本吉駅(もとよしえき)は、宮城県気仙沼市本吉町津谷松尾(つやまつお)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)のバス停留所である。元々は同社の気仙沼線の鉄道駅であった。
当駅を境に管轄が東北本部と盛岡支社に分かれる。当駅は盛岡支社の管轄である。また同支社管轄のバス停留所としては最南端にあたり、鉄道駅時代は盛岡支社管内最南端の駅であった。
歴史
駅構造
BRTの運行開始後も鉄道駅の駅舎を改装して利用し、線路跡に整備された専用道上に上下のバスが交換可能な乗降場が設けられている。乗降場の陸前小泉駅側に駅前広場との出入口が設けられ、当駅発着の便などの回送が可能となっている。
2013年に当駅から小金沢方面の専用道が完成した時点では、駅舎の気仙沼駅側に隣接して、専用道と駅前広場の境にBRTの乗降場が設けられた。この際、駅の南側から、線路跡を横切って駅舎へ渡れる通路が整備された。陸前小泉駅方面から当駅までの専用道が2019年11月に供用開始された際、専用道上に新しく乗降場が設けられ、その後に旧乗降場は撤去された。
駅舎では定期的に管理駅である気仙沼駅から駅員が派遣され、窓口業務を行っている。2018年11月以降は月2回(第2・第4日曜日)が営業日となっている。
なお、当駅を直通するすべての便で2 - 3分の停車時間が設定されており、一部便では当駅で乗務員交代を行う。
旧鉄道駅
島式ホーム1面2線を有する列車交換が可能な地上駅で[1]、駅舎とホームは跨線橋で連絡していた。
駅舎には窓口、待合室があるほか、構内に保線休憩所があった。気仙沼駅管理の簡易委託駅で、本吉町商工会が受託していた。
のりば
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は97人である[BRT 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。なお、気仙沼線は東日本大震災後にBRTによる復旧をしたため、2011年度(平成23年度)以前の統計は鉄道運行時のものとなる。
駅周辺
隣の停留所
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■気仙沼線BRT
- 陸前小泉駅 - 本吉駅 - 小金沢駅
脚注
記事本文
利用状況
鉄道
BRT
関連項目
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外部リンク