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この項目では、東京都練馬区の町名について説明しています。その他の用法については「貫井 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
貫井(ぬくい)は、東京都練馬区の町名。現行の行政地名は貫井一丁目から五丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は176-0021[3]。
地理
練馬区の南部に位置する地域。北部を高松、南部を中村北と中野区、東部を向山、西部を富士見台と接する。北部を中心に、工業が盛んである。
世帯数と人口
2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 |
世帯数 |
人口
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貫井一丁目
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2,638世帯
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5,019人
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貫井二丁目
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2,105世帯
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3,521人
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貫井三丁目
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2,683世帯
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4,826人
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貫井四丁目
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2,173世帯
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4,292人
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貫井五丁目
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1,258世帯
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2,102人
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計
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10,857世帯
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19,760人
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小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。
地価
住宅地の地価は、2015年(平成27年)1月1日の公示地価によれば、貫井3-38-5の地点で36万2000円/m2となっている[6]。
歴史
旧・武蔵国豊島郡上練馬村字貫井のほぼ全域と谷原村の一部。貫井は上練馬貫井村として独立した扱いをされることもあり、本貫井・東貫井・西貫井・南貫井・北貫井・向貫井・中貫井といった小名に分かれていた。
1932年(昭和7年)の東京市成立時には当時の板橋区に属して同区練馬貫井町となり、1949年(昭和24年)1月1日に冠称を外して貫井町となった。1965年(昭和40年)4月1日に住居表示が実施され、現行の貫井一丁目から五丁目となった[7]。
地名の由来
地名は、湧き水が貫き出でていたことに由来する。
町名の変遷
板橋区成立時の町名改称は以下のとおり[8]。
実施後
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実施年月日
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実施前(いずれも大字上練馬)
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練馬貫井町
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1932年10月1日
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字東貫井・北貫井・本貫井・向貫井・中貫井・田嶋・東田嶋・西貫井・南貫井
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実施後
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実施年月日
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実施前(各町丁の一部)
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貫井一丁目
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1965年4月1日[7]
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中村北四丁目、貫井町
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貫井二丁目
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貫井町
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貫井三丁目
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貫井町、谷原町一丁目
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貫井四丁目
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貫井町、高松町一丁目
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貫井五丁目
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貫井、高松町一丁目
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向山四丁目
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向山町、貫井町
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産業
農業
- 販売農家数:4戸
- 農業就業人口:11人
- 経営耕地面積:139a
- 主要農作物作付面積
- キャベツ:139a
- ダイコン:1a
- ほうれんそう:1a
(2000年(平成12年)2月1日現在、「練馬区統計書平成17年版 農業センサス」より。)公表されている農業集落の中では最も経営耕地面積が少ない。ほぼキャベツのみを生産している。
工業
- 工場数:43(2003年(平成15年)12月現在「練馬区統計書平成17年版 工業統計調査」より)
- 従業者数:646人
- 製造品出荷額等:996,779(万円)
- 付加価値額:535,765(万円)
貫井の工業は工場数は区内の約5%、製造品出荷額等は約9.5%(第3位)となっているように比較的盛んである。
交通
鉄道
教育
施設
脚注
外部リンク