豊田西バイパス(とよたにしバイパス)は、愛知県名古屋市天白区から同県豊田市東新町に至る総延長13.3 kmの国道153号バイパスである。
概要
国道153号豊田西バイパスは、豊田都市圏と名古屋都市圏を直接結び、豊田外環状の放射道路として機能する道路である。2020年現在、すべての区間が暫定4車線で開通している。渋滞の原因となっていた暫定2車線区間は、2006年12月に4車線拡幅が全線で完成したため解消され、スムーズな走行が可能になった。最終的に全線6車線化を予定している[1]。
路線データ
- 起点 : 愛知県名古屋市天白区天白町
- 終点 : 愛知県豊田市東新町
- 総延長 : 13.3 km
- 道路規格 : 第4種第1級
- 設計速度 : 60 km/h
- 道路幅員 : 36.0 m - 53.5 m
- 車線幅員 : 3.5 m
- 車線数 : 暫定4車線・完成6車線
- 全体事業費 : 316億円
- 計画交通量 : 77,200台/日
地理
通過する自治体
交差する道路
歴史
※開通日時は『2019年度 名四国道事務所事業概要』による[3]。
- 1966年度(昭和41年度) : 名古屋市天白区天白町植田 - 名古屋市・日進市境 (0.7km)都市計画決定
- 1967年度(昭和42年度) : 事業化
- 1970年度(昭和45年度) : 名古屋市・日進市境 - 東郷町・三好町(現・みよし市)境 (7.6km)都市計画決定
- 1971年度(昭和46年度) : 用地買収に着手
- 1972年度(昭和47年度) : 東郷町・三好町(現・みよし市)境 - 豊田市東新町 (5.0km)都市計画決定
- 1973年度(昭和48年度) : 着工
- 1980年(昭和55年)12月17日 : 名古屋市天白区天白町植田 - 日進市浅田町 (3.2km)暫定2車線で供用開始
- 1986年(昭和61年)
- 03月07日 : 愛知郡東郷町大字和合 - 愛知郡東郷町北山台 (2.0km)暫定2車線で供用開始
- 10月30日 : 日進市浅田町 - 愛知郡東郷町大字和合 (2.1km)暫定4車線で供用開始
- 1987年(昭和62年)
- 02月17日 : 愛知郡東郷町北山台 - 西加茂郡三好町大字三好字油田(現・みよし市三好町油田)(1.9km)暫定2車線で供用開始
- 04月01日 : 西加茂郡三好町大字三好字油田(現・みよし市三好町油田) - 西加茂郡三好町東山台(現・みよし市東山台) (0.7km)暫定2車線で供用
- 1990年(平成02年)
- 03月16日 : 豊田市西新町 - 豊田市東新町(1.0km)暫定4車線で供用開始
- 03月20日 : 西加茂郡三好町東山台(現・みよし市東山台) - 豊田市西新町(2.4km)暫定2車線で供用開始、これにより全区間暫定供用開始
- 1991年(平成03年)03月23日 : 名古屋市天白区天白町植田 - 日進市浅田町(3.2km)4車線化完成
- 1993年(平成05年)12月20日 : 愛知郡東郷町大字和合 - 愛知郡東郷町北山台 (2.0km)4車線化完成
- 1995年(平成07年)10月04日 : 愛知郡東郷町北山台 - 西加茂郡三好町大字三好字油田(現・みよし市三好町油田) (1.9km)4車線化完成
- 1997年(平成09年)08月22日 : 西加茂郡三好町大字三好字油田(現・みよし市三好町油田) - 西加茂郡三好町東山台(みよし市東山台) (0.7km)4車線化完成
- 2000年(平成12年)03月28日 : 西加茂郡三好町東山台(現・みよし市東山台) - 西加茂郡三好町大字打越(現・みよし市打越町) (1.4km)4車線化完成
- 2006年(平成18年)12月05日 : 西加茂郡三好町大字打越(現・みよし市打越町) - 豊田市西新町 (1.0km)4車線化完成。これにより対面通行区間は解消
- 2014年(平成26年)01月15日 : 豊田市本新町 - 豊田市東新町 (1.0km)立体交差化[4]
交通量
2005年度(平成17年度道路交通センサスより[5])
平日24時間交通量(台)
- 愛知郡東郷町大字和合 : 45,598
- 愛知郡東郷町大字諸輪字押草台 : 43,276
- 西加茂郡三好町平池(現・みよし市三好町平池) : 42,979
- 豊田市本新町5丁目 : 38,105
脚注
参考資料
関連項目
外部リンク