東ロマンス語(ひがしロマンスご、英: Eastern Romance languages)は、ロマンス諸語の分類例の一つで、イタロ・西ロマンス語と対を成す概念である。
イタリア標準語及びイタリア南部の言語、そしてルーマニア語を含む[1]。ルーマニアやモルドバは、属州ダキアの歴史から生じたロマンス語の飛び地である。スラブ諸語など他系統の言語に囲まれ、また現在ではギリシャ正教を受容するなど、他のロマンス語圏と比較して特異な状態にある。
ラ・スペツィア=リミニ線の東側の言語であり、標準イタリア語とルーマニア語は、複数形の表現が共通している。
種類
出典