小鳥谷駅(こずやえき)は、岩手県二戸郡一戸町小鳥谷字中屋敷にある、IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線の駅である。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を有する。
二戸駅管理で、一戸町に業務を委託している簡易委託駅。駅舎には出札窓口があり、硬券乗車券や入場券、補充券を販売している。また、駅事務室の空き部分を利用したJA新いわて小鳥谷支所の農産物直売所「ニコニコ駅こずや」がある。
のりば
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改札口(2023年9月)
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ホーム(2023年9月)
利用状況
IGRいわて銀河鉄道によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は78人である[利用客数 1]。
2002年度(平成14年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
バス路線
その他
大正末年、当駅から葛巻を経由し、小川鉱山(現在の岩泉町にかつて存在した)とを結ぶ東北鉄道鉱業線の建設が計画され、1926年(大正15年)11月4日には駅前で起工式が行われた。しかし実際に一部区域で建設工事には着手したものの、不況や資金難のために工事は中止され、未成線に終わった。
隣の駅
- IGRいわて銀河鉄道
- ■いわて銀河鉄道線
- 小繋駅 - 小鳥谷駅 - 一戸駅
脚注
記事本文
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、415頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『逓信省告示第553号』明治35年11月10日官報第5806号14ページ
- ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-124-4。
- ^ 「駅を明るく 一戸のIGR小鳥谷駅 ミニ産直 出発進行 新鮮野菜や花を販売 出だしから好調」『岩手日報』岩手日報社、2004年4月15日、17面。
- ^ a b “小鳥谷駅”. IGRいわて銀河鉄道. 2021年4月11日閲覧。
利用状況
関連項目
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外部リンク
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(盛岡 - 目時間:いわて銀河鉄道線、目時 - 青森間:青い森鉄道線) |
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*打消線は廃駅・廃信号場 |