乙供駅(おっともえき)は、青森県上北郡東北町字上笹橋にある、青い森鉄道青い森鉄道線の駅である。
日本国有鉄道(国鉄)・東日本旅客鉄道(JR東日本)時代(1984年(昭和59年)2月から[3])には、特急はつかりが1日1往復停車していた時期もあった。
歴史
駅構造
単式ホーム2面2線を持つ地上駅である。平成初期までは2面3線で、廃止された中線(2番線)は特急・貨物列車の待避などに使用されていた。現在は架線が撤去され、保守用車両の留置線となっている。互いのホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を有する。
無人駅[2]である(野辺地駅管理)。自動券売機が設置されている[2]。
のりば
-
改札口(2023年9月)
-
ホーム(2023年9月)
利用状況
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
バス路線
その他
双方とも十和田観光電鉄バスによって結ばれている。
乙供森林鉄道
かつて、乙供駅から上北鉱山までの全長28.4kmを結ぶ軌道が存在していた。正式名は坪川林道。1919年(大正8年)に開業し、鉱山へ向かう人員や上北鉱山の産出物・坪川流域の林産物の運搬を行っていた。物資の集積された乙供駅周辺は製材所が立ち並ぶなど大いに発展した。1960年(昭和35年)に鉱山軌道が撤去されたのち、1963年(昭和38年)に廃止された[9]。
現在、軌道跡はその一部が農道や水路に転換されているのみで、面影を残すところは少ない。乙供駅からみどりの大地とロマンの森公園へと向かう道路はその一例である[10]。
隣の駅
- 青い森鉄道
- ■青い森鉄道線
- □快速「しもきた」(一部列車のみ停車)
- 上北町駅 - 乙供駅 - 野辺地駅
- ■普通
- 上北町駅 - 乙供駅 - *千曳駅 - 野辺地駅
- *560M列車は千曳駅通過[11]
脚注
記事本文
注釈
- ^ ただし、同日は窓口が臨時休業となるため、実際の営業終了日は前日の3月16日であった[2]。
出典
利用状況
- JR東日本
- 国土交通省
- その他
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
乙供駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
|
---|
(盛岡 - 目時間:いわて銀河鉄道線、目時 - 青森間:青い森鉄道線) |
|
*打消線は廃駅・廃信号場 |