第4回ジャパンフットボールリーグは、1995年度に開催されたジャパンフットボールリーグ(JFL)のリーグ戦である。福岡ブルックスが優勝した。
概要
今シーズンは福岡ブルックスとヴィッセル神戸が新たに準会員として承認され京都パープルサンガを加えた3チームによって昇格争いが行われた。
Jリーグ昇格争いは、開幕から11連勝、さらに1敗を挟んで9連勝し首位を独走する福岡を、前半戦で5敗し昇格が危ぶまれた京都が後半戦に8連勝するなどし猛追する形となり、第29節までに福岡、京都の両クラブの昇格が確定したが、優勝争いは京都が第28節の直接対決で福岡に延長Vゴールで勝利したことなどから一旦勝点差1で逆転し、10月29日の最終節にまで縺れ込んだ。しかし京都は優勝のプレッシャーからか最下位の西濃運輸戦を1-2(延長Vゴール)で落としたのに対し、福岡は福島FCを3-1で退けJFL優勝を決めた。
大会概要
参加クラブ
第4回JFLの参加クラブは以下の通りである。このうち福島FCおよびブランメル仙台が地域リーグからの昇格クラブである。また、組織変更・移転等により、中央防犯FC藤枝ブルックスは福岡ブルックスに、PJMフューチャーズは鳥栖フューチャーズに、大塚製薬サッカー部は大塚FCヴォルティス徳島に、川崎製鉄サッカー部はヴィッセル神戸に、甲府サッカークラブはヴァンフォーレ甲府に、東北電力サッカー部はブランメル仙台に名称変更した。
- ☆=Jリーグ準会員クラブ
- ※前年度成績=特記なきものは第3回JFL(1994年)のもの
年間順位
順位 |
クラブ |
勝点 |
勝利 |
PK敗 |
敗戦 |
得点 |
失点 |
得失差
|
1位 |
福岡ブルックス |
72 |
24 |
0 |
6 |
83 |
25 |
+58
|
2位 |
京都パープルサンガ |
70 |
23 |
1 |
6 |
74 |
38 |
+36
|
3位 |
東京ガス |
61 |
20 |
1 |
9 |
66 |
35 |
+31
|
4位 |
鳥栖フューチャーズ |
60 |
19 |
3 |
8 |
47 |
37 |
+10
|
5位 |
大塚FC |
57 |
19 |
0 |
11 |
53 |
28 |
+25
|
6位 |
ヴィッセル神戸 |
55 |
18 |
1 |
11 |
53 |
36 |
+17
|
7位 |
本田技研 |
49 |
16 |
1 |
13 |
58 |
42 |
+16
|
8位 |
東芝 |
46 |
15 |
1 |
14 |
46 |
55 |
-9
|
9位 |
ヴァンフォーレ甲府 |
43 |
14 |
1 |
15 |
54 |
54 |
±0
|
10位 |
NEC山形 |
41 |
13 |
2 |
15 |
45 |
47 |
-2
|
11位 |
コスモ石油 |
36 |
11 |
3 |
16 |
27 |
47 |
-20
|
12位 |
富士通 |
34 |
11 |
1 |
18 |
45 |
61 |
-16
|
13位 |
福島FC |
33 |
11 |
0 |
19 |
24 |
67 |
-43
|
14位 |
NTT関東 |
31 |
9 |
4 |
17 |
34 |
63 |
-29
|
15位 |
ブランメル仙台 |
27 |
9 |
0 |
21 |
40 |
79 |
-39
|
16位 |
西濃運輸 |
26 |
8 |
2 |
20 |
27 |
62 |
-35
|
得点ランキング
表彰
賞 |
選手名 |
所属クラブ
|
得点王 |
ロペス |
本田技研
|
新人王 |
永井篤志 |
福岡ブルックス
|
ベストGK賞 |
佐野友昭
|
ベスト11
関連項目
外部リンク