江花 静(えばな しずか、1902年(明治35年)12月2日[1] - 1966年(昭和41年)7月25日[2])は、日本の内務及び台湾総督府官僚、衆議院議員(1期、民主自由党→自由党)。福島県若松市長(官選第17代)。
福島県出身。1922年(大正11年)、高等学校高等科入学資格試験に合格[1]。旧制第一早稲田高等学院に学んだ後、1928年(昭和3年)に高等試験予備試験に合格[1]。1930年(昭和5年)に高等試験行政科に合格し、台湾総督府属となった[1]。1935年(昭和10年)より地方警視となり、台南州高等警察課長、台北州高等警察課長、同外事課長を歴任した[1]。1940年(昭和15年)、地方事務官に転じ、大分県商工課長、栃木県庶務課長、同教学課長、同文書課長、秋田県官房長、青森県経済第一部長などを務めた[1][2]。
1945年(昭和20年)、若松市長に選出された。
1949年(昭和24年)、第24回衆議院議員総選挙に出馬し、当選を果たした。
その他、福島県教育委員を務めた[2]。
1966年(昭和41年)7月25日死去、63歳。死没日をもって勲四等旭日小綬章追贈(勲五等からの昇叙)、従五位から正五位に叙される[3]。