安保 一生(あんぼ いっせい、1972年5月8日 - )は日本のギタリスト、音楽プロデューサー。旧芸名は杉元 一生(すぎもと いっせい)。本名同じ。安保 "Suginho" 一生(あんぼ すぎーにょ いっせい)と名乗る事もある。
略歴
人物
- 1972年、東京都で出生。小学校の途中から高校まで富山県で過ごしていた[10]。
- フェイバリット・アーティストは、スティーヴ・ヴァイ、ポール・ギルバート[11]。WANDS時代の愛用ギターも、スティーブ・ヴァイやポール・ギルバートが使用していたアイバニーズ製のギターを使用していた。
- 初めてギターを弾いたのは中学3年生の時であり[12]、最初に弾いたのはBOØWYの「Marionette -マリオネット-」で[13]、最初にコピーバンドを組んだのもBOØWYだったと語っている[14]。高校生になってからは、イングヴェイ・マルムスティーンやドッケンなどをコピーするようになっていった[15]。また、22歳の頃までは、ギターと同時にボーカルも務めていた[16]。
- 大学生時代は、洋楽の様々なジャンル、ルーツなどの研究を行い[17]、作曲と宅録をやるようになったのもこの頃で、図書館などで楽典や作曲法といった理論を独学で学んでいた[18]。
- 大学生の時からレコード会社にデモテープを送り続ける。WANDSに加入するまで、英語の家庭教師などのアルバイトをしながら、某音楽事務所の制作現場で技術を磨く。これが縁で日本を代表する大物アーティストの付き人としての経験を積む。これらの活動がこの後のWANDSメンバー加入へとつながっていく。
- 1995年からデビューする1997年までの間は、原盤制作やマネジメントスタッフなども経験し、ビーイングの制作メソッドを自分なりに研究していたと述べている[19]。また、織田哲郎のメロディーも、一時期猛烈に研究していたとのこと[20]。
- WANDS時代は、ほぼ全曲のコーラスを担当していた[21]。
- "Suginho"とは、新メンバーとして加入直後のflow-warのファンクラブイベントで出されたカクテルの名前に由来する。お酒が飲めない為ノンアルコールで、メンバーの中で一番「子供っぽい」ということで、スペイン語で「~の子供」という意味の"-nho"と、旧芸名をくっつけて作られた。お気に入りのサッカー選手、Ronaldinhoの名前に引っ掛けてある。彼が前事務所を辞めた後の活動名にこの愛称を入れ込んだ理由は「全く知名度のない本名とかつての芸名との落しどころ」。また、セレソンのジュニーニョやロビーニョから来ているとも語っている[22]。
- WANDSのメンバーであった木村真也、松元治郎(WANDS活動当時は和久二郎名義)とは解散以降も交流があり、2012年からは松元のソロ活動再開のサポート、プロデューサーも務めている。
- 2002~2004年頃は大阪に住んでいた。その頃も松元とはちょくちょく連絡を取り合っており、松元からの依頼で、送られてきたデモにコード付けなども行っていたとのこと[23]。
- WANDS時代に関しては、短い間に色々あったが嫌な記憶とは思ってはいなく、WANDSの一員であったことに誇りを持っていると語っている[24]。
- 過去に雑誌のギターヒーローで、活動の転機になった曲として「Brand New Love」を上げたことがある[25]。
ディスコグラフィー
ミニアルバム
オムニバスアルバム
公演
- イベント 「"Live Circus" Act.01」(2011年3月28日) 会場:目黒LIVE STATION
- Suginho Session名義でグループ参加[4][5]
- ミニライブ 「ギターという名のMagic Wand」(2014年6月15日) 会場:東急ハンズ渋谷店 HINT7
プロデュース・楽曲提供など
プロデュース
- 「Reverb」(2012年10月12日)
- 「I come back again」(2016年2月2日)
サウンドプロデュース
- 「風ノ女神」(2006年2月22日)
- 「空フル ~虹を架けろ~」(2006年6月21日)
- 「君の声/オレンジ」(2006年11月22日)
- 「ひとりぼっちの君へ / 大切な言葉」(2007年2月14日)
- 「空空寂寂」(2007年3月28日)
- 「閃光の瞬き」(2010年2月17日)
- 「Communication Breakdown」(2010年7月7日)
- 「Crush Tears I」(2010年8月25日)
- 「Dearest」(2010年9月8日)
- 「変わらぬ想い」(2011年2月23日)
- 「Shining」(2011年4月27日)
- 「Dearest II」(2011年7月20日)
- 「え?あぁ、そう。」(2010年11月3日)
- 「noah」※共同サウンドプロデュース(2011年11月23日)[26]
- 「genesis」※共同サウンドプロデュース(2012年1月18日)[27]
- 「MEMORY OF GENESIS」※共同サウンドプロデュース(2012年9月26日)[28]
- 「SONICONICOROCK -Tribute To VOCALOID-」(2012年2月8日)[29]
ディレクター
- 「FOR YOUR SMILE」
- 「ひらり」(2009年8月26日)
- 「ブーゲンビリア」(2010年1月20日)
- 「てぃんがーら」(2011年3月16日)
- 「Unofficial」(2008年8月6日)[30]
- 「Stick 'em up!」(2008年10月22日)[31]
- 「DRIVE-BY SHOOTING」(2008年10月22日)[32]
- 「嘆きのエンドレス」(2008年10月22日)
- 「狼煙 -NOROSHI-」(2008年11月26日)
- 「WILL」(2009年8月5日)
- 「B.L. -Ballad of Lip-」(2009年8月5日)[33]
- 「男道」(2009年10月14日)
- 「本当に僕でいいんですか」(2010年2月24日)
- 「愛の唄」(2010年8月4日)
- 「上京物語」(2010年9月1日)
