市場 泰男(いちば やすお、1924年4月26日 - 2016年[1])は、日本のサイエンスライター、翻訳家。
来歴
東京都生まれ。1946年東京帝国大学理学部中退。平凡社編集局に勤務[2]。はじめ子供向け科学読み物を書き、その後翻訳で活動する。中でも『奇妙な論理』[3][4]はロングセラー。
著書
単著
- 『水 その生いたちと力』さ・え・ら書房〈ぼくたちの研究室〉、1950年。
- 『すばらしい原子力』山浦寿子絵、さ・え・ら書房〈社会科絵物語 4〉、1955年。
- 『放射線のなぞ』菅野陽太郎絵、麦書房〈雨の日文庫 第2集 15〉、1958年。
- 『大空にいどんだ人々』小坂茂絵、さ・え・ら書房〈さ・え・ら伝記ライブラリー2〉、1965年。
- 『通信の開拓者たち』吉崎正巳絵、さ・え・ら書房〈さ・え・ら伝記ライブラリー13〉、1966年。
- 『スピードくらべ』池田献児ほか絵、偕成社〈絵百科なぜとなに2〉、1968年。
- 『にっぽん一・せかい一』石田武雄絵、偕成社〈絵百科なぜとなに9〉、1969年。
- 『みのまわりのふしぎ』山田常郎絵、偕成社〈絵百科なぜとなに19〉、1970年。
- 『10人の発明家』寺島竜一絵、実業之日本社〈世界の10人シリーズ3〉、1972年。
- 『素顔の科学史99の謎 教科書にもない真実のドラマ』産報ジャーナル〈Sanpo books・新書判〉、1977年10月。
- 『時計のはなし』さ・え・ら書房〈人間の知恵〉、1982年3月。ISBN 4-378-03708-4。
- 『夢か科学か妄説か 古代中世の自然観』平凡社〈自然叢書4〉、1987年7月。ISBN 4-582-54604-8。
共著
- 星野芳郎『原子ばくだん物語』太田大八絵、実業之日本社〈お話博物館 6年生〉、1955年。
- 菅井準一『宇宙のふしぎ 星・宇宙・宇宙飛行』あすなろ書房〈こどもの質問に答える7〉、1967年9月。
- 菅井準一『宇宙のふしぎ 月・太陽・太陽系』あすなろ書房〈こどもの質問に答える8〉、1967年9月。
翻訳
脚注
参考文献
関連項目