栂池高原スキー場(つがいけこうげんスキーじょう)は、長野県北安曇郡小谷村の栂池高原にあるスキー場である。
概要
- 初級から上級コースを備えた本格的スキー場である。馬の背コース、チャンピオンゲレンデは難関コースとして著名。ヘリスキー、ナイター営業を実施。クロスカントリーコースとジャンプ台が常設されている。
- スノーボードは全面滑走可能。
- 鐘の鳴る丘ゲレンデはコース幅が非常に広い(公称1,200m以上)。その名の通りコース途中に鐘が設置されたとんがり帽子の白い塔がある。この鐘を2人で鳴らすと幸せになれるといわれている。
- 1982年に設置されたゴンドラリフト「イブ」は、日本初の6人乗りゴンドラリフトで、延長4,120mは当時東洋一であった[2]。かつてはゴンドラリフト「イブ」の中間駅付近に、ケンタッキー・フライド・チキン栂池雪の広場店があり、ゴンドラに乗ったカーネル・サンダース人形がリフトを周回する広告は多数のテレビ番組やメディアに取り上げられていた。
- 2015年、バーガーキングが店舗を開いた[3]。甲信越地方唯一の店舗となっている。
- ヘリスキーは初春に実施される。天狗原までヘリで登り、そこから一番下まで降りると17 kmのロング滑走となる。
- 運営は白馬観光開発が行っている。かつて白馬観光開発は東急グループであったが、経営不振などを理由に白馬観光開発が2012年11月1日に日本スキー場開発への売却を発表。同日付で東急グループから離脱した。
沿革
スキー場データ
(出典:[11])
- 総面積 - 196ヘクタール
- 標高 - 800 m - 1,704 m(標高差 904 m)
- ゲレンデレベル比率 - 初級者50%、中級者30%、上級者20%
- 平均入り込み数 - 約27万人
コース
コースは以下の通り[11]。
- ビギナー向け
- からまつゲレンデ
- 親の原ゲレンデ
- 鐘の鳴る丘ゲレンデ
- 初心者向け
- 鐘の鳴る丘ゲレンデ
- 鐘の鳴る丘ゲレンデ2
- 丸山ゲレンデ
- 中級者向け
- 鐘の鳴る丘ゲレンデ2
- 丸山ゲレンデ
- ハンの木コース
- 白樺ゲレンデ
- 栂の森ゲレンデ
- 上級者向け
- 前山クロスカントリーコース
- リフトの数は28本。
- ゴンドラリフト - 1基→1基
- クワッドリフト - 10基→9基
- トリプルリフト - 1基→1基
- ペアリフト - 11基→7基
- シングルリフト - 4基→0基
- 動く歩道 - 1基
交通
脚注
関連項目
外部リンク