菅沼孝三 YouTube チャンネル
活動期間
2010年 - ジャンル
音楽 登録者数
1.17万人 総再生回数
403万回 チャンネル登録者数・総再生回数は000000002024-01-25-0000 2024年1月25日 時点。 テンプレートを表示
菅沼 孝三 (すがぬま こうぞう、1959年 10月25日 - 2021年 11月8日 )は、大阪府 出身のドラマー 。
国外でも活躍しており、ジャズ ・ロック など幅広いジャンルで数多くのミュージシャンとの共演歴を持つ。
昭和音楽大学 講師[ 1] 、音楽学校メーザー・ハウス 講師、キャットミュージックカレッジ専門学校 非常勤講師[ 2] を務めていた。
人物
テクニックが豊富で高速プレイや変則プレイ、ルーディメンツ などの精度の高さなどで知られ [要出典 ] 、手数王 と呼び親しまれていた[ 3] 。
教則ビデオのリリース、リズム&ドラム・マガジン ・Player (雑誌) ・教則本への執筆、ドラムクリニックの参加といった活動を積極的に行っている。また、自らもドラムスクールを主宰しており(後述項参照)、若手ドラマーの育成に意欲的に取り組んでいた。
ドラム以外にもディジュリドゥ 、パチカ 、ヤマハ ・Miburi 等多種多様の楽器を演奏できるマルチプレイヤーであり、ホーミー の歌唱技術も高い。
娘はFUZZY CONTROL のSATOKOこと菅沼知子 [ 4] 。
来歴
8歳でドラムを始める。幼少期から“ドラマー”として幾度かテレビに出演、その腕前を紹介される。
1975年
1977年
「ヤマハ ドラマーズチャンピオンシップ‘77」で審査員特別賞を受賞。
1978年
1979年
「A-ROCK コンテスト」でベストドラマー賞を受賞。
星野楽器製造 (株)とアドバイザー契約。
1981年
白井克治とニューソニックジャッズオーケストラに加入。
1982年
フュージョンバンド「99.99」(フォーナイン)にドラマーとして加入。
1983年
ミンクスミュージックアカデミーのドラム講師に就任。
1984年
1985年
古谷哲也と共に関西の小、中学校、高校のリズム教育にあたる。 [要出典 ]
1986年
プログレバンド「Black Page」結成、アルバム『Open The Next Page』発表。
「稲垣潤一 コンサートツアー」にサポートとして参加。
1987年
1990年
1991年
渋谷ヤマハにて「菅沼孝三ドラム道場 」開講。
「ドラムキャンプ」参加。
1992年
1993年
「工藤静香 コンサートツアー」にサポートとして参加。
「真・女神転生 LAW&CHAOS DISC」 ゲームサウンドトラックCDアレンジディスク「CHAOS DISC」への参加。
1994年
1995年
1996年
谷村新司 のレギュラードラマー。
3月、雑誌『リズム&ドラム・マガジン』1996年04月号(リットーミュージック)に表紙、特集ページ掲載[ 7] 。
1997年
「Montreal Drum Fest '97」に日本人初の出演。
1998年
6月、(有)コーゾーコーポレーション設立。社長に就任。
菅沼孝三ドラム道場・たまプラーザ本校、開講。
1999年
「谷村新司コンサートツアー」にサポートとして参加。
2000年
2000年
9月、教則ビデオ『THE 手数王』(リットーミュージック)をリリース。「マーシャル フェスティバル」にChar とともに参加。
2001年
ヤマハからシグネチャーモデルのスネア(品番:FSD1455KS)をリリース。
7月20日、ニューヨーク でレコーディングをしたソロアルバム『KOZO 』をリリース。
ボストン 、ジルジャン 工場見学。
7月、雑誌『リズム&ドラム・マガジン』2001年08月号(リットーミュージック)に単独表紙、インタビュー掲載[ 8] 。
2002年
2003年
マレーシアにてドラムクリニック。「アジアンビート」審査員。
インドネシア、ジャカルタ にてドラムクリニック開催
2004年
2005年
2006年
3月、河田嘉彦との自己ユニット「Drum'n Didgeri」名義でアルバム『Drum'n Didgeri』(コーゾー・コーポレーション)をリリース。
6月、ヤマハからシグネチャーモデルのスネア(品番:SD6455KS)をリリース。
2007年
2月、教則ビデオ『究極のスティックコントロール』(ジュエルサウンド)をリリース(ニール・ソーセン と共作)。
