲を澤野弘之がセレクトし、アコースティックアレンジしたサウンドトラックアルバム『青の祓魔師 Plugless』が7月3日に発売された。
初回限定盤のみ2枚組26曲、通常盤には13曲が収録された。DISC2はシリーズを通して澤野が楽曲を選りすぐったセレクションとなっている。
また、2017年5月10日に発売された完全生産限定版DVD・Blu-ray『青の祓魔師 京都不浄王篇 3』にはCDアルバム『澤野弘之/KOHTA YAMAMOTO リアレンジCD』が付属した。
「BEK-PfSolo」は「BLUe-eXOSUiTe-toKYOto-燦」~「BLUe-eXOSUiTe-toKYOto-志」~「Too Late To Say ( i-AM ~ BLUE ) 」のピアノメドレーとなっている。[32]。
『青エクラジオ みんなで魔神を倒し魔SHOW!』(あおエクラジオ みんなでサタンをたおしまショー)が、HiBiKi Radio Stationにて2011年4月17日から2012年2月26日まで配信された。回数カウントは「LEVEL.○」。初回から第25回まではアニメ放送後の毎週日曜日17時30分に更新され、アニメ放送終了後の第26回は約5か月後に更新された。その後、更新は途絶えていたが、劇場版の公開に合わせて同年11月17日に『青エクラジオ みんなで劇場版を待ち魔SHOW!』(あおエクラジオ みんなでげきじょうばんをまちまショー)のタイトルで、劇場版特別編として配信が再開された。
本放送開始前の2011年2月27日と3月27日には、それぞれLEVEL.0(第0回)およびLEVEL.0.5(第0.5回)としてプレ配信され、LEVEL.0とLEVEL.17(第17回)は、イベントでの公開録音の模様が配信された。
『TVアニメ「青の祓魔師 京都不浄王篇」ラジエク! ラジオの祓魔師!』が、2017年1月6日から3月31日まで音泉にて配信された。隔週金曜日更新。
『青の祓魔師 DAMNED RADIO』( - ダムド ラジオ)が、文化放送超!A&G+にて2019年4月6日から6月29日まで放送された。毎週月曜日更新。全13回。2019年に配信が予定されていたゲーム『青の祓魔師 DAMNED CHORD』の関連番組。ゲームの新情報を届ける。 パーソナリティは上部(WEBラジオの節の冒頭)を参照。
ニコニコチャンネル『「青の祓魔師」コミックスチャンネル』[33]で、出演声優によるフリートーク番組が配信された。
『青の祓魔師 ―劇場版―』(あおのエクソシスト げきじょうばん)と題し、2012年12月28日より全国東宝系にて公開された。テレビシリーズ第1期の後日談に当たり、映画オリジナルのストーリーとなる[35]。キャッチコピーは「青い炎が照らす遠き記憶。運命を揺るがす祝祭(カーニバル)が始まる―」、「俺だけは、ずっと忘れない。」。
2012年12月29、30日の初日2日間の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第6位となった[36]。最終興収は5億6000万円[37]。
なお開催を記念して、大江戸温泉物語とのコラボレーション企画も開催された[38]。
11年に一度の祭りを目前に、活気づく正十字学園町。その陰では祓魔師たちが総出で悪魔の討伐に奔走していた。燐は幽霊列車(ファントムトレイン)討伐の任に当たっていたが、その途中で古い祠を損壊させ、封印されていた悪魔を解放してしまう。責任を取るため、燐はその悪魔を「うさ麻呂」と名付け、自室に置いて監視することとなった。当初こそ衝突した燐とうさ麻呂だったが、生活を共にする中で徐々に打ち解け、いつしか兄弟のように親しくなっていく。
祭りも滞りなく進み、事態は平穏に収束すると思われた矢先、なぜか祓魔師たちの指揮系統が乱れ、各所で混乱が生じ始める。台湾支部の祓魔師リュウは、その原因がうさ麻呂の能力にあると看破し、彼を討伐対象に認定する。天真爛漫なうさ麻呂が元凶であったことに、燐は動揺を隠せない。潜伏していた幽霊列車も再活性化し、混乱はさらに激化。学園町が未曾有の危機に瀕する中、対峙した燐とうさ麻呂に決断の時が迫る。
発売元はアニプレックス、販売元はソニー・ミュージックディストリビューション。 通常版・完全生産限定版はそれぞれ1枚組。
特典は以下の通り。
BS11とTOKYO MXでは、特別番組『「青の祓魔師 劇場版」ナビ!!』が放送された。
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