- 「色糸」(2011年6月22日)
- 「Flower Drops」(2011年6月29日)
- 「魔法使いのショコラティエ -Le Chocolatier Enchante-」(2012年1月25日)[34] ※楽器REC ディレクション
- 「イカロス君のうた」feat.間宮くるみ(2012年3月11日)[35]
- 「ROUTE to ROOTS」(2012年4月25日)[36]
- 「アザレアの心臓」(2013年4月3日)[37] ※生リズムREC ディレクション&EDIT
- 「ドキドキ☆夏恋物語」(2014年8月6日)[38]
- 「still I love you」(2014年8月6日)[38]
- 「第一次わんにゃん大論争」(2014年8月6日)[38]
作詞
- 「変わらぬ想い」※clearと共同作詞(2011年2月23日)
作曲
- 「逃亡者」※アルバム「Reverb」収録曲(2012年10月12日)
- 「Lip Server」※アルバム「I come back again」収録曲(2016年2月2日)
- 「Shake it off」※アルバム「I come back again」収録曲(2016年2月2日)
作詞・作曲
- 「FOR YOUR SMILE」
作曲・編曲
- 「願いひとつ/may/day」(2010年10月27日)
- 「おもちゃの兵隊」※アルバム「DOLLS APARTMENT」収録曲(2012年12月12日)[39][40]
編曲
- 「Fire◎Flower」※アルバム「Dearest」収録曲(2010年9月8日)
- 「Under the Snow」※アルバム「Dearest」収録曲(2010年9月8日)
- 「Shining」(2011年4月27日)
- 「Super Lady」(2010年9月29日)
- 「色糸」(2011年6月22日)
- 「空想少女への恋手紙」(2012年11月12日)[41]
- 「弧ギツネの乱」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42]
- 「天照ラセ」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42]
- 「アマツキツネ」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42]
- 「空想少女への恋手紙」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42]
- 「Reverb」※全曲(2012年10月12日)
- 「I come back again」※全曲(2016年2月2日)
- 「Merrily High Go Round」※DOLL$BOXXと共同で編曲、アルバム「DOLLS APARTMENT」収録曲(2012年12月12日)[39][40]
- 「逢いたい」※アルバム「Lucky Now」収録曲(2013年7月10日)[43]
プログラミング
- 「ROUTE to ROOTS」(2012年4月25日)[36]
サウンドプログラミング
- 「2010 FIRST TOUR 上京物語」DVD(2011年1月12日)
ボーカルディレクション
- 「島風〜夢来人の唄〜」(2010年8月18日)
- 「ビーチボーイズ」(2011年7月13日)
- V.A.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」キャラクターソング アルバム
- 「Illusion Garden/パンドラ(CV:水樹奈々)×19's Sound Factory」(2011年8月10日)
- 「MERRY GO ROUND」(2011年12月14日)[44]
- 「DOLLS APARTMENT」(2012年12月12日)[39]
- 「Primrose Flower Voice」(2013年1月30日)[45]
- 「Concentration」(2013年5月29日)[46]
- 「Scenes of Infinity」(2013年5月29日)[47]
- 「ICARUS」(2014年6月20日)[48]
- 「monument」(2014年11月5日)
- 「Welcome!」※M-2~5,8,10,11(2016年6月22日)
- 「affected」(2014年10月22日)
- 「VAMPIR」(2015年4月26日)
- 「Wings」(2015年8月14日)
- 「REBIRTH Revisited」(2015年12月30日)
- 「Black Pentagram」(2016年12月29日)
ミックス
- 「ふうせんガム -MHK 2011 ver.-」(2012年2月29日)[49]
- 「イカロス君のうた」feat.間宮くるみ(2012年3月11日)[35]
- 「Rink -Junky×鏡音リン THE BEST-」(2012年4月25日)[50]
- 「I ♥(アイラブ)」(2012年7月11日)[51]
- 「空想少女への恋手紙」(2012年11月12日)[41]
- 「弧ギツネの乱」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42]
- 「天照ラセ」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42]
- 「アマツキツネ」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42]
- 「空想少女への恋手紙」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42]
- 「flower of sorrow」※アルバム「Primrose Flower Voice」収録曲(2013年1月30日)[45]
- 「狐ノ嫁入リ」※アルバム「Primrose Flower Voice」収録曲(2013年1月30日)[45]
- 「花のうた」※アルバム「Primrose Flower Voice」収録曲(2013年1月30日)[45]
