『幼獣マメシバ』(ようじゅうマメシバ)は、2009年に制作及び公開・放送された映画・テレビドラマである。全11回放送。映画公開は同年6月。
また青木光恵による漫画版が『まんがくらぶオリジナル』(竹書房)2009年3月号より10月号まで連載された。
本稿では、『幼獣マメシバ』の続編・シリーズとなる以下の作品に関しても説明する。
無職の中年ニート芝二郎は引きこもりの生活を送っていたが、父が旅行先で亡くなり母も家出してしまう。数日後、陽介が二郎の家を訪れ、鞠子に「二郎に渡して欲しい」と頼まれた封筒を届けに来る。中には「芝一郎」名義の通帳が入っていた。「一郎って誰?」と二人が疑問に思っていると自宅の庭にひょっこり柴の子犬が現れる・・・
二郎が子供の頃、一郎(一代目)が喋ったと思わせるイタズラをしたり、二郎が旅行に行きたいと言わなくなるように「県道を越えたら最後。二度と人を信じられなくなる。」等と嘘をついて二郎が半径3キロ圏内から出なくなる原因になった。
2009年6月13日に全国9館にて公開。 追加キャスト
上映時間106分。
キャッチコピーは「ボクが連れて行ってあげる」。
TVドラマ版の総集編等ではなく、時系列的にはTVドラマ版の後の話となるが、TVドラマ版と連続した物語でないパラレルワールド的な内容となっている。
母の仕掛けた冒険から二年。二郎は再び引きこもっていた。そんな二郎の元に、母から再びミッションが下った。
前作「幼獣マメシバ」では制作局として東名阪ネット6各局(テレビ神奈川、千葉テレビ放送、テレビ埼玉、三重テレビ放送、KBS京都、サンテレビジョン)は正式には挙げられていなかったが、今作は東名阪ネット6各局及び札幌テレビ放送、TVQ九州放送、とちぎテレビが共同制作局となる。
動物ドラマシリーズの前後作(『犬飼さんちの犬』、『くろねこルーシー』)の制作局である岐阜放送は今作に限り共同制作局には入っておらず、放送予定もない。
2012年2月4日に公開された映画『幼獣マメシバ』のその後を描く映画シリーズ第2弾。全編3D映画での上映。
キャッチコピーは「働かざるもの、食うべからず。37歳児、芝二郎。明日はどっちだ?」。
映画版の『幼獣マメシバ』と同様に、TVドラマ版の『マメシバ一郎』とはパラレルワールド的な物語となっている。
芝二郎は、前作『マメシバ一郎』で中年ニートから脱し、ペットショップで働くことになった。しかし実家が売られ、二郎は追い出され、更には二郎の前に借金取りが現れてしまう。
前作「マメシバ一郎」での制作局9局に加え、「マメシバ一郎」では制作局に入らなかった岐阜放送とテレビせとうちも制作局に加わり、東名阪ネット6の6局、そのほかの局5局とあわせて11局の共同制作となる。
2013年2月9日に公開された、映画シリーズ第3弾。
キャッチコピーは「中年ニート・芝二郎、幼獣・一郎と自分探し中。柴犬なんて、ララーラーララララーラー♪」
ドラマ版の監督は、映画『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』や『恋文日和』(日本テレビ)を手掛けた御法川修が務め、ファンタジックなメルヘンムードを漂わせる作風に変化しており、芝二郎が旅先で出会うマドンナとの恋愛模様を匂わせる演出が強調されている。
芝二郎は、前作『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』でペットショップで働くことになったが、今作では家出してしまったというストーリーである。
今作では、2014年7月当初から放送予定と発表されている放送局全20局が制作局となっている(2014年8月以降にネット受けを決めた局は、制作局としては参加しない)。また、前作までは放送がなかった群馬テレビが参加・放送することになったことで、東名阪ネット6だけでなく5いっしょ3ちゃんねる共同制作ともなった。これらの制作局・放送局は、動物ドラマシリーズの前作である『猫侍』の制作局・放送局を基本的に引き継いでいる[13]。
2014年9月20日に公開された、映画シリーズ第4弾。
『まんがくらぶオリジナル』(竹書房)連載。上記フォトブックとの合本「オフィシャルコミック&フォトブック」として単行本化されている。
柳雪花・著 文庫版上下巻が竹書房より刊行されている。
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1:一部、東名阪ネット6制作扱いの作品を含む。テレビ番組・映画の両方を展開している作品は、両方に記載。2:『走る男女子部』・『走る男 THE FINAL』は一部局が制作局から外れているため、共同制作のリストには含めない。3:現在は首都圏トライアングル制作に移管。4:『モンキーパーマIII』は一部局が制作局から外れているため、共同制作のリストには含めない。