フィリピン、マニラ 、マレーシア、タイにてドラムクリニック開催。
BS-TBS 『超人』に出演。[要出典 ]
インドネシア、シンガポール、韓国 にてドラムクリニック開催。
中国・「上海 メッセ」に出演。
2008年
2009年
2010年
5月20日、アルバム『Convergence』発売。
「吉川晃司 コンサートツアー」にサポートとして出演。
2011年
1月、久次米一弥 率いる天地雅楽 のアルバム『倭ノ音霊 〜やまとのおとだま〜』のレコーディングに参加。
9月、「菅沼孝三&天地雅楽ドラムコンテスト」を開催。YouTube で動画を投稿しエントリーする応募方法で、菅沼を始めとするSATOKO(FUZZY CONTROL )や川口千里 らのデモプレイが話題となる。
上海・「ミュージックチャイナ」に出演。
2012年
「吉川晃司コンサートツアー」にサポートとして出演。
2013年
中国「9Beats Summer Camp」出演。
「アジアンビート」、インドネシア・ジャカルタに出演。
2014年
4月、天地雅楽のミニアルバム「飛鳥ものがたり」のレコーディングに参加。
7月、モントルージャズフェスティバル に中村明一のバンドFORESTのメンバーとして出演。
9月、雑誌『リズム&ドラム・マガジン』2014年10月号(リットーミュージック)に菅沼孝三×SATOKO(FUZZY CONTROL)で表紙、特集ページ掲載[ 11] 。
12月、「第2回 菅沼孝三&天地雅楽ドラムコンテスト」を開催。
12月13日、アルバム『Sunset cruise』発売。
中国にてドラムクリニックを開催。
「北京現代国際鼓手市」に出演。
2015年
「吉川晃司ツアー」サポートとして参加。
上海、温州 にてドラムクリニック開催。
台湾・台北 、高雄 にてドラムクリニック開催。
中国・大連 にて行われた「ドラムフェスティバル」に出演。
神戸 にて「100人ドラム」開催。
2016年
上海、成都 、重慶 、永川 、北京にてドラムクリニック開催。
神戸にて「100人ドラム」を開催。
2017年
「フジロックフェスティバル 」オレンジステージ、トリプルキングで出演。
2月11日、天地雅楽のアルバム『やまと まほろば』に参加。
2018年
11月7日、ドラマー活動50周年記念アルバム『Drum Paradise』発売。
中国・「上海メッセ」に出演。
2019年
2月6日より、ASKA ソロツアー「ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA -40年のありったけ-」、「ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA -ASIA TOUR-」に参加[ 12] [ 13] 。
10月、自主制作アルバム『KOZOワンマン倍音ズ』発売。
10月25日、還暦を迎え、日本各地で「還暦の宴」と題した記念ライブを行う。
12月10日より、ASKAソロツアー「billboard classics ASKA premium ensemble concert -higher ground-」に参加[ 14] [ 15] 。
2020年
4月22日、YouTuber になる[ 16] 。
6月22日、同年6月16日に腹部に強い痛みを覚え、救急搬送された。内臓疾患の診断を受けて緊急手術を受けたことをFacebook にて報告した[ 17] 。
9月26日、天地雅楽の公式レコーディングに参加。
2021年
6月、ASKAのレコーディングに参加。
9月12日、演奏活動休止前、最後のステージとなる、「金沢ジャズストリート」フィナーレの石川ジャズオーケストラPYRAMID feat. 篠崎文(Vo)にゲストドラマーとして参加。この模様は、金沢JAZZ連盟YouTubeチャンネルにて視聴可能
9月26日、病気療養(大腸がん ステージ4)の治療に専念するため、演奏活動を休止することを公式サイト及び各SNS を通じて発表した[ 18] 。
11月8日午後4時49分[ 19] 、大腸がんのため死去。62歳没。訃報は翌9日、娘であるドラマーのSATOKO(FUZZY CONTROL)が菅沼のFacebook及び自身のSNS媒体を通じて報告した[ 20] [ 21] 。
