花川町(はなかわちょう)は、静岡県浜松市中央区花川地区にある町である。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施[5]。
概要
吉野町(よしのちょう)と吉野東町(よしのひがしまち)が、合併統合及び町名変更して設定された浜松市中区(旧)では最北端だった、浜松市中央区の町。市街化調整区域に在る為、町内には畑が多く山や沢川もあり、自然が豊かである。旧くから同和問題を抱えており、吉野の地名に差別的な印象を与えており、合併時に町名変更で吉野の地名が排除された。付近には、浜松西インターチェンジや浜松環状線などがあり、利便性が良い。また、町内には花川運動公園があり、春には桜が咲き、毎年多くの花見客が訪れる。
施設
歴史
延長元年(923年)、大和朝廷の要人二人が、町北部の谷を流れる北川の芳池(よしいけ)に住居を構える。その後、周辺では多数の土器が発見され、芳池遺跡と認定された。よって、当時から先祖が農耕生活を営んでいたと考えられている(町発行の歴史本より[要ページ番号])。
町名の由来
町名の由来は、町の南部の谷を流れる川、「花川」から。川名のとおり花川沿いにはたくさんの桜の木があるが、正確には、山の椎の木の白い花が咲いて散り、沢川に浮いていた様子に由来する。さらに、旧名須野木沢村(すのきざわむら)もまた、“椎の木沢”に由来するといわれている。現在も山中には、たくさんの椎の木が見られる。なお、旧名吉野町は上記の歴史から、大和朝廷があった後醍醐天皇ゆかりの地、吉野にちなんだものである。
世帯数と人口
2018年(平成30年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]。
交通
バス
- 遠鉄バス
- 40気賀三ヶ日線:(浜松駅 方面 - )一里山南( - 聖隷三方原病院/気賀駅前/三ヶ日車庫 方面)
- 41高台線:(浜松駅 方面 - )長栄寺入口 - 花川小学校 - 花川 - 花川運動公園
道路
その他
日本郵便
警察
町内の警察の管轄区域は以下の通りである[8]。
脚注
外部リンク
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中地域 |
中央地区 | |
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西地区 | |
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城北地区 | |
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北地区 | |
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アクト地区 | |
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駅南地区 | |
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県居地区 | |
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佐鳴台地区 | |
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富塚地区 | |
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萩丘地区 | |
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曳馬地区 | |
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江東地区 | |
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江西地区 | |
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三方原地区 | |
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東地域 |
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西地域 |
入野地区 | |
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篠原地区 | |
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庄内地区 | |
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和地地区 | |
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伊佐見地区 | |
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神久呂地区 | |
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雄踏地区 | |
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舞阪地区 | |
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南地域 |
白脇地区 | |
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新津地区 | |
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飯田地区 | |
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芳川地区 | |
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河輪地区 | |
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五島地区 | |
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可美地区 | |
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地域分類は、浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例 別表第5に掲げる分類による。 地区分類は、浜松市統計 区別・町字別世帯数人口一覧表に掲げる分類による。 カテゴリ |