西脇市駅(にしわきしえき)は、兵庫県西脇市野村町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線の駅[1]。
歴史
1990年(平成2年)3月31日までは鍛冶屋線の起点であり、その当時は野村駅(のむらえき)を名乗っていた。西脇市街へは、当駅から鍛冶屋線で一駅進んだ西脇駅の方が近かったが、同路線の廃止に伴い当駅が代わって「西脇」を駅名に冠するようになった[1]。
年表
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持つ地上駅になっている[1]。
加古川駅が管理する直営駅で、みどりの券売機が設置されている。
多くの駅では駅舎側が1番のりばとなっているが、当駅では逆に駅舎の反対側から番号が振られている。日中は加古川方面の列車が3番のりば、谷川方面の列車が1番のりばに発着しているため、同一平面上での乗り換えは基本的に行わない。
車庫がある厄神駅と同様、列車の夜間滞泊が行われる駅である。
2021年3月現在、ICOCAを含む交通系ICカードは当駅までがエリアとなっており、谷川方面への利用はできない。
のりば
利用状況
「兵庫県統計書[13]」によると、2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は696人である[14]。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度
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1日平均 乗車人員
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2000年
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749
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2001年
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757
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2002年
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719
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2003年
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694
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2004年
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671
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2005年
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655
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2006年
|
644
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2007年
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641
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2008年
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631
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2009年
|
627
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2010年
|
648
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2011年
|
679
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2012年
|
696
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2013年
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712
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2014年
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735
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2015年
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782
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2016年
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779
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2017年
|
781
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2018年
|
797
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2019年
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822
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2020年
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682
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2021年
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696
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駅周辺
駅前にはやや小さな駅前広場があり、タクシーの待ち合いが設けられている。当駅は市街の南外れに位置する。
バス路線
- ※神姫バス、ウイング神姫のいくつかの路線(西脇急行線など)や中国ハイウェイバスは駅には入らず、駅近くの県道上の「野村(西脇市駅前)」停留所に停車する。
その他
- 1980年代はじめにたのきんトリオ(田原俊彦・野村義男・近藤真彦)がブームになったとき、当時野村駅を名乗っていた当駅と北条線(現在の北条鉄道)田原駅の存在が話題になったことがあった[15]。
- 当駅の駅スタンプの他に、社町駅・滝野駅・滝駅・比延駅・日本へそ公園駅・黒田庄駅・本黒田駅・船町口駅・久下村駅の駅スタンプも当駅で管理されている。ただし、山と渓谷社発行の「スタンプで巡る鉄道の旅 JR西日本約550駅」には収録されていない。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 加古川線
- 滝駅 - 西脇市駅 - 新西脇駅
かつて存在した路線
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 鍛冶屋線
- 野村駅 - 西脇駅
脚注
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
西脇市駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク