大橋 昭好(おおはし あきよし、旧姓:菅藤[1]、1962年12月11日 - )は、静岡県出身の元サッカー選手、指導者。現役時代のポジションはゴールキーパー。
来歴
藤枝東高校2年時に高校選手権に出場し、初戦敗退[2][3]。
卒業後の1981年に日本サッカーリーグのヤマハ発動機(後のジュビロ磐田)に加入[1]。2年目の1982年シーズンに出場機会を得ると、JSL2部優勝に貢献[4]。天皇杯では決勝のフジタ工業戦を無失点に抑えてチームの初優勝に貢献した[5]。
翌1983年、大学NO.1キーパーと称され、後に日本代表となる森下申一が加入すると、出場機会を失うようになった[4][5]。「シュートに対する反応の早さ」が持ち味の森下に対して、1対1の強さに定評があったが[5]、ヤマハではJSL1部通算12試合出場に留まった[1]。
1990年、トヨタ自動車(後の名古屋グランパスエイト)に移籍[1]。正キーパーとなるとJSL1部通算41試合に出場[1]、1991年に行われた第2回コニカカップでは全7試合に出場しチームの優勝に貢献した[1]。プロ化により名古屋グランパスエイトへと移行後もチームに在籍したが、出場機会はなかった[6]。
1993年にジャパンフットボールリーグの柏レイソルへ移籍し、準会員チームとしての参加となったJリーグカップでは6試合に出場した[6]。1995年に本田技研へ移籍し、1997年限りで現役引退した[7]。
1998年からは本田技研でGKコーチや監督を務め、2002年にジュビロ磐田に戻り、2008年までユースチームやトップチームでGKコーチを務めた[7]。2009年からはU-17サッカー日本代表を皮切りに育成年代のGKコーチを務め、2016年にはJFA 公認S級コーチを取得した[7]。同年、高倉麻子の監督就任に伴いサッカー日本女子代表のGKコーチを務めている[4][8]。
選手歴
個人成績
指導歴
- 1998年-1999年 本田技研 GKコーチ[7]
- 2000年-2001年 本田技研 監督[7]
- 2002年 ジュビロ磐田下部組織 GKコーチ[7]
- 2003年-2007年 ジュビロ磐田ユース GKコーチ[7]
- 2007年-2008年 ジュビロ磐田 GKコーチ[7]
- 2009年 U-15日本代表 GKコーチ[7]
- 2010年 U-16日本代表 GKコーチ[7]
- 2011年 U-17日本代表 GKコーチ/U-15日本代表 GKコーチ[7]
- 2012年 U-16日本代表 GKコーチ[7]
- 2013年 U-17日本代表 GKコーチ[7]
- 2014年 U-16日本代表 GKコーチ[7]
- 2015年- JFAユース育成サブダイレクター[7]
- 2016年- 日本女子代表 GKコーチ[8][9]
脚注
関連項目
外部リンク