寺崎 覚（本姓:寺﨑 覺、てらさき さとる、1894年（明治27年）8月13日^[1] - 1984年（昭和59年）2月2日^[2][3]）は、昭和期の農民運動家、政治家。衆議院議員、久留米市功労者^[3]。

福岡県^[2][3]久留米市津福本町^[1]で生まれる。

久留米市鳥飼産業組合理事、同鳥飼農業会長、久留米市農地委員会長、福岡県農村青年連盟久留米地区委員長、久留米市鳥飼農業協同組合理事などを務めた^[1][2]。

1947年（昭和22年）4月の第23回衆議院議員総選挙に福岡県第3区から出馬して初当選^[1][2][3][4]。1949年（昭和24年）1月の第24回総選挙で再選され^[1][5]、衆議院議員に連続2期在任した^[2][3]。この間、日本農民党情報部長などを務めた^[2][3]。

その後、久留米市教育委員会委員長に就任した^[1]。

• 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第23回』衆議院事務局、1948年。
• 篠原正一『久留米人物誌』久留米人物誌刊行委員会、1981年。
• 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
• 『新訂 政治家人名事典 明治～昭和』日外アソシエーツ、2003年。
• 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。

表 話 編 歴 旧福岡3区選出衆議院議員(1947年 - 1993年)
定数5	第23回 荒木万寿夫 石井光次郎 寺崎覚 古賀喜太郎 田中稔男 第24回 龍野喜一郎 甲木保 高橋権六 荒木万寿夫 寺崎覚 第25回 楢橋渡 田中稔男 荒木万寿夫 石井光次郎 山崎巌 第26回 稲富稜人 荒木万寿夫 石井光次郎 田中稔男 山崎巌 第27回 楢橋渡 田中稔男 石井光次郎 稲富稜人 山崎巌 第28回 荒木万寿夫 山崎巌 石井光次郎 田中稔男 楢橋渡 第29回 山崎巌 荒木万寿夫 楢橋渡 石井光次郎 稲富稜人 第30回 荒木万寿夫 山崎巌 石井光次郎 細谷治嘉 稲富稜人 第31回 稲富稜人 石井光次郎 細谷治嘉 荒木万寿夫 山崎巌 第32回 山崎平八郎 鬼木勝利 荒木万寿夫 細谷治嘉 石井光次郎 第33回 稲富稜人 細谷治嘉 楢橋渡↓ 山崎平八郎 荒木万寿夫↓ 鬼木勝利↑ 楢橋進↑ 第34回 山崎平八郎 細谷治嘉 権藤恒夫 楢橋進 稲富稜人 第35回 細谷治嘉 稲富稜人 山崎平八郎 権藤恒夫 楢橋進 第36回 古賀誠 楢橋進 細谷治嘉 稲富稜人 山崎平八郎 第37回 細谷治嘉 権藤恒夫 古賀誠 山崎平八郎 稲富稜人 第38回 古賀正浩 古賀誠 細谷治嘉 権藤恒夫 山崎平八郎 第39回 細谷治通 古賀誠 古賀正浩 権藤恒夫 古賀一成 第40回 古賀正浩 古賀誠 権藤恒夫 細谷治通 古賀一成
↓：途中辞職、失職など、↑：補欠選挙で当選。