- 「Concentration」(2013年5月29日)[46]
- 「逢いたい」※アルバム「Lucky Now」収録曲(2013年7月10日)[43]
- 「ぽこた一座の全国行脚 ~ぽけたすんのほぼ誕生日を自分から祝われに行きます(/// ̄( 工) ̄///)」(2014年3月26日) ※DVD[52]
- 「ドキドキ☆夏恋物語」(2014年8月6日)[38]
- 「still I love you」(2014年8月6日)[38]
- 「第一次わんにゃん大論争」(2014年8月6日)[38]
- 「regeneration」(2014年6月25日)[53]
レコーディング
- U-ya Asaoka (exFIELD OF VIEW)
- 「シャララ」※アルバム「ウタハトビラヲアケテユク」収録曲(2009年11月25日)[1] ※ギターで参加
- 「ふうせんガム -MHK 2011 ver.-」(2012年2月29日)[49]
- 「空想少女への恋手紙」(2012年11月12日)[41] ※ギターで参加
- 「弧ギツネの乱」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42] ※ギターで参加
- 「天照ラセ」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42] ※ギターで参加
- 「アマツキツネ」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42] ※ギターで参加
- 「空想少女への恋手紙」※アルバム「空想メモライズ」収録曲(2013年8月28日)[42] ※ギターで参加
- 「逢いたい」※アルバム「Lucky Now」収録曲(2013年7月10日)[43] ※ギターで参加
- 「regeneration」(2014年6月25日) ※ボーカルREC[53]
- 「ドキドキ☆夏恋物語」(2014年8月6日)[38] ※ギターで参加
マスタリング
- 「Concentration」(2013年5月29日)[46]
- 「still I love you」(2014年8月6日)[38] ※REC エンジニア
- 「第一次わんにゃん大論争」(2014年8月6日)[38] ※REC エンジニア
サポートギター
- 「北極星 -The Polestar-」(2005年6月22日)[54]
- 「Hydrangea」※アルバム「Scenes of Infinity」収録曲(2013年5月29日)[47] ※アディショナル・ギターソロ
ライブ
- 「Fayray Live Tour 2003 “Love & Observe”」(2003年1月29日)[55] ※ギタリストで参加
- 「Mai Kuraki『5th Anniversary Edition “Grow, Step by Step』」(2005年1月5日)[56] ※ギタリストで参加
- U-ya Asaoka (exFIELD OF VIEW)
- 「15th Anniversary 2009-2010 6th LIVE TOUR ~ ウタハトビラヲアケテユク~」(2009年12月12日~12月19日)[2][3] ※ギタリストで参加
- 「富士市文化会館ロゼシアター」(2010年1月10日)[57] ※ギタリストで参加
- 「ブーゲンビリア2010」(2010年3月2日~3月5日) ※ギタリストで参加
- 「KAmiYU in Wonderland 2 in グランキューブ大阪」(2011年8月28日)[58] ※マニピュレート
- 「松元治郎 1st LIVE」(2012年12月2日)[59][60] ※ギタリストで参加、コンサート制作[60]
- 「松元治郎 2nd LIVE」(2016年3月13日)※ギタリストで参加、コンサート制作
- 「LIVE@新宿JAM 5days」(2013年6月)[61] ※ギタリストで参加、同期制作[61]
- 「ぽこた一座の全国行脚 ~ぽけたすんのほぼ誕生日を自分から祝われに行きます(/// ̄( 工) ̄///)」(2013年12月4日~2014年1月13日) ※ギタリスト、バンドマスターで参加[62]
出演
DVD
- 「ぽこた一座の全国行脚 ~ぽけたすんのほぼ誕生日を自分から祝われに行きます(/// ̄( 工) ̄///)」(2014年3月26日) ※ギタリストで参加[52]
PV
- 「white love」(2013年)[63]
- 「ドキドキ☆夏恋物語」(2014年)[38]
関連項目
脚注
外部リンク
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メンバー |
現行メンバー |
上原大史 (Vocal)5 - 柴崎浩 (Guitar)1,2,4,5 - 木村真也 (Keyboard)2,3,5 ※右肩の数字は在籍した期
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過去のメンバー | |
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シングル |
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アルバム |
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楽曲提供 | |
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映像作品 | |
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WANDS加入前・脱退後 | |
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関連項目 | |
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カテゴリ |