薫別駅(くんべつえき)は、北海道足寄郡陸別町字上利別原野東1線254-9[2]にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅である。国鉄・JR北海道池北線時代の事務管理コードは▲110511[3]。
歴史
年表
駅名の由来
地名より。付近を流れる利別川の支流のアイヌ語名にペンケクッペッ(上のクン川)、ポンクンペッ(小さなクン川)の名称があり、その下流の大誉地川の旧名もクンペッであった。「薫別」はこのクンペッに漢字を当てたものであるが、語義不明となっている[9]。
アイヌ語研究者の永田方正は「クンネペッ(kunne-pet)」(黒い・川)に由来すると解釈しており[9]、1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』ではこの説が採用されている[10]。
このほか、更科源蔵や山田秀三は「クウンペッ(ku-un-pet)」(仕掛け弓・ある・川)と解釈している[9]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。
駅周辺
薫別の集落がある。
隣の駅
- 北海道ちほく高原鉄道
- ふるさと銀河線
- 大誉地駅 - 薫別駅 - 陸別駅
脚注
参考文献
- 『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』北海道旅客鉄道釧路支社、2001年。
- 『ふるさと銀河線10年のあゆみ』ふるさと銀河線10周年記念事業実行委員会、1999年。
関連項目
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