岸 昌(きし さかえ、1922年1月22日 - 2011年1月21日[1])は、大阪府出身の日本の官僚、大阪府知事。位階は従三位。
来歴
人物
- 帯江戸川家江戸家老・岸常右衛門(100石)の末裔といわれている。
- 帝大在学中は平泉澄率いる学生団体「朱光会」に所属。
- 日本政府沖縄事務所長時代に、外務大臣宛ての公電で、「沖縄の心」に配慮し、本土と沖縄との「対話」を広げること、「第二の琉球処分」と批判されないようにすること、沖縄を政治・財政的な「重荷」と捉えないことを進言した[6]。
- 府知事就任以前から「公害対策は企業の生産性を圧迫する。メダカやホタルが府税を負担してくれるわけではない」「私のバックボーンは皇国史観」「女は本能に属するもの」等々、自身の思想・信条や価値観を堂々と公言する姿勢はたびたび激しい賛否両論を巻き起こした。
- 2府4県による「近畿圏構想」を提唱した。
栄典
著書
脚注
関連項目