曳馬町(ひくまちょう)は浜名郡に属していた町。
現在の浜松市中央区の地名である。1983年9月に住居表示化されて現在の曳馬一丁目 - 六丁目となる。主に住宅地である。
歴史
江戸時代の敷知郡島之郷村が、現在の曳馬の全域にあたる。当時の村全体の石高は四百三十二石で、高林村や早出村とほぼ同等である。明治22年の町村制施行により曳馬下村となり、昭和9年に浜名郡曳馬町となった。昭和11年には浜松市に編入する。
「曳馬」の地名は、かつて遠江地方が引間または引馬、江戸時代には曳馬、と呼ばれていた事にあやかって付けられた。引間は万葉集にも見られる古い地名で、引馬城(浜松城の前身)、引馬宿、引馬野(曳馬野)といった使われ方もある。浜松市中心部や三方原台地上まで含む広いエリアを指しており、島之郷村と直接の関係はない。
徳川家康が引馬城を拡張し浜松城に改称したことが知られているため「引馬は浜松の旧称」という見方があるが、「浜松」もまた古い地名(荘園の名)であり、歴史上両者は別々の地名として併存していた。
代表的な字(曳馬一丁目 - 六丁目に限る)
交通
鉄道路線
- 遠州電気鉄道(現遠州鉄道)
- 浜松鉄道(後の遠州鉄道)
バス
主要な施設など
- 市立曳馬小学校(曳馬一丁目)
- 市立曳馬中学校(曳馬四丁目)
- 浜松市曳馬協働センター(曳馬三丁目)
|
---|
中地域 |
中央地区 | |
---|
西地区 | |
---|
城北地区 | |
---|
北地区 | |
---|
アクト地区 | |
---|
駅南地区 | |
---|
県居地区 | |
---|
佐鳴台地区 | |
---|
富塚地区 | |
---|
萩丘地区 | |
---|
曳馬地区 | |
---|
江東地区 | |
---|
江西地区 | |
---|
三方原地区 | |
---|
|
---|
東地域 |
|
---|
西地域 |
入野地区 | |
---|
篠原地区 | |
---|
庄内地区 | |
---|
和地地区 | |
---|
伊佐見地区 | |
---|
神久呂地区 | |
---|
雄踏地区 | |
---|
舞阪地区 | |
---|
|
---|
南地域 |
白脇地区 | |
---|
新津地区 | |
---|
飯田地区 | |
---|
芳川地区 | |
---|
河輪地区 | |
---|
五島地区 | |
---|
可美地区 | |
---|
|
---|
地域分類は、浜松市区及び区協議会の設置等に関する条例 別表第5に掲げる分類による。 地区分類は、浜松市統計 区別・町字別世帯数人口一覧表に掲げる分類による。 カテゴリ |