11月11日、横浜市青葉区の葬儀会館にて通夜を執り行い、ミュージシャンをはじめ一般からの弔問も受けた。会場には愛器のドラムセットを設え、他にも思い出の品々が展示された。お通夜ではミュージシャンや交流のあった人々をはじめ、ファン、ドラム道場の生徒等が参列し、その人数は駅まで列が出来るほどだったといい、葬儀会館のスタッフに「今までにこんなに人が来た事がない」と言われた程であったという。
葬儀・告別式は家族のみで執り行う予定であったが、交友関係にあったASKA も参列した[ 22] 。
サポート予定であったASKAツアーには、実娘のドラマーSATOKOが菅沼孝三のドラムセットを使用し、参加。
作品
アルバム
KOZO (2001年7月20日) ※廃盤
Pai-Patiroma (2004年4月21日)
Convergence(2010年5月20日)
Sunset cruise(2014年12月13日)
Drum Paradise(2018年11月7日)
KOZOワンマン倍音ズ (2019年10月)
教則ビデオ
手数王(1992年1月30日、リットーミュージック) - VHS
ツーバス&フットワーク(1992年、リットーミュージック) - VHS
帰ってきた手数王(1993年2月20日、リットーミュージック) - VHS
手数王 実践ライブ篇(1995年、リットーミュージック) - VHS
手数王 地獄のドラム道場(1996年10月21日、リットーミュージック) - VHS
OKAZU王(1997年5月25日、Jewel sound) - VHS
THE 手数王 / ハイパー・テクニック編(2000年9月21日(VHS)・2006年2月(DVD)、リットーミュージック)
THE 手数王 / パターン & グルーヴ編(2000年9月21日(VHS)・2006年2月(DVD)、リットーミュージック)
ブラシ四天王(2000年3月(VHS)・2006年8月2日(DVD)、Jewel sound)
超絶フレーズ大百科 ソロもんの秘宝(2002年4月21日、Jewel sound) - VHS
ジャズドラム大辞典(2004年10月25日、Jewel sound) - DVD
手数王 -KOZO SYSTEM EXERCISES-(2005年10月20日、リットーミュージック) - DVD
ルーディメンツ スーパーディクショナリー(2006年3月21日、Jewel sound) - DVD
ニールとKOZOの究極のスティックコントロール(2007年2月21日、Jewel sound) - DVD
フット・ワークの常套句(2007年5月20日、リットーミュージック) - DVD
『手数王』菅沼孝三の60日間ドラム上達プログラム「ドラムの達人!手数王式60日短期集中ドラムメソッド」(2009年6月、株式会社アシュラワークス)- DVD
菅沼孝三 ドラム・セッティングの裏ワザ(2013年3月27日、アトス・インターナショナル) - DVD
菅沼孝三直伝!魅せる!ハイハット新演奏メソッド 〜超効率セッティング&世界のテクニックに学ぶ魅せ技〜(2015年7月1日、アルファノート) - DVD
教則本
ビデオ
THE GITADO LIVE BEMANI 10th Anniversary memorial event(2008年2月22日、Konami Digital Entertainment) - DVD
ドラム・スクール
『菅沼孝三ドラム道場 』を全国6カ所で主宰(2021年9月現在)。
プロ・アマ問わず、また初心者にも門戸を開いており、菅沼孝三が厳選した講師陣によるレッスンを受講することが出来る[ 23] 。
また、一部の教室では菅沼自らがレッスンを行っている。同スクールから多くのプロ・ミュージシャンを輩出している。
主な出身者
坂東慧 (T-SQUARE )[ 24] 、川口千里 [ 25] 、SATOKO(FUZZY CONTROL )[ 26] 、影丸(-真天地開闢集団-ジグザグ )[ 27] 、今井義頼[ 28] 、内田龍芽 [ 28] 、平陸 [ 28] 、外薗雄一、シシド・カフカ 、矢野顕太郎、片山晴翔、黒田和良 、雑賀泰行、CHITAAなど。 [要出典 ]
脚注
注釈
^ 「BLACK EYES」は1987年11月7日開始の「CHAGE and ASKA CONCERT TOUR 『X’mas SPECIAL’87』」から1999年12月31日のカウントダウンライブ『CHAGE and ASKA 千年夜一夜ライブ~福岡ドーム 僕らがホーム~』まで活動。菅沼孝三はほとんどのツアーや一部の音楽番組に出演。
出典
外部リンク