有松(ありまつ)は、愛知県名古屋市緑区の町名。現行行政地名は有松(丁番を持たない単独町名)と有松町大字有松。住居表示未実施[WEB 7]。
地理
有松(丁番なし)は名古屋市緑区の南部に位置し、北東は鳴海町、南は有松南・有松三丁山・有松町大字桶狭間、東は境松に接する。
有松町大字有松は区南部に位置し、区域は3か所に分かれている。
河川
小字
- 往還南(おうかんみなみ)
- 三丁山(さんちょうやま)
- 長坂南(ながさかみなみ)
- 橋東南(はしひがしみなみ)
歴史
知多郡有松村を前身とする。江戸時代初めの時点では桶廻間村(桶狭間村)の一部であったが、1608年(慶長13年)に東海道整備のため当地が開発された。当初は桶廻間村の枝郷扱いであり、正式に独立したのは1625年(寛永2年)とされている。
旧東海道沿いには古くからの建物が残っており、1984年(昭和59年)に市の町並み保存地区(有松町並み保存地区)に指定されている[WEB 8]。また、「人と風土が育てた家並」のテーマで1986年(昭和61年)度の手づくり郷土賞を受賞している[WEB 9][WEB 10]。
町名の由来
松が生い茂る景観であったことによる説や、桶廻間村の一部から新設された村であることから新町(あらまち)が転じたものとする説がある。
沿革
有松町大字有松
有松
- 2009年(平成21年)11月7日 - 緑区有松町大字有松(字往還北・橋東北の全域および往還南・橋東南・長坂南の各一部)・大字桶狭間(字高根・生山の各一部)・大高町(字北平部・中平部の各一部)・鳴海町(字有松裏・鎌研・大将ケ根・米塚の各一部)の各一部より、同区有松が成立[WEB 1]。
史跡
世帯数と人口
2019年(平成31年)3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 3]。
町丁・字 |
世帯数 |
人口
|
有松
|
513世帯
|
1,110人
|
有松町大字有松
|
124世帯
|
299人
|
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 12]。また、公立高等学校全日制普通科に通う場合の学区[注釈 1]は以下の通りとなる。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
交通
鉄道
道路
施設

300 m
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
名古屋市立有松小学校
2
名古屋有松郵便局
3
緑警察署 有松交番
4
有松・鳴海絞会館
5
碧海信用金庫有松支店
6
名古屋情報専門学校
7
祇園寺
その他
日本郵便
脚注
注釈
出典
WEB
書籍
参考文献
関連項目
外部リンク
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区役所管内 |
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徳重支所管内 |
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旧自治体 | |
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注 | |
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